OB・OG訪問とは?質問例や、メールの文面、当日までの流れを徹底解説

OB・OG訪問とは?質問例や、メールの文面、
当日までの流れを徹底解説

OB・OG訪問は、公式サイトや説明会では知ることができない先輩からの「生の情報」を直接聞く活動です。

しかし、連絡する方法や質問内容について悩んだり、当日は失礼のない振る舞いができるか不安を感じたりする就活生も多いでしょう。

本記事では、OB・OG訪問をするメリットや具体的な進め方、当日のマナーまで、ポイントを解説します。

OB・OG訪問とは

OB・OG訪問とは、就活生が志望企業で実際に働いている卒業生や先輩社員に直接話を聞き、仕事の内容や職場の雰囲気を知るための活動のことです。

会社説明会や企業のHP、パンフレットだけでは分からない現場の実情を聞けるため、就活生にとって貴重な機会となります。

実際に働く社員だからこそ知る情報を得られるため、企業・業界研究の内容をより深められるでしょう。

OB・OG訪問は3月~5月に実施されることが多い

OB・OG訪問は、企業の採用エントリーが始まる大学3年の3月から、面接が本格化する5月にかけて行われるのが一般的です。

ただし、3~5月はOB・OG訪問のピークとなるため、先輩のスケジュールが空きにくくなります。

すでに第一志望の企業が決まっている場合や人気企業への就活を検討している場合は、採用活動が本格化する大学3年の11~2月頃から余裕をもって動き出すのが良いでしょう。

なお、企業の決算期などの繁忙期は先輩社員の負担となり、訪問を断られる可能性があります。可能であれば企業の公式サイトやIRなどを確認し、繁忙期に当たらないか事前に確認してから、アポイントを取ると親切です。

OB・OG訪問のメリット

OB・OG訪問のメリット

OB・OG訪問のメリットについて、詳しく見てきましょう。

社員の声を通して働く姿を想像しやすくなる

OB・OG訪問では、先輩から1日のスケジュールや職場の雰囲気を聞き、自分がその企業で働く姿を具体的にイメージできます。

さらに、やりがいや苦労、入社前後で感じたギャップなどを知ることで会社の実情を把握でき、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながるでしょう。

加えて、具体的な業務の流れや必要なスキルも知ることができるので、業界や職種への理解も一層深まります。

また、キャリアや人生設計について話を聞けば、5年後、10年後にその会社で自分自身がどう成長できるかを想像でき、より明確なキャリアビジョンが描けるようになるでしょう。

選考対策になる

OB・OG訪問で得た情報は、選考に活かすこともできます。

たとえば、「OB訪問の際に現場の先輩社員から〇〇という話を伺い、魅力を感じた」という内容を面接やエントリーシート(ES)で伝えられれば、志望動機に説得力が増します。

また、OB・OG訪問は基本的に「学生1人対社会人1人」の個人で行うことがほとんどです。
社会人である先輩と1対1で話す機会はそう多くないため、OB・OG訪問の経験そのものが面接の練習となり、回数を重ねるほど本番でも緊張しにくくなるでしょう。

OB・OG訪問は選考評価につながる可能性が高い

最近では、訪問を受けた社員が「評価シート」を人事へ提出するケースが増えています。

就活生のマナーや質問の質が良ければ「優秀な学生」としてリクルーターがついたり、人事に推薦されるなど、就活が有利になることもあるでしょう。

OB・OG訪問は先輩1人が相手だから、と気を緩めず、今後の選考につながることを意識しつつ、丁寧に対応することが大切です。

OB・OG訪問の流れ

OB・OG訪問がどのように進んでいくかについて解説します。OB・OG訪問は主に、以下の4つのステップに分けられます。

・STEP1 OB・OGを見つける
・STEP2 OB・OG訪問を依頼する
・STEP3 OB・OGに実際に会う
・STEP4 OB・OGにお礼の連絡をする

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。

STEP1 OB・OGを見つける

OB・OG訪問を行う場合、自分が志望する企業で就業している先輩を見つけなければなりません。
先輩を探す方法には以下のような選択肢があります。

・大学の先輩など身近なネットワークを活用する
・大学のキャリアセンターを利用する
・企業説明会や就活イベントで出会った社員に依頼する
・逆求人サイトのメッセージを活用する
・企業の人事に直接連絡する
・OB・OG訪問用のウェブサイト・アプリを使う
・SNSでOB・OG訪問の相手を探す

