誰かの人生にひとつずつ
ヨロコビの記憶を
刻んでいく。

Kensho Takai

高井 謙昇
AOKI営業部
五反田店 ストアマネジャー
2019年度入社

CAREER

2019年
新卒入社 
AOKI 大田千鳥総本店
2019年
AOKI 大井町駅前店
2020年
AOKI 秋葉原店
2021年
ストアサブマネジャー
昇進
2022年
AOKI 銀座本店
2024年
AOKI 五反田店
2024年
ストアマネジャー
昇進

NOW

PROFILE

大学時代は生活雑貨店、カフェ、居酒屋でのアルバイトを経験し、小売業界を中心に就職活動を行う。お客さまのさまざまなライフシーンに携われることや、会社説明会や店舗に訪れた際の社員の人柄に魅力を感じ、AOKIに入社。現在はAOKI五反田店でストアマネジャー(店長)を務めている。

人生の大切な瞬間を、
彩る仕事。

「おめでとうございます!」

開口一番にとびきりの笑顔でお祝いの言葉をくださった店員さんがいました。初めてAOKIに足を運び、成人式用のスーツを探していると伝えたときのことです。「では、こちらにどうぞ」と私を案内し、体格や好みからサイズや色柄を一緒になって考え、ベストなスタイリングを提案してくれる。気持ちのよい接客と晴れ舞台にぴったりのスーツに出会い、アパレル店で初めて感動を味わった場所がAOKIでした。

その翌年に始まった就職活動では、合同説明会でAOKIのブースに足を運んでみました。案内してくださった人事部の皆さんが、就活生というよりもお客さまのようにもてなしてくれたのが印象的だったのを覚えています。この人たちと一緒に誰かの人生の大切なシーンを彩るお手伝いがしたい。そんな想いが次第に膨らんでいき、最終的な入社の決め手にもなりました。

店舗に配属になって1年目の冬、高校生とお母さまがご来店され「大学の入学式用のスーツを買いたくて」とお声掛けいただいた瞬間、私の口から自然にあの言葉が出てきました。「おめでとうこざいます!」今度は自分がこちら側に立って、記念となる時を共有できるようになったのだと、改めて実感しました。

仕事への向き合い方を
教えてくれた、
ストアマネジャーとの出会い。

入社2年目には、希望を出していた都内のある大型店に異動になりました。初日に挨拶に行くと、「お久しぶりです!これからよろしくね」とストアマネジャーが迎えてくださいました。実は就活時の選考過程で店舗見学に訪れた際、情熱的な話を聞いているうちに強く惹かれ、AOKIを選ぶ理由の1つにもなった憧れの人だったのです。入社後も社内のあちこちから、「あの人の接客はスゴいんだ」「店舗を盛り上げるスペシャリスト」と耳にしていました。
実際に一緒に働いてみると「24時間365日常に考え抜いているのでは!?」と思うほど、仕事への情熱に溢れています。スタイリストとして、AOKIの一員として大切なスタンスなどそのストアマネジャーから学んだことは数え切れません。
「高井さん、一人前になるには基本を大切にすることが重要だよ」

ご来店時のご挨拶、ご案内や声の掛け方など、まずは基本をとことん突き詰めていく。そうして最大限の行動を重ねていくなかで、自分らしさを少しずつ見つけていけばいい。その後の私にとって、悩んだときに立ち戻ることのできる指針となりました。

ストアマネジャーとして、
初の大仕事。
おすすめ商品の販売作戦。

その店舗で2年間務めたのちに、2つの店舗でストアサブマネジャーを担当しました。そして2024年にストアマネジャーのライセンスを取得し、現在は五反田店のストアマネジャーを務めています。初めて臨む役職なだけに、店舗の運営やメンバーのマネジメントなど分からないことも多くありましたが、ここでも2年目の頃に当時のストアマネジャーから教わったスタンスが役に立ちました。
AOKIでは毎年の施策として、おすすめ商品の販売をしていますが、五反田店では例年どうすればこの施策がお客さまのご満足に繋がるか模索している状況でした。

そこで真っ先に行ったのが基本の徹底でした。メンバーが接客して購入に繋がらなかった場合は、どんなお声掛けをして案内をしていたのか、すぐに振り返ってみる。改善点があれば修正し、次の接客でトライする。これを愚直に続けていくうちに購買率が徐々に上がり、メンバー全員が積極的にご案内するようになっていきました。

もう一つ行ったのは、店舗内でおすすめ商品の売り場を一箇所にまとめず、点在させる作戦でした。商品がお客さまの目に留まる頻度を増やすようにしたのです。この2つの取り組みの結果、過去一番の売り上げを達成しました。

ヨロコビのバトンを、
たくさんの人につないでいきたい。

ストアマネジャーという仕事を通して、また新たなヨロコビを得られました。自分の経験や学びをメンバーがしっかり吸収してくれて、お客さまの満足度にも繋がっていくことです。
「思いがけない1着に出会えました。このお店に来て、あなたに接客していただいて良かったです」

帰り際に感謝の言葉をいただくなど、メンバー一人ひとりがお客さまとの関係性を深めている場面を見るのは、嬉しくて仕方ありません。自分の経験や知識をもっと深め、受け渡せるものを増やしていきたい。受け取った後輩たちが、より多くのお客さまに感動を届けられるようにしていきたい。そんな想いが強くなり、ゆくゆくは本社の教育担当として育成に尽力できたらと考えています。

これまでの6年間を振り返ると、お客さまから感謝の言葉をいただくことはもちろん、お客さまと長期的な関係性を築けることが、この仕事の魅力だと感じています。今でも鮮明に覚えていますが、私が銀座店でストアサブマネジャーを務めていたとき、入社式用のスーツをお求めにご来店された息子さんとお母さまがいらっしゃいました。どこか見覚えがあるなと思っていると、こうおっしゃるのです。
「今度は入社式用のスーツを高井さんに選んでほしくて。前にいらっしゃったお店に電話して、今はこちらにいるとお聞きして来たんです」

思わず記憶がよみがえってきました。1年目の冬に入学式用のスーツをお求めになった、あのお客さまだったのです。一段とたくましくなった息子さんを見て思わず頬が緩み、私はまた同じ言葉を贈りました。
「おめでとうございます!」

COLUMN

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POINT!

個人的に気に入っているポイントは、モノトーンの配色。シンプルでありながらも、奥行きや柔らかさを生み出し小慣れた印象を与えてくれるため、重宝している配色です。