アイコン カテゴリ
スーツにベスト(ジレ)をどう合わせる?種類や選び方・着こなしのポイントを解説

スーツにベスト(ジレ)をどう合わせる?種類や選び方・着こなしのポイントを解説

ビジネス メンズ

公開日:

更新日:

ベストは、メンズスーツの着こなしを格上げする便利なアイテムです。ジレやチョッキとも呼ばれ、着こなし次第でビジネスシーンから結婚式などのフォーマルなシーンまで幅広く活用できます。本記事では、スーツにベストを合わせるメリットやベストの種類、選び方を解説します。ベストを使ったシーン別のおすすめスタイルや着こなしのポイントも紹介。スーツスタイルをおしゃれに仕上げたい方は、ぜひ参考にしてください。

スーツにベストを着用する4つのメリット

mens-suit-vest02.jpeg

ベストは、かつて下着とされていたシャツを隠し、紳士としての品格を保つという正統な歴史を持つアイテムです。スーツの中にベストを取り入れるだけで、いつものスーツスタイルがぐっと洗練されます。ここでは、スーツにベストを着用する4つのメリットについて詳しく解説します。

スーツ×ベストの着こなしの
ポイント3つはこちら

品のある着こなしができる

スーツにベストを合わせることで、品のよさを演出できます。ベストを重ねたスーツスタイルは、ジャケット単体の場合と比べて格式高い印象になり、結婚式などのフォーマルシーンにも向いています。

また、ベストを身につけることで、相手に信頼感を与えられるのもポイントです。説得力をもたせたい大事な商談には、スリーピースの勝負スーツを用意しておくとよいでしょう。

スタイルをよく見せられる

スタイルをよく見せられる点も、ベストを着用するメリットです。ベストを重ねることで胸元に厚みが出るため、立体的でたくましい体に見せられるでしょう。スーツのジャケットより丈が短く、腰の位置が高く見えることで、脚長効果も期待できます。

また、濃いカラーを選ぶことで引き締まった印象を与えられるため、お腹周りが気になる方にもおすすめです。

防寒対策になる

ジャケットの下に着込めるベストは、防寒対策にうってつけのアイテムです。程よいフィット感があるため、ベストの着用で暖かく過ごせます。気温差に対応しやすいことから、寒い時期はもちろん、季節の変わり目にも人気です。

保温効果を高めたい方は、より防寒性に優れたニットベストを活用するのがよいでしょう。ただし、フォーマルな場ではカジュアルな印象になるため、着用はビジネスシーンに留め、TPOに応じて使い分けるのがおすすめです。

ジャケットを脱いでもサマになる

スーツスタイルにベストを着用しておくことで、ジャケットを脱ぐタイミングでもスマートな印象をキープできます。ワイシャツ1枚ではカジュアルに見えてしまう場面も、ベストがワイシャツのシワや透け感をカバーしながらきちんと感を演出します。

ジャケットを着るには暑い夏に、清潔感のあるスーツ姿をキープするアイテムとしてもおすすめです。

スリーピーススーツの印象とは?
ビジネスシーンでも失礼にならない着こなし方を解説

ツーピーススーツとは?
スリーピースとの違いや実際のコーデ例を徹底解説

スーツに合わせるベストの種類

ベストの種類 特徴
シングルベスト ・ボタンが1列のオーソドックスなデザイン
・着回し力が高い
ダブルベスト ・ボタンが2列に配置され、左右の生地を深く重ね合わせたデザイン
・重厚感がある
襟付きベスト ・首元に襟があるデザイン
・クラシックでよりフォーマルな印象を与える

ベストには、定番から個性的なものまでさまざまな形があります。着用シーンや見せたい印象によってふさわしい種類が変わるため、それぞれの特徴を押さえておくことが大切です。ここでは、代表的なシングル、ダブル、襟付きの3種類のベストについて紹介します。

シングルベスト

シングルベストは、ボタンが1列に配置されたもっともオーソドックスで着回し力の高いデザインです。すっきりとしたVゾーンを作り出し、ビジネスシーンから結婚式などのフォーマルな場面まで幅広く活躍します。

