アイコン カテゴリ
トラウザーとは?スラックスとの違いやおすすめの着こなしを解説

トラウザーとは?スラックスとの違いやおすすめの着こなしを解説

その他

公開日:

更新日:

トラウザーとは、英語圏で長ズボン全般を指す「trousers」に由来する言葉で、日本ではきれいめなパンツを指して使われます。「普通のパンツやスラックスと何が違うの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。本記事では、トラウザー(トラウザーズ)とスラックス・パンツの違い、チノやワイドなどの種類、選び方、着こなし方を詳しく解説します。トラウザーの上手な取り入れ方を知って、日々のコーディネートの幅を広げましょう。

トラウザーとは?

about-trousers02.jpeg

トラウザーは、主にイギリス英語で長ズボンを指す言葉です。日本のファッション分野では、上品できちんとした印象を与えるボトムスを表すのが一般的です。

センタープレスが入ったものなど、スーツスタイルやオフィスカジュアルに合うきれいめなパンツを表現する際にも使われています。

「トラウザーズ」とも呼ばれる

トラウザーは、本来の英語表現に合わせて「トラウザーズ」と呼ばれることもあります。パンツは右脚用と左脚用の2つの筒状のパーツをつなぎ合わせて作られているため、英語圏では複数形の「trousers」と呼ぶのが一般的です。

呼び方が異なるだけで、基本的には同じアイテムを指しています。

大人の着こなしに取り入れやすいトラウザーの魅力とは?

日々のコーディネートにトラウザーを取り入れることで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、大人の着こなしにトラウザーをおすすめする3つの魅力について紹介します。

きれいめで上品な印象をつくりやすい

トラウザーは、コーディネート全体をきれいめで上品な印象にまとめられる点が魅力です。トラウザーにはシルエットが整ったものや、センタープレスが入ったデザインが多く、カジュアルなトップスと合わせてもだらしなく見えません。

手軽にきちんとした着こなしを楽しみたいときに、ぜひ取り入れてみてください。

ビジネスシーンにも休日にも取り入れやすい

トラウザーは、合わせるアイテムを変えるだけで、ビジネスから休日まで幅広いシーンで活用できます。ジャケットを合わせれば、オフィスカジュアルやビジネスシーンにもぴったりです。

一方、休日にはポロシャツやTシャツと合わせることで、きれいめなカジュアルスタイルを楽しめます。オンオフ問わず、幅広く着回しやすいアイテムを探している方におすすめです。

色・柄・素材で印象を調整しやすい

トラウザーは、色や柄、素材の選び方にこだわることで、コーディネートの印象を変えられます。定番カラーのネイビーやグレーは、ビジネスシーンでも取り入れやすい色です。チェック柄や明るい色にすれば、コーディネートに華やかさを加えられます。

また、夏は薄手のウール混や麻などの涼しげな素材を、冬は温かみのある素材を選ぶと、季節感を演出できるでしょう。

トラウザーとスラックス・パンツ・ズボンとの違い

呼び方 主な使われ方
トラウザー 英語では長ズボン全般、日本では上品できれいめなパンツを指す
スラックス ビジネス向けのきれいめなパンツを指す
パンツ ボトムス全般を広く指す
ズボン パンツ全般を指す、日常会話でなじみのある呼び方

ボトムスを指す言葉には複数の種類があります。同じようなアイテムでも、呼び方によってニュアンスが異なります。ここでは、トラウザーとよく混同されやすいスラックス・パンツ・ズボンとの違いについて解説します。

スラックスとの違い

「スラックス」は、英語で「ゆるい」の意味を持つ「slack」という言葉が語源とされており、本来はゆとりのあるカジュアルなボトムスを指していました。現在の日本では、ビジネスシーンで着用されるきれいめなパンツを指すことが多いです。

一方で「トラウザー」は、日本において上品でドレッシーな雰囲気のボトムスを指す場合が多く見られます。

パンツやズボンとの違い

「ズボン」は、外ではくボトムス全般を指す言葉として、日本の日常会話で親しまれています。一方「パンツ」は、本来アメリカ英語でズボンを意味する言葉ですが、現在の日本では「ズボン」と同じくボトムス全般を指すファッション用語として定着しています。

日本において「ズボン」や「パンツ」は、カジュアルからきれいめまで幅広いアイテムの総称です。そのなかでも、とくにきれいめなデザインのものが「トラウザー」や「スラックス」と呼ばれています。

