多様化するライフスタイルと働き方を支える"理想のビジネスウェア"を徹底調査!
2025.03.06
- お悩み
3月8日は、国連により制定された「国際女性デー」。ジェンダーの平等を尊重する、国際的な記念日です。この国際女性デーに際し、今一度、現代の多様化するライフスタイルと服装について考えるべく、20~50代の働く女性を対象に「多様化する働き方と服装に関する意識調査」を実施しました! 女性たちにはいったいどんなお悩みがあるのでしょうか。
#ジャケジョの約8割が、働き方の柔軟性を実感
キャリアとプライベートの両立がしやすくなった!?
調査によると、じつに81.5%の働く女性が「昨今、働き方の柔軟性が増している」と感じていることがわかりました。それって、私たち#ジャケジョにとってもうれしい傾向!多様化するライフスタイルが、働き方の選択肢にも影響を与えているといえますね。
また「働く女性の活躍領域の広がりを実感する具体的な場面や変化は?」という質問に対して、「柔軟な働き方の普及(36.3%)」が最も多く票を得たのをはじめ、第2位の「女性管理職の増加(32.8%)」、第3位の「結婚・出産後もキャリアの継続が可能(31.8%)」がランクイン。調査結果から、柔軟な働き方が普及してきたことで、女性のキャリア形成や活躍の場も広がっていることがわかります。女性の多様なライフスタイルに対応した柔軟な働き方が、女性が社会で活躍するためにはとても重要なことだといえますね。企業や社会が柔軟性のある働き方をさらに支援し、仕事とプライベートの両立を支える仕組みを整えることで、女性がより充実した日々を送ることができるはず!そしてさらなる社会的な活躍につながっていくのだと思います。
ライフスタイルの多様化によりビジネスウェアも変化
調査によると、働く#ジャケジョの約78%が、「ライフスタイルの多様化にともない、ビジネスウェアの変化を感じている」と回答しました。
具体的に「働き方や環境によって変化した、ビジネスウェアに求める要素」を尋ねたところ、第1位が「シンプルで着まわし重視(35.8%)」で、第2位が「働きやすさや快適性を重視(31.0%)」、続いて「カジュアルにもフォーマルにも使える(24.5%)」、「機能性や着心地を重視(23.4%)」、「ケアが簡単で時短を重視(20.1%)」という結果に。
服の機能性や実用性というとスポーツウェアなどをイメージしがちですが、働く#ジャケジョたちはビジネスウェアにも、服装ケアの時短をサポートする機能性や実用性、そして快適性を求めていることが見て取れますね。着まわしや快適性に優れたデザインはもちろんのこと、仕事と家庭、そして趣味など自分の時間を効率よく両立させるために、ケアが簡単で使い勝手のいい服装が重視される傾向がわかります。
働く女性はアイロン・クリーニング・洗濯など服装のケアに年間約468時間も費やしていた!
よりシンプルで機能性や汎用性のあるビジネスウェアが求められていることが分かったところで、「働く女性たちが抱える服装ストレス」について考えてみたいと思います!
まずは、先の調査から「ビジネスウェアのケアを軽減したい」という思いが強いことが判明しましたが、実際どのくらいの「服装ケアへの負担」があるのかを調査してみました。するとびっくり! アイロン、クリーニング、洗濯などに費やす時間は、週あたり平均8.9時間にもなることがわかりました。
年代別では、20代が平均8.2時間、30代が平均8.8時間、40代が平均10.5時間と、年代が上がるにつれてケアに費やす時間が増加。また、「重視する働き方の価値観」別に調査したところ、最もケアに時間をかけているのは、「キャリアアップを目指す女性」の平均16.3時間、次いで、「結婚・出産後も仕事を継続する女性」の平均12.2時間という結果になりました。
キャリアアップやライフステージの変化を経ても働き続けたいと考える女性ほど、ビジネスウェアのケアに多くの時間を費やしていることがわかります。一方で、仕事とプライベートを両立させるには、時間の確保が不可欠であることも明らかに。服装ケアの時短が、女性の負担軽減や活躍を支える重要な要素となることが示唆されます。
ビジネスウェアの3大ストレスは、「服装ケア」「疲れやすさ」「動きにくさ」
では「働く女性たちが抱える服装ストレス」について具体的にみていきましょう。調査の結果、第1位は「ケアに手間がかかる(30.3%)」に。平均週9時間近くも服装ケアに時間を費やしているわけですから、やはり負担は大きいですよね。続いて、第2位は「長時間着ると疲れやすい(29.9%)」、第3位「動きづらく快適さが足りない(28.6%)」と続きます。カジュアルな服に比べると、ビジネスウェアのかっちりした着心地などが負担になっているようです。
特に、仕事とプライベートを両立させ、充実したライフスタイルを確立したい働く女性にとっては、時間の確保が不可欠。「ケアが簡単で時短できる」「快適に動ける」といった要素が、働く女性をサポートするための重要なポイントとして明らかになりました。ライフスタイルや働き方が多様化する中で、ビジネスウェアの進化、つまり、より着心地よく扱いやすいビジネスウェアのニーズが高まっているといえます。
理想のビジネスウェアは「洗える」「ケアの時短」が絶対条件との声も!
では、働く女性にとって「理想のビジネスウェア」とは?調査の結果によると、第1位は「自宅で洗える・速乾性(42.7%)」、第2位は「防シワや防汚などの機能素材(40.8%)」と続き、合わせて83.5%もの働く女性たちが服装ケアの手軽さや時短を強く求めていることが明らかに。
また、第3位には「コストパフォーマンスの良さ(36.8%)」、第4位には「長時間着ても疲れない軽量素材(33.3%)」がランクイン。デザインや色などの見た目より、効率的で快適な着心地やコスパを重視する傾向がうかがえますね。女性に寄り添うビジネスウェアには「利便性の高さと、快適さを提供する」ことが重要だといえます。この結果から、「仕事とプライベートの両立」「より自由で快適に働ける環境」を支えられるようなビジネスウェア開発が求められていることがわかります。
「働きやすい服装」が働きやすさや日常生活に与える影響大!
「ストレス軽減」や「自分らしく振る舞える」メンタル面の作用が
「働きやすい服装」は、女性の働きやすさや日常にどのような影響を与えるのでしょうか。調査結果の第1位は「ストレスが減り、心身に余裕を持って働ける(41.6%)」、第2位は「職場でも自分らしく振る舞え、自信が持てる(28.9%)」、第3位は「服装準備が効率化し、自分の時間が増える(24.4%)」という結果に。ビジネスウェアの高機能性や汎用性は、日常生活における負担軽減につながり、生活の質を向上させる重要な要素であることが調査の結果より明らかになりましたが、さらに「自分に合った服」をチョイスすることで、ストレスの軽減や、ポジティブなメンタルをキープする働きが期待されているようです。働く女性がさらに活躍の場を広げるためには、職場環境やサポート体制の充実も重要ですが、「働きやすい服装」という視点からの支援も、女性の心身の健康や生産性向上を助ける重要な要素といえますね。
働きやすく、自分らしいビジネスウェアが女性のさらなる社会進出を後押しする!
今回の調査により、働く女性のビジネスウェアは「ビジネスシーンに着る服」という枠組みを超え、「自らを表現し、ポジティブなメンタルをキープする」、そして「仕事とプライベートの両立を支えてくれる」存在として求められていることがわかりました。働き方もプライベートでの過ごし方も多様化する現代において、#ジャケジョたちのビジネスウェアの進化にニーズが!ビジネスウェアに求められる役割はますます広がっていきそうです。