初めてスリーピーススーツに挑戦する方や、どんなスーツにも合わせやすいベストを探している方におすすめです。

ダブルベスト

ダブルベストは、正面の生地を左右に大きく重ねて2列のボタンで留める、重厚感のあるデザインが特徴です。シングルベストよりも胸元にボリュームが出るため、よりクラシックでエレガントな印象を与えます。

結婚式やパーティーなど、華やかなシーンで周囲と差をつけたい方にぴったりです。

襟付きベスト

襟付きベストは、その名の通り首元に襟がデザインされており、ジャケットを脱いでもきちんとした印象をキープできるのが魅力です。英国の伝統的なスタイルを感じさせ、胸元に立体感と落ち着きをもたらします。

クラシックな雰囲気が好きな方や、フォーマル度をさらに引き上げたい方におすすめです。

ジレのおしゃれな着こなし方は?
着用シーンやコーディネートのコツを徹底解説

ビジネスからフォーマルまで
スタイルを格上げ!
AOKIのジレ・ベスト一覧はこちら

スーツに合わせるベストの選び方

ベストは「ジレ」や「チョッキ」とも呼ばれ、さまざまなデザインやカラーがあります。選択肢の多さから、スーツスタイルにベストを取り入れたいけれど、どのように選べばよいかわからないという方も多いでしょう。ここでは、メンズスーツに合わせるベストの選び方を紹介します。

スーツとベストは基本的に同素材を選ぶ

スーツとベストを同じ色・素材で揃える「スリーピーススーツ」を選ぶのが基本です。スリーピーススーツは統一感があり、もっともフォーマルで格式高い着こなしと見なされます。とくにビジネスや式典の場では、同素材でまとめることで相手に誠実で洗練された印象を与えられます。

後からベストだけを追加すると生地の風合いが合わず違和感が出やすいため、スーツと同じタイミングで購入するのがおすすめです。

ジャストサイズを選ぶ

スーツにベストを合わせる際は、ジャストサイズを選びましょう。身幅のサイズが小さいと窮屈で動きにくく、大きいと貧相に見えてしまいます。

また、サイズを選ぶうえで着丈の長さも重要なポイントです。ベストが短く裾からワイシャツが見えてしまうと、だらしない印象を与えてしまいます。一方、長すぎてもスタイルが悪く見えるため、ベルトが隠れるくらいの長さを選ぶのがおすすめです。

ベーシックなカラーを選ぶ

スーツに合わせるベストは、黒やネイビー、グレーといったベーシックカラーを選ぶのが基本です。

とくにビジネスシーンでは、派手なカラーや柄を避けてシックにまとめるのがよいでしょう。同じベーシックカラーでも、明るいトーンを選べば軽やかな着こなしに仕上がります。

なお、結婚式やパーティーなどの華やかな場面では、柄物などのデザイン性が高いベストを選び、遊び心のある着こなしを楽しむのも人気です。

スーツ×ベストを着こなす3つのポイント

mens-suit-vest03.jpeg

ベストをスマートに着こなすには、着方のポイントを押さえることが大切です。普段からスーツを着用する方も、ベストの基本のマナーを知っておきましょう。ここでは、スーツに合わせるベストの着方を解説します。

1番下のボタンは開ける

ベストを着用する際、1番下のボタンを開けておく「アンボタンマナー」が基本ルールです。これは、座ったときや動いたときに裾にシワが寄るのを防ぎ、シルエットを美しく保つための実用的な意味合いがあります。

