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コーディネートでこんなにも変わる!?コーデ実験 vol.1

暑い季節、オフィスでもクールビズでできるだけ涼しく過ごしたい。でも、オフィスでの見え方と快適性を両立させようとすると、何をチョイスすればいいのか、わからなくなってしまう・・・。そんな悩みを持つ男性に、AOKIスタッフがアドバイスします。

AOKI池袋東口店スタッフ
榎本 光希

AOKI池袋東口店スタッフ 榎本 光希

相談者

ご相談者 Aさん
ご相談者:
Aさん
年齢:
40歳
職業:
広告代理店企画部勤務
お悩み:
ちゃんと見えするオフィスカジュアルをマスターしたい!

これまではTシャツにデニムなどで出社していました。役職的にもう少し気を使いたいと思うのですが、何を着ればいいか悩んでしまいます。お客様との打ち合わせや商談の席でもきちんと見える、さりげないクールビズスタイルを教えてください。

 

現状分析

現在のAさんのコーディネートの
気になる部分をチェック!

現在のAさんのコーディネート

〈Aさんの現状分析結果〉
紺の上下に白シャツという組み合わせで、きちんと見えを意識されているのはGood! さらに、サイズ・素材・色のチョイスで、もっとセンスアップした着こなしが楽しめます。

スッキリ解決!

Before
After

point1
サイズ

ジャケットは体にフィットするジャストサイズ。

point2
シャツ&肌着選び

シャツは体にフィットするジャストサイズ。

point3
素材感とカラー

ジャケットに合う色や素材をチョイス。小物の統一感も忘れずに!

ポイント解説

3つのPOINTでアドバイス!

AOKI池袋東口店スタッフ 榎本 光希

役職に就くと、TPOに合わせたコーディネートがより大切になってきます。一般的なクールビスなら、もう少しカジュアルな路線もありますが、今回は、Aさんの立場に合わせたクールビズコーデを3つのポイントでアドバイスさせていただきました。


ピッタリサイズにするだけで爽やか度アップ!

ビジネスシーンでは周囲からきちんと見えることが大切です。体にピッタリしたサイズのほうがすっきり、きれいに見えます。

ジャケットは、袖口から1~1.5cm程度シャツの袖が見えるのがベスト。

パンツの裾は、靴に少し掛かるハーフクッションがおすすめ。清潔感&足長効果も!


シャツ+インナーでVゾーンをおしゃれに見せる

ノータイの場合、Vゾーンをどう見せるかが大事です。シャツの襟の形、色柄でおしゃれ感を演出しましょう。また、インナーの選び方一つでも首元の印象は大きく変わります。

レギュラーカラーよりボタンダウンのほうが襟元が立体的に見える。
ストライプ柄で爽やか&おしゃれ感をアップ。
インナーが見えないようにVネックで襟元スッキリ。


相性のいい素材&カラー選びでチグハグ感を回避

同じ色でも素材によって発色が異なり、かえってチグハグな印象になることも。相性の良い色や素材を合わせてまとまり感のあるコーディネートを目指しましょう

紺とグレー系は好相性。
ハリのあるサマーウールには、コットンライクな素材がマッチする。

スリッポンに合わせたメッシュベルトでさりげなくカジュアルに。

商談では座っても素足が見えない長めの靴下を着用。
パンツと同系色で揃えると落ち着いた雰囲気に。

ポケットチーフがあるだけできちんと感アップ。
色は白またはジャケットと同系色からチョイス。


クールビズには、使い勝手がよく、快適な涼やか素材を選びましょう!

クールビズスタイルには、シャツの素材は通気性がよく、涼しいものを選ぶのがおすすめです。また、ノーアイロンシャツは手入れの手間がかからず、速乾性シャツなら汗染みが目立ちにくくなります。暑い夏だからこそ、素材の機能性にも目を向けることが重要です。

同じジャケットで、こんな着回しもおすすめ!

大事な打ち合わせや商談などにピッタリのタイドアップコーデ

  • シャツとネクタイはジャケットと同系色で落ち着いた印象に。
  • 夏は軽やかな織のフレスコタイで涼感を演出。
  • ボタンダウンシャツなら商談後にネクタイを外してもきちんと感がキープできる。

カジュアルでもきちんと見える、ビズボロスタイル

  • 襟の形がワイシャツに近いため、カジュアルながらもきちんと感がキープできる。
  • ジャケットと同系色を選ぶのが手堅い組み合わせ。
  • タックアウトの着こなしで涼しげに。

Tシャツも組み合わせ次第でオフィシャルコーデに!

  • ジャケットに合わせ、全体をブルー系のワントーンにまとめた洗練スタイルに。
  • 白やベージュのTシャツより濃い色味を選ぶことで、立場にふさわしいオフィシャル感のあるコーデが完成。

おすすめコーデ

Aさんにはこんなコーディネートもおすすめ

秋になってもしばらくは厳しい残暑が続きます。
本格的な秋冬物に移るまでは、素材より色味で季節感を楽しみましょう。

  • オレンジ、ブラウンなどの暖色系アイテムで「秋」らしさを演出。
  • アイテムをブラウン系の濃淡でまとめ、全体的に統一感のあるスタイルに。

紺とブラウンの組み合わせは「アズーロ・エ・マローネ(イタリア語でアズーロは紺、マローネは栗色もしくは茶)」と呼ばれ、イタリアで昔から愛されています。「おしゃれの秋」にふさわしいコーディネートです。

コーデ実験を終えて

今回の実験で思い違いをしていたと実感しました。ポイントを押さえてアイテムを変えるだけで、全く違う印象になるのは驚きです。コーディネートのプロに客観的な意見をもらうのはいい勉強になりますね。3つのポイントを参考に、いろいろ研究してみたいと思います。

クールビズ実験、いかがでしたか?
一言でクールビスといっても、1人1人の好みや職場の環境によって、さまざまな選択肢があります。アイテム選びに迷った時は、お気に入りのショップでプロの意見を聞いてみるのもおすすめです。できるだけ状況を詳しく伝えた方が、よりあなたに合ったアドバイスが得られます。自分では気づかなかったおしゃれな発見があるかもしれません。