ジレとは?着用シーンや選び方を紹介

ジレとは?着用シーンや選び方を紹介

ビジネス メンズ

公開日:

更新日:

スーツに合わせて着用される「ジレ」とは、別名「ベスト」や「チョッキ」とも呼ばれているアイテムです。
近年では、フォーマルな場面のみならず、カジュアルなコーディネートにも取り入れられています。
ジレを身につけると、体型をスマートに見せたり、スタイルを引き締めたりする効果が期待できます。
そこで本記事では、ジレの特徴から種類、着用するメリット、選び方のポイントまで、徹底解説します。
ジレを着こなしたい方や、挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてください。

スーツで着用する「ジレ」とは?

スーツに合わせて着用されるジレは、ジャケットとシャツの間に重ねるベストのことを指します。

日本では「チョッキ」と呼ばれてきましたが、現代では「ジレ」という呼び方が一般的です。

スリーピーススーツの一部として、格式ある場で着られるのみならず、単体でコーディネートに取り入れると、おしゃれ度を高めるアクセントにもなります。

また、体型をカバーしながらスタイルを整えられるため、男性から多くの支持を集めています。

ベストとチョッキの違い

「ベスト」「チョッキ」「ジレ」は、いずれも袖のない上着を指す言葉ですが、その背景や使われ方には違いがあります。

「チョッキ」は、江戸時代に和製英語として広まった呼び名で、昭和期までは一般的でしたが、現在ではやや古い印象がある言葉です。

一方「ベスト」は、英語由来でスーツの中に着ることから、フォーマルな印象をやや強く持ち、ビジネスや正装のシーンで多く使われます。

最後に「ジレ」は、フランス語由来の呼称であり、洗練された雰囲気を意識した呼び名として定着しています。

現代では同じアイテムとして扱われていますが、日常会話では「ベスト」、ファッション誌などでは「ジレ」と表現されることが多いのが特徴でしょう。

ジレは単体でも着る?