シングルベストはもちろん、フォーマルベストでも1番下は留めないのが基本マナーです。1番下まで留めると窮屈で野暮ったい印象になりかねないため、注意しましょう。

なお、ダブルベストの場合は、1番左下のボタンを開けて着用するのがマナーです。

  • 【ジャケットのボタンはどうする?】
  • スーツの中にベストを着用する際、ジャケットのボタンはすべて開けていても問題ありません。ベストを着用してジャケットのボタンを閉めると窮屈に見えてしまうため、動きのある場面では外しておくのが一般的です。ただし、重要な商談や格式高い式典での挨拶時など、誠実な印象を与えたい場面ではボタンを留めた方がよいケースもあります。
  • ダブルジャケットの場合はボタンを外すと見栄えが悪いため、閉めたままにしておくのがおすすめです。

ワイシャツの襟先をベストの中に入れる

ワイシャツの襟がベストの上にかかってしまうと、上品さに欠けた印象を与えてしまいます。ワイシャツの襟先はベストに隠しておくようにしましょう。

うまくベストに隠れない場合は、襟が大きく開いたワイシャツを着用するのがおすすめです。Vネックの開きが大きいベストを選ぶ際は、ワイドカラーやカッタウェイのワイシャツを選ぶとよいでしょう。

体型に合わせてVゾーンの見え方を意識する

ベストは、Vゾーンの見え方によって印象が変わります。体をたくましく見せたい方は浅めのVゾーン、スリムに見せたい方は深めのものを選ぶのがおすすめです。

サイズだけでなく、体型や求めるイメージに合うベストを選ぶことで、理想的なスーツスタイルに仕上がるでしょう。

【シーン別】スーツ×ベストのおすすめスタイル3選

ベストを着用する際は、ビジネスシーンから結婚式などのハレの日まで、TPOに合わせた着こなしが重要です。ここでは、AOKIのアイテムを使ったおすすめのスーツ×ベストスタイルをシーン別に紹介します。着用シーンをイメージしながら、ぜひ参考にしてみてください。

【ビジネス】スマートな営業スタイル

mens-suit-vest04.webp

ビジネス用の黒のスリーピーススーツに、ワインレッドのネクタイとポケットチーフを合わせたコーディネートです。黒とワインレッドの組み合わせは情熱を感じさせ、ここぞという商談にもぴったり。

また、ストレッチ性の高い素材を選ぶことでベストを着用しても窮屈さを感じにくく、初めてスリーピーススーツを着る方にもおすすめです。

スリーピーススーツは失礼?
シーン別に適切かどうかを徹底解説

【フォーマル】格式高い王道ブライダル

mens-suit-vest05.webp

フォーマルスーツにグレーのベストを合わせた王道のブライダルコーディネートです。爽やかなシルバー系の小物を添えることで、格式の高さと華やかさを兼ね備えた着こなしに仕上がります。黒とグレーのリバーシブルベストは、結婚式やパーティーなど、さまざまなシーンで着回せます。

また、手ぶらや大きすぎるバッグは避け、荷物をスマートに収納できるクラッチバッグを合わせると、より洗練された印象になるでしょう。

男性ゲスト必見!
結婚式に持っていくカバンは何がいい?
NGなカバンと選び方を紹介

【男性ゲスト】
結婚式にグレースーツを着てOK?
スーツの色や柄の選び方・着こなし方を解説

【パーティー】洗練された大人のドレスアップスタイル

mens-suit-vest06.webp

結婚式の二次会や、夕方以降のパーティーにぴったりなエレガントなコーディネートです。チャコールグレーのスリーピーススーツに、ダークカラーのワイシャツを合わせてスタイリッシュに仕上げています。

細身のスーツは、ベストを合わせることでよりスリムな印象になり、スタイルアップ効果が狙えるでしょう。シンプルな小物を合わせることで、スーツのさり気ないチェック柄が引き立ちます。

【男性ゲスト】
結婚式の二次会はどんな服装を選ぶ?
マナーや選び方を紹介

ビジネスからフォーマルまで
スタイルを格上げ!
AOKIのジレ・ベスト一覧はこちら

スーツに合わせるベストに関するよくある質問

スーツにベストを合わせる際のよくある質問をまとめました。正しい知識を身につけ、自信を持ってベストの着こなしを楽しんでください。

Q.スーツにベストを合わせるのを控えるべきシーンは?