詳しく見ていきましょう。

大学の先輩など身近なネットワークを活用する

OB・OGを探す場合、まず考えられるのは大学のサークルや部活動、ゼミの先輩など、自分の身近なネットワークをたどる方法です。

直接面識がある先輩や共通の知人となるため信頼関係が築きやすく、より踏み込んだ「本音」を聞き出しやすいでしょう。

OB・OGを探すときに最も確実で安心感のある方法なので、志望企業で働いている先輩を知っている場合は声をかけてみましょう。

大学のキャリアセンターを利用する

OB・OGを探す場合、キャリアセンターなどで大学が管理する「卒業生名簿」を閲覧して先輩社員の情報を入手し、依頼する方法もあります。

同じ大学の先輩という共通点があるため、心理的なハードルが低く、快諾してもらえる確率が高い傾向にあります。

気になる企業を見つけたら、まずは大学のキャリアセンターに足を運び、卒業生がいるか情報を探してみると良いでしょう。

企業説明会や就活イベントで出会った社員に依頼する

OB・OGを探す手段として、企業説明会やイベントで会った社員に直接お願いするという方法もあります。

説明会などで既に顔を合わせているため、先輩側も安心感があり、比較的承諾を得やすいです。

ただし、説明会当日は、OB・OG訪問したい旨を伝えるだけにしましょう。具体的な日程までは求めようとせず、連絡先などを教えてもらうまでにとどめるのが基本です。

先輩社員から名刺やメールアドレスなどをもらってから、当日中にお礼と併せて正式なOB・OG訪問の依頼メールを送りましょう。

逆求人サイトのメッセージを活用する

OB・OGを探す手段としては、逆求人サイトで、自分にオファーをくれた企業の担当者に依頼するというのもひとつの方法です。

既に企業側が自分に興味を持っている状態のため、スムーズに話を聞くことができるかもしれません。

メッセージ機能を使い、「より深く貴社を知りたい」という意欲を伝えることで、面談の機会につなげやすくなります。

企業の人事に直接連絡する

大学の卒業生名簿がない場合や企業につながりがない場合には、企業の採用サイトや代表電話、問い合わせフォームを通じて人事に紹介を依頼してみましょう。

ただし、特定の学生に対して個別の紹介をしないとする企業もあり、断られるケースも少なくありません。あくまで一つの手段であると考えましょう。

OB・OG訪問用のウェブサイト・アプリを使う

OB・OG訪問専用ウェブサイト・アプリなどのプラットフォームに登録し、先輩社員を探すこともできます。

各サイトでは出身大学や企業名で検索できる場合が多いので、比較的OB・OGを探しやすいです。

また、サイトに登録している社員は学生をサポートする意欲が高いため、初対面でも話しやすい傾向にあります。

プロフィールを確認し、興味のある職種や経歴の先輩に直接メッセージを送ることで効率的にアプローチできるでしょう。

SNSでOB・OG訪問の相手を探す

つながりがない企業のOB・OGにどうしてもアプローチしたい場合には、志望企業の社員をSNS上で探し出し、直接連絡する方法もあります。

ただし、SNSはプライベートのために使用している人が多く、返信がもらえないケースも少なくありません。

また、相手が本当に志望企業の社員であるという証明も得難く、トラブルに発展するリスクもあるため、慎重に行動する必要があります。

さらに近年では、SNSやマッチングアプリを通じたOB・OG訪問でのトラブルも報告されています。基本的には大学のキャリアセンターで案内されている方法を優先するのが安心です。

STEP2 OB・OG訪問を依頼する

志望企業で働くOB・OGが見つかったら、アポイントをとりましょう。

依頼方法は、相手の時間を奪わず、記録にも残るメールでのやり取りが基本です。

ただし、専用サイトなどですでにやり取りしている場合は、チャット機能やSNSのDMを活用しても問題ありません。

OB・OG訪問の依頼メールの例文

【コピペOK】OB・OG訪問の依頼メールの例文

件名:【OB訪問のお願い】〇〇大学〇〇〇〇(氏名フルネーム)