ジレは、もともとスリーピーススーツの一部として着用されるアイテムですが、近年はカジュアルシーンでも、単体で楽しむスタイルが注目されています。

シャツやカットソーの上に羽織るだけでも、スタイルに立体感が生まれ、上品で知的な印象を与えられます。

例えば、白シャツにネイビーのジレを合わせると清潔感があり、ジャケットを羽織らなくてもおしゃれに着こなせるのが魅力です。

また、デニムやチノパンと組み合わせれば、大人の余裕を感じさせるカジュアルスタイルが完成します。

スーツの一部としてのみならず、単体で着ることでコーディネートの幅が広がり、普段のファッションをより洗練されたものにしてくれます。

男性がジレを着用するメリットや魅力

6-2-251009-09.jpg

ジレは単なるスーツの一部にとどまらず、男性ファッションの着こなしを引き立てる魅力を持っています。

ここでは、ジレを身につけることで得られる具体的なメリットについて、詳しく解説していきます。

体型がカバーできる

ジレは体型に悩みがある男性にとって、非常に頼りとなるアイテムです。

お腹や腰回りを自然に隠せることから、全体をすっきりと見せる効果があります。

シャツ一枚ではどうしてもシルエットが強調され、お腹や腰回りが目立ってしまうことがありますが、ジレを重ねることでラインをほどよくぼかせます。

また、ジレには縦のラインを作る効果もあるため、着るだけでスリムな印象を演出できるのが魅力です。

体型に自信がない方でも、自然にスタイルアップができるため、この機会に、ぜひジレを取り入れた着こなしにチャレンジしてみてください。

縦長効果でスタイルアップ

ジレの魅力は、前ボタンを開けて着用することで、縦のラインを自然に強調できる点にもあります。

縦長効果により、実際の身長よりも高く見せたり、全体のシルエットを引き締めたりすることが可能です。

そのため、小柄な方や体型にコンプレックスを持つ男性は、ジレを取り入れるだけで印象を大きく変えられるでしょう。

例えば、シャツやパンツを同系色でまとめ、その上にジレを合わせることにより、縦のラインがより際立ってスマートな印象が強まります。

シンプルな着こなしでも、ジレを取り入れることで手軽にスタイルアップでき、大人の品格を演出できます。

季節問わず使える

ジレは、一年を通して活躍する万能なアイテムです。

春夏はシャツに合わせることで、軽やかで涼しげな印象を演出できます。

シンプルなシャツスタイルでも、ジレを羽織ると立体感が生まれ、爽やかさと知的な印象を兼ね備えた装いに変わるでしょう。

一方、秋冬はジャケットやコートの下に重ねると、防寒性を高めつつ、着こなしに奥行きを加えられます。

また、スーツのインナーとして、組み合わせればフォーマルなスタイルと暖かさを両立できるのも魅力です。

このように、ジレは季節ごとの着こなしを楽しめるため、カジュアル・フォーマルのどちらでも楽しめるファッションといえるでしょう。

カジュアルからモードまで対応している

ジレの魅力は、シーンに応じて幅広い着こなしができる柔軟さです。

ビジネスシーンでは、スーツと組み合わせることで品格を保ち、知的で信頼感のある印象を与えられます。

一方、休日はTシャツやデニムと合わせると、ラフさの中に大人らしい余裕を感じさせるカジュアルスタイルが完成します。

さらにモード系ファッションにも自然に取り入れられ、コーディネートに洗練された雰囲気を加えられる点も強みです。

フォーマルからストリート、モード系まで対応できるジレは、男性のファッションを格上げするアイテムといえます。

ジレはどういうときに着用する?シーン別の着用方法を紹介

ジレはスーツスタイルを格上げするだけでなく、日常のさまざまな場面で活躍するアイテムです。

フォーマルなオフィスやビジネスシーンの場では、信頼感を高める効果があります。

一方、休日のカジュアルなお出かけに取り入れると、程よくおしゃれ感をプラスできる点が魅力です。

ここでは、シーン別におすすめのジレの着方をご紹介していきます。

オフィスやビジネスシーン

ジレは、オフィスやビジネスシーンにおいて、信頼感を強調できるアイテムです。

特に、スリーピーススーツの一部として取り入れると、全体に統一感が生まれ、相手に対して誠実さや落ち着いた印象を伝えられます。

会議や商談といった重要な場面では、細部まで整えられた装いをすることで、相手に安心感を与えられ、ビジネスパートナーとしての信頼を高めてくれます。

また、ジャケットを脱いだ際も、ジレを着ているとだらしない印象を与えず、清潔感を維持できる点が大きなメリットです。