A.葬式などの弔事(通夜・告別式)や、就職活動などの場面です。

葬式では装飾を極力省くのがマナーであり、ベストの着用は「おしゃれ」や「華やかさ」を連想させるためNGとされています。

また、就職活動においても、面接官によっては少し華やかな印象を持たれてしまうおそれがあります。そのため、リクルートスーツにベストを合わせるのは控えた方がよいでしょう。

Q.礼服(冠婚葬祭)にベストを合わせる際のマナーはある?

A.結婚式などはグレーやシルバーのベストを選び、葬式では着用しないようにしましょう。

結婚式などの慶事でブラックスーツにベストを合わせる場合は、シルバーグレーやライトグレーのベストを選ぶのが王道です。スーツと同色である黒のベストを選ぶと、全体の印象が重くなりすぎてしまう場合があります。

一方で、葬式ではベストの着用自体がマナー違反となるため控えましょう。

Q.結婚式でスーツのジャケットを脱いでベストだけで過ごすのはマナー違反?

A.基本的にはマナー違反です。

スーツはジャケットを着用した状態が完成形であり、ベストを着ているとはいえ、人前でジャケットを脱ぐのは失礼にあたるおそれがあります。

ただし、夏場の結婚式や二次会、カジュアルなパーティーなどで、司会者から「上着をお脱ぎください」とアナウンスがあった場合は脱いでも問題ありません。

【男性ゲスト】夏の結婚式の服装はどうする?
マナー・おすすめのスーツを紹介

Q.手持ちのスーツに合わせてベストだけ買うことはできる?

A.ベストだけの購入もできますが、手持ちのスーツとの色や素材のバランスに注意しましょう。

手持ちのスーツと全く同じ生地のベストを後から見つけるのは難しいため、あえて色柄を変える「オッドベスト」として取り入れるのがおすすめです。

ネイビースーツにグレーのベストなど、相性のよい色を選べばおしゃれにまとまります。ベストを取り入れるのが初めての方は、スーツと同じタイミングで購入する方が安心です。

Q.スーツと違う色柄のベスト(オッドベスト)の着用はどんなシーンにおすすめ?

A.オフィスカジュアルがOKな職場や、結婚式の二次会、パーティーなどでの着用がおすすめです。

オッドベストはスリーピースに比べてカジュアルで華やかな印象になるため、格式高いフォーマルシーンや重要な商談にはふさわしくありません。

しかし、グレースーツに黒のベストを合わせるなど、遊び心のある着こなしを楽しめるため、少し崩したカジュアルシーンや結婚式の二次会などで着用するのがおすすめです。

Q.ビジネスやフォーマルシーンでニットベストを着てもいい?

A.ビジネスシーンでは許容されるケースが多いですが、フォーマルシーンでは避けた方がよいでしょう。

冬場に防寒目的でニットベストを着るのは、オフィスカジュアルとして広く定着していますが、重要な会議などでは控えると安心です。

また、結婚式などのフォーマルな場ではカジュアルすぎるため、必ずスーツと同じ生地のベストや礼服用のフォーマルベストを着用しましょう。

スーツにベストを取り入れてワンランク上の着こなしを

ベストを着用する際は、種類や違いを理解し、1番下のボタンを開けるアンボタンマナーを守ることが大切です。スーツにベストを取り入れることで品格や信頼感がアップし、防寒やスタイルアップ効果も期待できます。TPOに合わせた選び方で、大人の余裕を感じさせる洗練されたスーツスタイルを作り上げましょう。

AOKIでは、初めての方でも挑戦しやすいスリーピーススーツや、結婚式などのフォーマルシーンにふさわしいジレ・ベストを豊富に用意しています。ぜひお近くのAOKI店舗やオンラインショップでお気に入りの一着を見つけてください。

※掲載のAOKI商品はコーディネートの一例です。在庫状況により商品が無い場合がございます。

ビジネスからフォーマルまで
スタイルを格上げ!
AOKIのジレ・ベスト一覧はこちら

関連記事