【生地別】トラウザーの主な種類

about-trousers03.jpeg

トラウザーは、使用される生地によって印象やふさわしい着用シーンが変わります。ここでは、代表的な生地別に、トラウザーの主な種類とそれぞれの特徴を紹介します。

チノトラウザー

チノトラウザーは、丈夫な綿のツイル生地で作られたボトムスです。一般的なチノパンと比べて、ドレスパンツに近いすっきりとしたシルエットや、センタープレスを取り入れたデザインなども見られます。

きれいめなコーディネートに合わせやすく、オフィスカジュアルから休日のジャケパンスタイルまで幅広く活用できるでしょう。

デニムトラウザー

デニムトラウザーは、デニム生地を用いて仕立てたボトムスです。一般的なジーンズと異なり、スラックスのようなポケットやセンタープレスを取り入れたデザインもあります。

デニム生地ならではの耐久性を持ちながら、すっきりとしたシルエットに仕上がっています。カジュアルになりすぎず、きれいめな着こなしにも活用しやすいのが魅力です。

モールスキントラウザー

モールスキントラウザーは、綿糸を高密度に織り上げ、表面を起毛させてなめらかな風合いに仕上げた生地で作られたボトムスです。モグラの毛皮に似たやわらかな手触りで保温性が高いため、主に秋冬のアイテムとして使われます。

しっかりとしたハリと光沢感があり、秋冬のきれいめなカジュアルスタイルに取り入れやすい素材です。

【メンズ】さまざまな生地から
自分に合った1着を選べるAOKIの
スラックス・パンツ一覧はこちら

印象を左右するディテールに注目!トラウザーの選び方

自分に合ったトラウザーを選ぶには、サイズ感やシルエットなどのディテールに注目することが大切です。ここでは、トラウザーの選び方を5つのポイントに分けて解説します。

正しいサイズと丈感のものを選ぶ

ウエストは、指が1〜2本程度入るなど、締め付け感がない適度なゆとりのあるサイズを選びます。ヒップは生地が余りすぎないジャストサイズを選びましょう。

試着時は鏡を使って正面や横、後ろ姿を確認しましょう。ヒップから脚にかけてのラインが自然に見えるかをチェックすることが大切です。

    裾丈の種類
    【ワンクッション】
  • ・靴の甲に裾がしっかりと当たり、折り目が1つできる程度の丈
  • ・クラシックで落ち着いた印象を与え、ビジネスやフォーマルなシーンに合わせやすい
  • 【ハーフクッション】
  • ・靴の甲に裾が当たり、軽くたるみができる程度の丈
  • ・ビジネスからカジュアルまで使いやすい
  • 【ノークッション】
  • ・靴に裾が当たらない長さ
  • ・足元がすっきりと見え、細身のスタイルや軽快な着こなしに合わせやすい

タックの違いで選ぶ

about-trousers03.jpg about-trousers04.jpg about-trousers05.jpg
ノータック ワンタック ツータック

「タック」とは、ウエスト下に入っているヒダです。タックを入れることで、腰回りにゆとりが生まれます。

ノータックは腰回りがすっきりとしており、細身でスタイリッシュな印象を与えます。ワンタックは適度なゆとりを確保しつつ、きちんとした印象を保てます。また、ツータックは腰回りにゆとりがあるため動きやすく、クラシックな雰囲気を演出できるデザインです。

すっきりとしたシルエットを好む方はノータック、腰回りのゆとりを重視する方はワンタックやツータックを選んでみましょう。迷った場合は、バランスのよいワンタックや、すっきりとしたノータックから試してみるのがおすすめです。

シルエットの違いで選ぶ

トラウザーはシルエットによって全体の印象が大きく変わります。

「テーパード」は、裾に向かって徐々に細くなる形状です。足元をすっきりと見せやすく、きれいめなコーディネートにも合わせやすいシルエットといえるでしょう。手持ちのジャケットやシャツにも合わせやすいため、初めてトラウザーを選ぶ場合にもおすすめです。

「ストレート」は、膝から裾にかけての太さがほぼ均一なシルエットです。ベーシックなデザインを選ぶことで、トレンドに左右されにくく長く愛用できます。「ワイド」は脚全体にゆとりを持たせたシルエットです。リラックス感のある着こなしになるため、休日のコーディネートにおすすめです。