さらに、ジレは体型を自然にカバーしてくれるため、姿勢を正しく見せる効果にも期待できます。

日常のオフィスワークから、プレゼンや商談といった大事な場面まで、ジレは信頼構築を後押しする心強い味方といえるでしょう。

カジュアルなお出かけ

ジレは、縦のラインを強調できるため、スタイルアップを狙いたい男性にとって最適なアイテムです。

縦のラインが強調されることで、身長を実際よりも高く見せる効果があり、全体のシルエットをすっきりと整えてくれます。

低身長や体型に悩みを持つ方でも、ジレを合わせることにより、自然に引き締まった印象を与えられるでしょう。

また、同系色のシャツやパンツと組み合わせると、縦の流れがさらに際立ち、全体がスマートに仕上がります。

例えば、白シャツに黒のジレを合わせると、シンプルながらもシックな雰囲気を作り出せます。

また、ジャケットを羽織らなくても、大人っぽい印象を演出できるため、ビジネスカジュアルや休日の外出にも活用しやすいのが魅力です。

このように、ジレを一枚取り入れるだけで、普段のコーディネートが垢抜けて見え、姿勢やスタイルまで良くなったように感じさせてくれます。

パーティなどの特別な場面

ジレは、パーティーや特別な場面でも活躍するアイテムです。

華やかなシーンでは、ジャケットを脱ぐ機会も多いですが、ジレを着ていればフォーマルな印象を保ちながら、上品さを演出することができます。

例えば、結婚式の二次会などのシーンでは、スーツスタイルにジレを合わせることにより、ドレッシーな雰囲気が一層増すでしょう。

また、カジュアルな雰囲気のパーティーでは、シャツやカットソーにジレを羽織るだけで洒落感が出て、ラフすぎない大人の装いが完成します。

フォーマルとカジュアルの中間を演出できるジレは、シーンに合わせて自由に印象を変えられるため、幅広く特別な場面で頼れる存在といえるでしょう。

ジレの種類を徹底解説

ジレには、スーツと合わせる定番のものから、カジュアルに取り入れやすいものまで、さまざまな種類があります。

丈の長さや素材の違いで印象が変わり、シーンごとにふさわしいスタイルを選べる点も、ジレの大きな魅力です。

ここでは、ジレの代表的な種類と、それぞれの特徴についてご紹介していきます。

テーラードジレ

テーラードジレは、スーツとの相性が非常によく、スリーピーススタイルを完成させる上では欠かせません。

フォーマルな印象を高める効果があり、結婚式や式典、商談など、大事な場面で信頼感を演出できます。

また、ジャケットを脱いだ場合でも、上品さを保てる点が大きな魅力です。

シャツとジレだけでも、十分にきちんとしたスタイルに仕上がるため、だらしなく見えません。

さらに、体型を整えて見せる効果や、縦ラインの強調によってスタイルアップに期待できるのも特徴です。

クラシックな雰囲気を好む男性にとって、テーラードジレは一枚持っておくと、幅広いシーンに対応できます。

ロングジレ

ロングジレは腰下まで丈のあるデザインで、縦のラインを強調しスタイルアップ効果があります。

特に、身長を高く見せたい人や、すっきりとした印象を与えたい人におすすめです。

長めのシルエットは、モード感のある雰囲気を持ち、きれいめなパンツスタイルにもよく映えます。

また、カジュアルな装いに取り入れるとファッション性が増し、普段のコーディネートを都会的な印象へと格上げしてくれます。

大人の男性がトレンド感をさりげなく取り入れるのに最適な一着といえるでしょう。

ショートジレ

ショートジレは腰上丈で軽快な印象を与え、動きやすさに優れている点が特徴です。

そのため、春夏コーデに取り入れやすく、薄手のシャツやカットソーとの相性が抜群です。

ラフなコーディネートでも、ショートジレを合わせることで一気に引き締まり、大人な雰囲気が加わります。

また、短めの丈は脚を長く見せる効果を持ち、全体のバランスを整えてくれる点も魅力です。

さらに、軽やかな雰囲気を演出できるため、普段のカジュアルスタイルを格上げしてくれます。

休日のお出かけから、リゾートシーンまで、幅広く活用できる汎用性の高さもポイントです。

ダウンジレ

ダウンジレは、防寒性に優れたカジュアル向きのアイテムであり、冬のシーズンに活躍します。

アウターの代わりとして使えるため、休日の外出やアウトドアシーンで重宝されます。

中綿入りのデザインが体を温めつつ、腕周りが動かしやすいため、アクティブな場面に最適です。

また、シャツやニット、パーカーなど、幅広いアイテムと相性が良く、カジュアルながらもこなれ感を演出できます。

そのため、防寒性と実用性の高さに加え、アウトドアテイストを取り入れたい方にもおすすめです。

