【メンズ向け】夏の就活スーツに迷ったら?失敗しない涼しい着こなし術

【メンズ向け】夏の就活スーツに迷ったら?
失敗しない涼しい着こなし術

「夏は就活用スーツを着ると汗が止まらない」「夏でもジャケットは必須?」など、夏の就活のスーツ事情に悩む人は多いでしょう。

夏の就活はとにかく暑さとの戦い。とはいえ、選考やインターンではしっかりとしたスーツの着こなしが求められます。

そこで今回は、身だしなみをきちんと整えながらも涼しさを叶える「メンズ向け就活スーツ選び」のポイントについて紹介します。

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猛暑が続く日本…オールシーズン用のリクルートスーツは暑すぎる?

猛暑が続く日本…オールシーズン用のリクルートスーツは暑すぎる?

近年の日本の夏では記録的な暑さが続いています。

気象庁のデータによると、2025年8月、東京では最高気温30℃以上が29日、さらに35℃以上が18日を記録しており、長袖のシャツにジャケットを着るには厳しい気候となっています。

オールシーズン用スーツの場合、生地によっては通気性や吸湿性に劣り、汗ムレや汗ジミを招くことがあります。

一方、夏用スーツであれば裏地が極限まで省かれていたり、メッシュ素材など吸汗速乾性に優れた素材を使用していたりするため、肌へのベタつきを抑え、心地よく着られる工夫がなされています。

夏用スーツを身につけることで快適に過ごせるだけでなく、過剰な発汗を抑えて清潔な印象を保ちやすくなるでしょう。

夏の就活はジャケット・長袖シャツ・ネクタイが定番

男性の場合、就活中は真夏であっても、基本的に「黒もしくは紺のジャケット」「長袖シャツ」「ネクタイ」が必須です。
企業から特に指定がない場合は、常に上記の服装で就活に臨みましょう。

暑い時期であっても長袖やジャケットの着用が欠かせないからこそ、涼しい素材のアイテムを選ぶことが重要です。通気性の良い素材であったり、吸汗速乾などの機能を備えたアイテムを選ぶことで、熱中症のリスク軽減や暑さ対策にもつながります。

クールビズの指示がある場合は企業に従おう

企業からクールビズの指示がある場合には、基本的にジャケットとネクタイは不要です。

ノーネクタイでもだらしない印象にならないよう、シャツは白無地のものを選び、清潔感を意識しましょう。ただし、空調が強い場合や急な予定変更に備えて、ジャケットやネクタイを持参しておくと安心です。

【メンズ向け】夏の就活スーツの選び方やポイント

まずは、企業からの服装指定別に、基本となる着用アイテムを整理しておきましょう。

スーツでお越しくださいと言われた場合/服装に関する記載がない場合

スーツでお越しくださいと言われた場合/服装に関する記載がない場合

着用アイテム一覧
・黒もしくは紺の2つボタンジャケット
・ジャケットと同じ色のパンツ
・レギュラーカラーの白いシャツ

クールビズでお越しくださいと言われた場合

クールビズでお越しくださいと言われた場合

着用アイテム一覧
・ジャケットは持参
・長袖シャツ推奨/指定があれば半袖シャツでもOK
・ノーネクタイなら、襟の形がボタンダウンのシャツもOK

ジャケット/パンツ編

最近では、軽量で通気性に優れたジャケットやパンツが増えています。
メッシュ裏地で体感温度を下げたり、清潔感を保てるウォッシャブル加工など、快適かつ清潔に着られる工夫が施されているため、忙しい就活生にも心強い存在です。

ジャケットの選び方のポイント

・ポリエステルとウールの混紡素材や、サマーウール素材は通気性がいい
・背抜き/メッシュ裏地を選ぶと涼しい
・ウォッシャブル対応なら汗をかいても自宅で洗える

ポリエステルとウールの混紡素材は、吸湿速乾性に優れ、シワにもなりにくいのが特徴です。また、軽量で通気性がよいサマーウールの中でも、トロピカルウールなどの平織生地は空気が通りやすいため、夏の就活に適しています。

背中部分の裏地を省いた「背抜き」仕様のジャケットは、生地が一枚になる分、通気性が高く涼しく着用できます。さらに、裏地にメッシュ素材を採用しているものを選べば、より快適さが高まるでしょう。

加えて、ウォッシャブル対応であれば自宅で手軽に洗濯できるため、汗のニオイや汚れを気にせず、清潔な状態を保ちやすくなります。

パンツの選び方のポイント

・メッシュの裏地ならベタつきにくい
・ウォッシャブル+防しわ加工が便利
・複数のパンツを用意するのもおすすめ

裏地にメッシュ素材を使用したパンツは通気性が良く、汗をかいてもサラッとした着心地が続くためおすすめです。

家庭で洗濯できるウォッシャブル加工や、防しわ加工が施されたアイテムであれば、清潔を保ちやすくお手入れも簡単になります。

また近年は、就活の早期化の影響でスーツを着用する頻度が増えているため、複数のパンツを用意するのも良いでしょう。

パンツは汗や歩行時の摩擦によって傷みやすく、ジャケットよりも消耗が早い傾向があります。
着用後は湿気を飛ばして休ませることでダメージを抑えられるため、特に夏場はローテーションを意識しましょう。購入時にスペアパンツ付きの2パンツスーツや洗い替えを用意すると、長く着用できます。