本文:
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様

突然のご連絡失礼いたします。
〇〇大学〇〇学部の◯◯◯◯と申します。

この度、大学のキャリアセンターを通じて〇〇様のことを知り、
ぜひ一度お話を伺う機会を頂戴したく、ご連絡を差し上げました。

現在、就職活動を進めている中で、
貴社の〇〇という業務に非常に興味を抱いております。
そこで、実際に現場でご活躍されている〇〇様から、
業務のやりがいや社内の雰囲気について直接お話を伺い、
貴社への理解を深めたいと考えております。

ご多忙の折、大変恐縮ではございますが、
30分〜1時間程度お時間を頂戴することは可能でしょうか。
実施方法は、対面またはオンライン(ZoomやGoogle Meet等)にて、
〇〇様のご都合に合う方法で調整させていただきます。

再来週までの間の火曜日か木曜日で、
◯◯様のご都合のよい日時をお知らせいただけませんでしょうか。

上記でご都合がつかない場合には、
お手数ですが、◯◯様のご希望の日程を2~3候補日としてお知らせいただけますと幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、
ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

○○大学△△学部
○○○○
電話番号
メールアドレス

当日までに行うこと

OB・OG訪問の当日までに、以下のような準備を行いましょう。

・OB・OGの卒業年や所属部署をチェック
・2~3日前:質問リストを送付する
・前日:リマインドメールを送付する

訪問を受け入れてくれたOB・OGの所属やバックグラウンドを事前にチェックし、相手の年次や部署に合わせた質問を準備します。

質問リストを訪問の2〜3日前に送付し、相手が回答を準備しやすいよう配慮しましょう。当日いきなり質問をぶつけるよりも、質問に対して考える時間があるため、より有意義な時間を過ごせるはずです。

また、前日には時間を割いてくれるお礼、日時及び場所の確認、緊急連絡先を記載したリマインドメールを送るのもおすすめです。

STEP3 OB・OGに実際に会う

OB・OG訪問の方法は、対面とオンラインの2パターンがあります。
共通する部分と、それぞれの気を付けるべきポイントを紹介します。

対面・オンライン共通

対面・オンラインいずれの場合も、OB・OG訪問では、まず時間を割いていただいたことへのお礼を伝え、簡単な自己紹介から始めましょう。

会話中にメモを取る際は、事前に用意したノートとペンを使用し、スマートフォンのメモ機能や録音機能は使わないのが基本です。なお、メモに集中するあまり黙って下を向いて書き続けないように注意しましょう。

なお、相手の話を聞くときは、適度に相槌を打ちながら、うなずきや表情などでリアクションを示すことを心がけます。

対面

対面でのOB・OG訪問では、約束の時間の5〜10分前には待ち合わせ場所に到着するように向かいましょう。

また、オンライン時よりも身だしなみを意識し、スーツや服装のシワ・汚れがないようにしましょう。

席に着く際は、基本的に出入口に近い席(下座)に自分が座り、先輩を奥の席(上座)へ案内します。

また、名刺をいただくときや、飲食店でごちそうになる場合には、丁寧にあいさつとお礼を伝えることが大切です。

オンライン時

オンラインでのOB・OG訪問では、事前にインターネットの接続や動作確認を済ませ、5分前に入室して待機しておきましょう。

ビデオはオンにし、画面越しでは表情や声色が伝わりにくいため、声のトーンやリアクション、通信環境への配慮など、対面以上に「伝え方」を意識することが大切です。

名刺の受け取り方を知っておこう

正しい名刺の受け取り方を知っておくことは、社会人におけるもっとも基本的なマナーのひとつです。
ここでは、名刺の受け取り方を①~③の手順で解説します。

1. 相手が名刺を差し出したら、必ず立ち上がり、両手で名刺の角を持って「頂戴いたします」と言いながら受け取ります。このとき、机越しに受け取らず、相手の正面に移動して受け取るようにしてください。また、企業のロゴや氏名の上に指を置かないように注意します。

2. 受け取ったらすぐに下げたり、しまったりせず、胸の高さで持ち、「〇〇(氏名)様ですね。本日はよろしくお願いいたします」と名前を確認しましょう。読み方がわからない場合は、この時に「失礼ですが、お名前は何とお読みすればよろしいでしょうか?」と聞いておきます。