ダウンジレは、冬のファッションに変化をつけたい男性におすすめの万能アイテムといえるでしょう。

【補足】ボタンのタイプにも種類がある

ジレには、ボタンのタイプにもさまざまなバリエーションがあり、印象を大きく左右します。

シングルタイプはすっきりとしたシルエットを作りやすく、ビジネスシーンやフォーマルな場面に適しています。

一方、ダブルタイプはクラシックで重厚感があり、結婚式や式典などの華やかな場面におすすめです。

さらに、ボタンの数によっても雰囲気が変わり、少ないと軽やかに、多いとフォーマルな印象が強まります。

このように、ボタンのデザインや数を意識して選ぶことで、ジレはフォーマルにもカジュアルにも対応できます。

着用シーンに合わせて選ぶことが、おしゃれを楽しむポイントとなるでしょう。

ジレを選ぶ際の4つのポイント

ジレをおしゃれに着こなすためには、デザインのみならず、選び方のポイントを意識することが大切です。

カラーや素材の違いによって雰囲気は大きく変わり、サイズ感を誤ると、せっかくのスタイルアップ効果も半減しかねません。

また、ボタンの数や配置によって印象を調整できるため、細部までこだわることにより、自分に合ったジレを選べるでしょう。

それでは、ジレを選ぶポイントについて、一つずつ見ていきましょう。

カラー

ジレを選ぶ際にカラーを意識すると、スタイルに統一感が出やすくなります。

ブラックやネイビーは、フォーマルな印象が強く、ビジネスシーンでの着用に最適です。

特に、同系色のスーツとの相性がよく、会議や商談など大切な場面で信頼感を高める効果があります。

一方、ベージュやグレーは、カジュアルなスタイルにも取り入れやすく、休日の外出や友人との集まりといったシーンでも着やすいカラーです。

また、同じ色でも濃淡によって印象が異なるため、シーンに合わせて選ぶことが大切です。

明るめのグレーは軽やかで爽やかな印象を与え、濃い色合いのグレーは落ち着いた雰囲気を演出します。

TPOを意識したカラー選びが、ジレを上手に使いこなすポイントとなります。

素材

ジレは、素材によって印象や着用シーンが大きく変わります。

ウール素材はフォーマル感が強く、スリーピーススーツに合わせると、落ち着いた雰囲気を作り出してくれます。

一方、コットンは軽やかでカジュアルな印象を与え、休日やリラックスした雰囲気に適しているでしょう。

また、夏には通気性に優れたリネン素材を選ぶと、涼しげで爽やかに着こなせます。

冬には保温性のあるツイード素材を取り入れると、冬らしい季節感が出て、重みのあるコーディネートが可能です。

このように、季節や用途を考慮して素材を選ぶことにより、ジレの魅力を最大限に引き出せます。

サイズ・大きさ

ジレはサイズ感が非常に重要であり、体にフィットしているかどうかで、印象が大きく異なります。

大きすぎるとシルエットが崩れ、だらしなく見えてしまいます。

反対に、小さすぎると窮屈で動きにくく、快適さを損なう原因となるため注意しましょう。

理想は、肩幅が自分の体型に合っており、着丈がベルトの位置に軽くかかる程度のサイズ感です。

試着する際には、前をとめた状態で無理なく動けるかを確認すると安心です。

また、インナーに着るシャツやジャケットとのバランスも考慮することで、より自然でスマートな着こなしが可能となります。

正しいサイズ選びは、ジレを格上げして見せる最大のポイントといえるでしょう。

ボタン

ジレのボタンデザインは、見た目の印象を左右します。

シングルタイプはすっきりとした印象を与え、ビジネスやフォーマルなシーンに最適です。

一方、ダブルタイプは重厚感やクラシカルな雰囲気があり、特別なシーンやおしゃれに力を入れたい場面で活躍します。

また、ボタン数によっても印象は異なり、少ない場合は軽やかでカジュアルな雰囲気に、多い場合はフォーマルな印象が高まります。

このように、好みやシーンに合わせて選ぶことで、同じジレでも表情を変えられるのが魅力です。

自分のスタイルや目的に合ったボタンデザインを選ぶことが、センスある着こなしにつながります。

まとめ

6-3-251009-09.jpg

ジレは、スーツスタイルを引き締めるのみならず、カジュアルにも、モードにも活用できます。

体型を自然にカバーし、縦のラインを強調することでスタイルアップできるほか、季節を問わず使える実用性も魅力です。

また、種類やデザインが豊富であり、カラー・素材・サイズ・ボタンの選び方次第では、印象を自在に変えられます。

自分のライフスタイルやシーンに合わせてジレを取り入れると、コーディネートをより一層楽しめるでしょう。