    主なシルエットの種類
  • 【テーパード】
  • ・裾に向かって細くなる形
  • ・足元がすっきりと見え、ビジネススタイルにも合わせやすい
  • 【ストレート】
  • ・膝から裾にかけてほぼ均一の太さ
  • ・流行に左右されにくく使いやすい
  • 【ワイド】
  • ・脚全体にゆとりを持たせた形
  • ・リラックス感があるため、休日スタイルにおすすめ

センタープレスの見え方で選ぶ

センタープレスとは、パンツの脚の中央に縦方向に入った折り目です。センタープレスが入ったトラウザーを選ぶことで、きちんとした印象の着こなしにまとめられます。

また、縦のラインがあることで、脚をすっきりと見せる効果が期待できるでしょう。センタープレスのあるトラウザーは、ビジネスからきれいめな休日スタイルまで幅広く活用できます。

裾の仕上げ方で選ぶ

裾の折り返し方には「シングル」と「ダブル」の2種類あります。「シングル」は、裾の表側に折り返しを見せずに仕上げる方法です。足元がすっきりと見えるため、かしこまった印象を与えたいときに向いています。結婚式やきちんとした装いが求められるビジネススタイルにも合わせやすいのが特徴です。

一方「ダブル」は、裾を折り返して仕上げる方法です。裾に折り返しがあることで足元に適度なボリュームが生まれ、クラシックな雰囲気を演出できます。休日のコーディネートでは、裾をダブルにして足元にアクセントを加えるのもおすすめです。

トラウザーを取り入れたおすすめコーデ3選

トラウザーは、合わせるトップスやジャケットを変えるだけで、さまざまなシーンで着回せます。ここでは、トラウザーを使ったおすすめのコーディネートを3つ紹介します。

王道のセットアップで作るビジネスコーデ

about-trousers06.jpg

同じ素材・色のジャケットと合わせたセットアップスタイルは、上下で統一感のある着こなしに仕上がります。ネイビーのトラウザーに入ったセンタープレスが、脚のラインをすっきりと見せてくれるでしょう。

日々のビジネスシーンや通勤スタイルにおすすめです。

明るめジャケットを重ねるジャケパンコーデ

about-trousers07.jpg

ベージュ系の明るいジャケットにダークトーンのトラウザーを合わせた、オフィスカジュアル向けコーディネートです。インナーにポロシャツを合わせることで、堅苦しい印象を和らげています。

程よくリラックス感のあるオフィスカジュアルを楽しみたい方におすすめです。

ポロシャツをすっきり見せる休日コーデ

about-trousers08.jpg

華やかな色のポロシャツに、ダークグレーのトラウザーを合わせたコーディネートです。きれいめなデザインのトラウザーを選ぶことで、ポロシャツを合わせてもカジュアルすぎない着こなしにまとめられます。

休日にきれいめなカジュアルスタイルを楽しみたい方におすすめです。

【メンズ】利便性とスタイリッシュさを
兼ね備えたAOKIのスラックス・
パンツ一覧はこちら

トラウザーをおしゃれに着こなす2つのポイント

about-trousers09.jpeg

トラウザーをおしゃれに着こなすには、いくつかのコツがあります。ここでは、トラウザーを取り入れたコーディネートをより魅力的に見せるポイントを見ていきましょう。

タックインでスタイルよく見せる

「タックイン」とは、トップスの裾をトラウザーのウエスト部分に入れる着こなし方です。ウエスト位置の高さが強調されるため、全身のバランスをすっきり見せる効果も期待できます。

タックインする際は、ベルトを使って適切なウエスト位置とフィット感に調整しましょう。また、タックインした後は腕を上げるなどして、トップスを少し引き出すと、ウエスト回りに少しゆとりが生まれます。抜け感のある自然な着こなしに仕上がるでしょう。

カジュアルアイテムを組み合わせて抜け感をつくる

トラウザーにあえてカジュアルなアイテムを組み合わせると、程よく抜け感のあるスタイルに仕上げられます。

たとえば、トップスに無地のカットソーやニットを合わせたり、足元にスニーカーを選んだりするのがおすすめです。トラウザーの持つ上品さを活かしつつ、ドレスアイテムとカジュアルアイテムのバランスが取れたおしゃれな着こなしを楽しめます。

