AOKIの約束

まっすぐ立って取れにくいボタン

時代が変わっても、スーツの役割は変わらない
スーツは、ただ着られればいいという服ではありません。
スーツは身だしなみの代表格。特に、第一印象は見た目が9割と言われる現代においては、
人の印象を左右するさらに重要な存在になっています。ビジネスはもちろん、ご挨拶やハレの日など。
価値観が多様化する今でも変わらず、印象が大切になるシーンにスーツが選ばれるのもそのためです。
人はスーツの印象に自身の印象を託す。だからこそスーツをつくる私たちは、着る人の印象にまで責任を持つ必要があるのです。

一着に注がれる、無数のこだわり
人の印象を担う服、スーツ。その一着は細かなものも含めると、
実に30ほどのパーツが組み合わされてできています。
そのパーツから一着のスーツを完成させるまでには、いくつもの工程があり、糸1本から自社でつくるAOKIでは、その工程のすべてを丁寧に行い、パーツを組み合わせ、縫い合わせていき、一着のスーツを完成させていきます。
さらに、このスーツづくりの工程に加え、AOKIでは業界No,1と言われる厳格な品質検査の項目が
いくつも設定されています。高い品質のスーツを届けるために。
細かなスーツのパーツを、厳格な基準をクリアする細やかな技術で紡いでいく。
AOKIのこだわりは細部にまでしっかりと注がれます。

小さなボタンに、AOKIの確かな技術
そんなAOKIのこだわりを象徴する1つが、業界では有名な「まっすぐに立って取れにくい」ボタンです。
「ボタンが取れるときはスーツの生地ごと取れろ」。
これは、創業者が掲げたスーツの品質に対する信念です。
AOKIではこの信念を体現するために、「ボタン12箇条」という独自のルールを設定。
一つ一つ、強靭で取れにくいボタン付けを実現させるためには、糸巻きや根巻きの回数から、糸を引っ張る力の加減に至るまで、AOKIが積み重ねてきた確かな技術やノウハウを、現代の縫製技術に反映し、細かく管理することが欠かせないのです。

スーツの真ん中に、ひとつの約束
ボタンは単に取れにくければいいというものではありません。
ボタンは着る人の印象をスーツの真ん中で支える存在でもあります。だからこそ、その佇まいには凛とした美しい「品」も必要だと思うのです。
最初と最後の糸が見えないことはもちろん、頑丈な縫製ながら、適度なゆるみを与え、硬すぎない絶妙なものに仕上げていく。
ボタンの立ち姿が、着る人の立ち姿に宿るように。
スーツの印象は細部で決まる。
私たちは、小さなボタンひとつにも最後までこだわり抜いています。
「人生のあらゆる場面において人々を輝かせる
お手伝いをしたい」。
創業当時から大切にしている
AOKIの想いは、
こうしたボタン付けひとつにも
受け継がれています。