3. いただいた名刺は、テーブルに直接置くのではなく名刺入れの上に置くのがマナーです。自分の座る位置の左側に名刺入れを置き、その上にいただいた名刺を丁寧に置きましょう。複数人から名刺を受け取る場合は、相手の座り順に合わせて並べて置き、最も役職が高い人の名刺の下に、自分の名刺入れを置きます。

万が一、名刺入れを忘れた場合は、机に直接、丁寧に置きます。
名刺入れは就活の必須アイテムなので、まだ持っていなければこの機会に準備しておくと良いでしょう。

面談や話が終わり、「本日はありがとうございました」と挨拶をして席を立つタイミングで、丁寧に手帳や名刺入れにしまいましょう。

STEP4 OB・OGにお礼の連絡をする

OB・OG訪問が終わったら、当日中にお礼のメールを送りましょう。

【コピペOK】OB・OG訪問後に送るお礼メールの例文

件名:【OB訪問のお礼】〇〇大学〇〇〇〇(氏名フルネーム)

本文:
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の◯◯◯◯です。

本日はご多忙の中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
特に、〇〇様から伺った□□のお話が大変印象に残っており、
貴社で働くイメージがより明確になりました。

本日いただいたアドバイスを活かし、今後の選考に向けて努めてまいります。

今後ともご相談させていただく機会がございましたら、
ご指導のほど何卒よろしくお願いいたします。

○○大学△△学部
○○○○
電話番号
メールアドレス

OB・OG訪問では何を聞く?具体的な質問例を紹介

OB・OG訪問では何を聞く?具体的な質問例を紹介

OB・OG訪問でどのような質問をすべきかについてまとめました。
仕事の合間に時間を作ってもらっていることを忘れず、質問の優先順位を考えておくとスムーズに進められるでしょう。

業務・働き方についての質問

業務や働き方など、具体的な業務内容についての質問をすることで、自分が想像している業務内容と大きなミスマッチがないかを見極めやすくなります。

【質問例】
・1日のスケジュールを時系列で教えていただけますか?
・入社前に想像していた仕事内容と、実際に働いてみてのギャップはありますか?
・仕事で一番苦労したことと、それをどう乗り越えたか教えてください。

業界についての質問

業界についての質問では、競合にはない自社の強みをどうとらえているかや、自社/業界の課題などを聞いてみましょう。業界についての質問をすることで、競合他社との違いや将来性を探ることができます。

【質問例】
・競合のA社と比較して、現場で感じる御社ならではの強みやこだわりは何でしょうか?
・今後5〜10年で、この業界はどのように変化していくと考えていらっしゃいますか?
・この業界に向いている人と、そうでない人の決定的な違いは何だと思われますか?

企業の雰囲気・職場環境についての質問

企業の雰囲気や入社前後で企業に対するイメージにギャップはあったかどうかを質問するのも良いでしょう。

すでに働いている先輩から見た雰囲気や環境について話を聞くことで、自分が入社した時をよりイメージしやすくなります。

【質問例】
・入社前後で企業に対するイメージにギャップはありますか?
・部署内や社内で、飲み会やランチ会などの交流会はありますか?
・上司や先輩との関係性や雰囲気について、どのように感じていますか?

キャリアパスや将来の展望についての質問

キャリアパスや将来の展望について質問することで、自分がその企業で働いた場合の数年先のビジョンを具体的に描けます。また、入社後に必要なスキルを事前に把握しておけば、志望動機に具体性が持たせやすくなるだけでなく、内定後の学生生活を活用して準備を進めることもできるでしょう。

【質問例】
・入社後に身についたスキルには、どのようなものがありますか?
・入社して5年後、10年後にどのようなキャリアを歩まれる予定ですか?
・御社で働くにあたり、入社前に準備しておくべきことはありますか?

就活や選考対策についての質問

OB・OGに就活生だったころに取り組んでいた選考対策を聞くのもよいでしょう。すでに志望企業での内定を勝ち取っている先輩社員から、選考突破のヒントを直接聞ける貴重な機会となります。

【質問例】
・もし今、〇〇様が選考を受けるなら、どのような準備を重視しますか?
・ESや面接で、ご自身のどのような強みが評価されたと感じていますか?
・〇〇様が数ある企業の中で、最終的に今の会社を選んだ決め手は何でしたか?