トラウザーをきれいに保つお手入れ方法

トラウザーの上品な風合いを保って長く愛用するには、日頃のお手入れが欠かせません。ここでは、トラウザーをきれいに保つための3つのお手入れポイントを紹介します。

着用後はハンガーにかけてブラッシングする

着用後はトラウザーをハンガーにかけ、生地の表面を傷めないよう、素材に合うブラシで表面のホコリを落としましょう。

ブラッシングした後は、パンツ用ハンガーなどを使い、型崩れしにくい方法で保管するのがおすすめです。吊るして保管することで、着用時についた軽いシワを整えやすくなります。

素材に合わせてシワをケアする

トラウザーのシワをケアする際は、まず洗濯表示を確認し、必ず素材に合った方法でケアを行いましょう。高温のアイロンを直接当てるなど、誤った方法でお手入れをすると、生地のテカリや傷みにつながるおそれがあります。

アイロンの温度や適切な水分量は、生地の種類によって異なります。洗濯表示を確認し、ウールはスチーマーや当て布を、コットンは霧吹き等で湿らせるなど、生地に負担をかけない方法でシワを整えましょう。

素材 おすすめのシワケア ケアのポイント
ウール スチーマー・アイロン 蒸気や当て布を活用する
コットン 霧吹き+アイロン 適度に湿らせてからアイロンをかける
リネン 霧吹き+アイロン 水分を含ませるとシワを伸ばしやすい
ポリエステル スチーマー・低温アイロン 熱により生地が傷む可能性があるため、高温を避ける

洗濯表示を確認して適切にお手入れする

自宅で洗濯する前に、トラウザーのタグに記載された洗濯表示を必ず確認しましょう。水洗い不可の表示がある場合は自宅で水洗いせず、クリーニング店に相談するのがおすすめです。

洗濯機で洗える場合は、トラウザーを裏返して洗濯ネットに入れ、生地への負担を抑えながら洗います。おしゃれ着用の中性洗剤を使い、洗濯表示に従ったコースや水温でやさしく洗いましょう。

お手入れ&保管はこれで完璧!
スーツのメンテナンス術について
詳しくはこちら

トラウザーに関するよくある質問

トラウザーの着用シーンや合わせる靴、丈感について疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ここでは、トラウザーに関するよくある質問に回答します。

Q.トラウザーはビジネスシーンで着用できますか?

A.デザインや着用する場面によっては、ビジネスシーンにも取り入れられます。

センタープレスや仕立てのきれいなトラウザーは、ビジネスシーンでも使いやすいアイテムです。スーツスタイルだけでなく、ジャケットを組み合わせたオフィスカジュアルにも活用できます。

ネイビーやグレーなどの落ち着いた色を選べば、ビジネスシーンに合うコーディネートにまとめられるでしょう。

Q.トラウザーにはどんな靴を合わせればよいですか?

A.革靴やローファー、シンプルなレザースニーカーなどと合わせるのがおすすめです。

重要な商談など、かっちりとしたビジネスシーンでは、ストレートチップやプレーントゥなどの革靴が合わせやすいでしょう。オフィスカジュアルや休日スタイルには、ローファーや無地のレザースニーカーも合わせられます。

革靴よりもカジュアルにまとめたいときにおすすめです。

Q.トラウザーの丈はどのくらいが適切ですか?

A.好みや着用シーンに応じて、「ハーフクッション」や「ノークッション」などから選ぶとよいでしょう。

ビジネスシーンでは、靴の甲に裾が触れる「ハーフクッション」を選ぶと、裾に適度なゆとりが生まれ、落ち着いた印象にまとめられます。足元をすっきりと見せたい場合は、靴に裾が触れない「ノークッション」がおすすめです。

自分に合うトラウザーを選んで上品な着こなしを楽しもう

トラウザーは、きれいめで上品な印象に見せられるボトムスです。ビジネスシーンではジャケットと、休日にはカットソーやポロシャツなどと合わせることで、さまざまな着こなしを楽しめます。素材やシルエット、タックなどのディテールにこだわることで、自分の体型や着用シーンにぴったりな1本を見つけられるでしょう。

AOKIでは、ビジネスシーンや休日のジャケパンスタイルなどに取り入れやすい、さまざまなトラウザー・スラックスをそろえています。店舗ではサイズやシルエットを実際に比較しながら、自分の体型や着用シーンに合ったアイテムを探すことが可能です。ぜひ、店頭やオンラインショップでお気に入りの1着を見つけてください。

【メンズ】オンもオフも活躍する
AOKIのスラックス・パンツ一覧はこちら

関連記事