シャツ編

・暑い時期に便利な機能のあるシャツを選ぶ
・素材にこだわると涼しく、快適に過ごせる
・就活にふさわしいシャツには、レギュラーカラー、ワイドカラーがある

夏場のシャツは、「吸汗速乾性」と「通気性」で選ぶのがおすすめです。また、形状安定やノンアイロンタイプを選ぶとアイロンの手間が省け、お手入れが簡単になります。
ポリエステル混紡または綿100%の通気性素材は、速乾性が高く、汗をかいてもべたつきにくく、さわやかに過ごせるでしょう。

シャツは襟の形によって大きく「レギュラーカラー」「ワイドカラー」「ボタンダウンカラー」がありますが、就活に適しているのは、レギュラーカラー、ワイドカラーです。

レギュラーカラー

レギュラーカラーのシャツ

最も標準的でオーソドックスな襟型で、誠実さや
真面目な印象を与えられます。

ワイドカラー

ワイドカラーのシャツ

レギュラーカラーよりも襟が左右に大きく開いている襟型で、首が太めな方や体格がいい人に向いています。

クールビズの場合

・ノーネクタイなのでボタンダウンのシャツでOK
・半袖でもOK(悩んだら長袖)
・ジャケットを持参するなら長袖を選ぶ

クールビズで「ノーネクタイ・半袖可」の指示があった場合には、ネクタイを着用しないため、レギュラーカラーやワイドカラーのシャツだけではなく、ボタンダウンのシャツでも可とされています。

ただし、ボタンダウンのシャツはノーネクタイで着るのが基本なので、ネクタイを着用する可能性があるなら、レギュラーカラーやワイドカラーを選んでおくと安心です。

また、クールビズでは半袖の着用も可能ですが、迷った場合は長袖を選ぶのが無難です。男性の場合、ジャケット着用時に袖口から1~1.5㎝ほどシャツが見えるのが適切とされるため、半袖シャツでは見た目に違和感が生じやすくなります。

ネクタイ編

夏の就活のネクタイは、「さわやかさ」と「誠実さ」、「清潔感」が伝わるものを選びましょう。
色味はネイビーやブルーが良いですが、少し明るめのブルーやライトグレーなども涼しげで夏の就活に適しています。
柄は無地、小紋、ストライプなど派手すぎないものの方が、誠実なイメージを持たれやすくなります。

シルク素材のネクタイは、通気性・吸湿性に優れていてフォーマルな印象を与えられるため、夏の就活におすすめです。

夏向けのネクタイには、ニットやリネン(麻)素材のものもありますが、カジュアルな印象が強いため、面接などフォーマルな場では避けましょう。

インナー編

就活中に限らず、スーツを着用する際は、シャツの下にビジネス用インナーを着るのが基本的なマナーとされています。

インナーを着用することで体温や湿度を調整しやすくなり、快適に過ごせるだけでなく、シャツの透け防止や汗ジミ対策にもつながります。そのため、特に汗をかきやすい時期には欠かせないアイテムといえるでしょう。

インナーのデザインは、白もしくはベージュのVネックで半袖タイプを選ぶのが望ましいです。

一方で、黒やネイビー、柄物のインナーはフォーマルな印象を損ねやすく、タンクトップは肩のラインが浮き出てしまうため、スマートさに欠ける点から避けた方が安心です。また、クルーネック(丸首)タイプは第一ボタンを開けた際に首元から見えてしまうことがあるため、ビジネスシーンでは控えるのがおすすめです。

移動中の暑さ対策も忘れずに

移動中の暑さ対策も忘れずに

夏の就活を乗り切るには、暑さを軽減できるアイテム選びもカギになります。
以下のようなものを準備しておくと、汗を抑えたり、熱中症対策にもなるでしょう。

・日傘
・衣類用の冷却スプレー
・クールネックリング(アイスリング)
・汗拭きシート

日傘はカバンに入る軽量でコンパクトなものを選び、晴雨兼用で急な夕立対策も兼ねておくと便利です。

また、シャツの上からスプレーする衣類用の冷却スプレーや、クールネックリング(アイスリング)は、酷暑の就活でも重宝するでしょう。

ほかにも、汗をかきやすい人は使い捨ての汗拭きシートなどを利用するのも良いでしょう。
機能性や体質に合わせて、暑さ対策に有効なアイテムを見つけてください。

移動中のジャケットについて

移動時は体調や気候に応じて適宜ジャケットを着脱し、体調管理に努めましょう。

ジャケットを脱いで持ち歩く際は、裏返しにして中央で折りたたみ、腕にかけるのが基本的なマナーとされています。

夏の就活スーツを着こなすうえでの注意点

夏の就活では、シャツの腕まくりや、緩めたボタンを開けっ放しにしたままで企業や会場に向かわないよう注意しましょう。

また、夏のパンツは生地が薄いため、センタークリース(折り目)が消えやすく、洗濯する場合は特に注意が必要です。
ウォッシャブル機能のあるパンツを家で洗濯する場合は、折り目が消えないようセンタークリースのラインを指でつまんで重ね合わせた状態で干すようにしましょう。

なお、毎日同じスーツを着ると汗ジミやニオイが付きやすいため、2着以上をローテーションで着るようにし、着用後は消臭スプレーなどを使用するのもおすすめです。

【記事まとめ】夏の暑さと戦うために、スーツを見直してみては?

長い夏の就活を快適に乗り切るには、「見た目」だけでなく「素材と機能」も重視することが大切です。

涼しさや軽さ・清潔感にこだわった夏用アイテムを選ぶと爽やかな着こなしになり、第一印象のアップにもつながります。

自信を持って臨める一着を選び、猛暑の就活を乗り切りましょう。