ライフスタイル・プライベートとの両立についての質問

ライフスタイルなどについての質問では、休日の過ごし方や育休・産休などの制度の取得状況など、リアルな働き方を想像できます。
ただし、条件面や休日に関することばかりを聞いてしまうと、待遇やプライベートを重視していて、働く意欲が薄いのでは?と捉えられる可能性があります。
福利厚生や給与、プライベートに関する質問は、聞き方やバランスに配慮しましょう。

【質問例】
・繁忙期と閑散期の差はどのくらいありますか?
・リモートワークやフレックスタイム制度は、どの程度活用されていますか?
・産休・育休から復帰して活躍されている先輩は、身近にいらっしゃいますか?

OB・OG訪問時に特に意識したいマナーや注意点

OB・OG訪問時に特に意識するべきマナーや注意点をまとめました。

OB・OG訪問に適した服装は?

OB・OG訪問の服装は、基本的に「リクルートスーツ」が無難です。企業側から「私服」や「動きやすい格好」を指定されたら、オフィスカジュアルで臨むと良いでしょう。

OB・OG訪問は、形式上選考には含まれないものの、就活生の人となりを見られていることが多いです。

社会人としてのマナーを守り、相手に不快感を与えないように、服装や身だしなみにも注意しましょう。

OB・OG訪問は対面の場合どこで実施するとよい?

OB・OG訪問の場所は、相手の先輩社員が指定する場所に従うのが基本です。

一般的にはオフィス近くのカフェや企業のオフィス内、大学のキャンパス内で行われることが多いでしょう。

こちらで場所の指定を求められた場合は、相手の声が聞き取りやすく、話しやすい環境が整った、OB・OGが働くオフィスから徒歩5分圏内の場所を提案するのが良いでしょう。

OB・OG訪問で手土産は必要?

OB・OG訪問に手土産は不要です。

手土産は心遣いを示す方法のひとつではあるものの、荷物になるため相手の負担になることや、お返しなどの心配をさせる可能性があります。

基本的にはものを渡すのではなく、OB・OG訪問後の当日中もしくは翌日の午前中までにお礼メールを送って感謝を伝えましょう。

OB・OG訪問をしなくても内定はとれる?

OB・OG訪問をしなくても、内定を獲得することは十分可能です。

ただし、商社や広告、金融業界のように、OB・OG訪問=志望度の高さとみられるケースもあります。

訪問を通じて志望動機に深みが増し、面接やESでの説得力が高まるため、志望度の高い企業であれば積極的に行うのが望ましいでしょう。また、「志望動機に自信がない」「社風が自分に合うか不安」と感じる場合にも有効で、企業理解を深め、納得感のある判断につなげやすくなります。

OB・OG訪問で聞いてはいけないことはある?

OB・OG訪問では、「調べればわかることを聞く」のは避けるべきです。

調べればすぐわかることを聞くのは準備不足を疑われてしまいます。他社の悪口や機密情報に関する質問など、相手を困らせたり不快にさせたりする内容も控えるべきです。

そのほか、給与や福利厚生についてばかり質問するのは、働く意欲が低いと判断される可能性があるため、聞き方やバランスには十分配慮しましょう。

OB・OG訪問で何問質問を用意しておくとよい?

OB・OG訪問で用意するべき質問の数は面談の長さによりますが、1時間程度であれば、10問程度用意しておくと安心です。

用意した質問の答えが早く終わってしまった場合のために、多めにあると良いでしょう。たくさん質問を準備しておくことで、「しっかり調べてきた」という熱意を示すことにもつながります。

質問が尽きて沈黙してしまうのを避けるため、優先順位の低い予備の質問も持っておきましょう。

【記事まとめ】OB・OG訪問の疑問点を解消して、当日を迎えよう!

OB・OG訪問は、志望企業の第一線で働くビジネスマンが、就活生一人のために時間を割いてくれる貴重な機会です。

積極的に活用して企業に対する理解度を上げ、自分に合った企業選びや志望動機のブラッシュアップにつなげましょう。

また、OB・OG訪問の際は、基本的にリクルートスーツで臨み、身だしなみを整えておくことも大切です。清潔感のある印象は、先輩社員に安心感を与え、会話がより円滑に進むきっかけになることもあります。事前準備をしっかり行い、有意義なOB・OG訪問にしましょう。