就活におすすめの髪型は?
男女別に好印象を与える髪型を紹介
就活、特に面接の場では、話す内容だけでなく第一印象も重要といえます。そんな第一印象を左右する要素の1つが髪型です。例えば、長すぎる前髪で目が隠れているよりも、しっかり目が見えているほうが明るい印象を与えられるでしょう。この記事では、男女別に就活における髪型の注意点やおすすめの髪型を紹介します。
目次
就活において髪型は印象を左右する大事な要素
多くの場合、就活では言動だけでなく身だしなみも見られています。面接官に好印象を与えたいなら、発言や振る舞いだけでなく身だしなみにも気を付けたいところです。
また、身だしなみの中でも特に髪型は目立ちやすいため、注意が必要です。寝癖がついていないかチェックし、清潔感のある髪型に整えましょう。
就活における髪型の具体的な注意点やおすすめの髪型については、次の章から詳しく解説します。
【男性編】就活時の髪型における注意点
男性が就活時の髪型で特に気を付けたいポイントは以下の3つです。
・髪は短めにしておでこや耳を出す
・襟足を短めにする
・スタイリング時はワックスをつけすぎない
詳しくは以下で解説します。
髪は短めにしておでこや耳を出す
長い髪で顔が隠れていると、暗い印象を与えかねません。逆に、髪を短めにして顔をしっかり出していると、明るい印象を与えやすくなります。
このときに意識したいのがおでこと耳を出すことです。おでこを出していると、快活な雰囲気を演出できます。また、耳を出していると全体的により爽やかな印象になるでしょう。
また、おでこや耳回りがすっきりしていると顔がよく見えるため、面接時に表情が伝わりやすいというメリットもあります。
襟足を短めにする
清潔感を出すには、襟足を短めにカットしましょう。具体的には、ワイシャツのカラーにかからない長さが目安です。この長さであれば正面から襟足が見えず、顔回りがすっきりして見えます。
癖毛だと襟足の癖が目立ちやすい場合があるため、気になるなら特に短めを意識しましょう。
スタイリング時はワックスをつけすぎない
就活時、髪をセットするためにワックスを使うのはOKです。しかし、つけすぎるとベットリとした印象になり、清潔感が損なわれてしまいます。スタイリング時は、必要最低限のワックスをつけるようにしましょう。
【メンズ向け】就活におすすめの髪型3選
ここでは、就活におすすめのメンズ向けヘアスタイルを紹介します。
ショート

ショートヘアは、就活スタイルの定番といえます。若々しくフレッシュな印象を与えられ、清潔感も出しやすいのがメリットです。また、セットが楽なのもうれしいポイント。
前髪の長さを眉毛にかからない程度にしておでこを出すことで、清潔感のある印象を与えられます。
刈り上げベリーショート

よりスタイリッシュに仕上げたいなら、サイドを少し刈り上げたベリーショートも輪郭がすっきり見えておすすめです。さっぱりとしているため、清潔感を演出でき、快活な印象を与えることができるでしょう。
また、セットが短時間で済む他、プライベートでもおしゃれな印象を与えられるというメリットがあります。
かき上げスタイル

前髪をかきあげるようにして分けたスタイルで、ショートやベリーショートよりも落ち着いた印象になります。前髪が長めな人や大人っぽい雰囲気の髪型が好きな人におすすめです。
ただし、前髪で顔が隠れていると表情が暗く見えたり清潔感が損なわれたりする原因となるため、おでこがしっかり見えるようにセットしましょう。
【女性編】就活時の髪型における注意点
女性が就活時に特に気を付けたいポイントは以下の3つです。
・後れ毛を出さない
・お辞儀をしたとき崩れにくい髪型にする
・ヘアゴムやヘアピンは落ち着いた色のものを選ぶ
詳しくは以下で解説します。
後れ毛を出さない
後れ毛を出すと、顔を小さく見せられるといわれています。顔回りをカバーするためにサイドの髪を少し出し、後れ毛をつくる人は少なくありません。
しかし、就活の場で後れ毛を出すと顔に髪がかかって暗い印象になったり髪型が乱れやすくなったりして、採用担当者にマイナスイメージを与える可能性があります。
きちんとした印象を与えるために、就活では後れ毛を出さない方が無難です。
お辞儀をしたとき崩れにくい髪型にする
面接など、就活の場ではお辞儀をする機会が多いですよね。お辞儀をするたびに髪が乱れて顔にかかると暗い印象になりますし、清潔感が損なわれる可能性もあります。
また、お辞儀をするたびに髪を直していると、集中力がない印象を与えかねません。
お辞儀をしたときに崩れないよう、長い髪は結び、落ちてくる髪の毛はヘアピンでとめましょう。
ヘアゴムやヘアピンは落ち着いた色のものを選ぶ
派手な色のヘアゴムやヘアピンは悪目立ちしてしまい、就活の場にふさわしくないと判断される場合があります。
なるべく目立たないよう、髪色に近い黒やブラウンのヘアゴム・ヘアピンを使うのがおすすめです。
また、ヘアピンは地味な色でも目立つ位置でとめると幼い印象になる場合があります。できるだけ目立たない位置でとめるか、髪に隠すかしましょう。
【レディース向け】就活におすすめの髪型3選
ここでは、就活におすすめのレディース向けヘアスタイルを紹介します。
ショート×斜め分け

ショートヘアは快活で爽やかな印象を演出しやすい髪型です。アレンジはあまりできませんが、前髪で印象を変えられます。就活での定番は、前髪を斜めに分けて流すスタイルです。おでこを出していると顔がはっきり見え、明るくシャープな印象を与えられるでしょう。
さらにサイドの髪はなるべく耳にかけて耳を出すと、清潔感のある印象になります。
ミディアム×ハーフアップ

ミディアムヘアの場合、長さが足りずポニーテールにしようとしても髪の毛が落ちてきてしまうことがあります。かといって、下ろしたままだとすっきりしないことも。そのような場合におすすめなのがハーフアップです。
ハーフアップにすると顔回りがすっきり見えるため、清潔感のある印象を与えやすくなります。就活の場合はゆるくまとめるのではなく、きっちりまとめるのが無難です。
ロング×ポニーテール

ロングヘアの定番就活スタイルは、髪を後ろでひとまとめにするポニーテールです。輪郭がはっきり見えるため、きちんとした雰囲気を演出できます。
ただし、あまり高い位置でまとめるとカジュアル感が出るため、耳の高さ以下でまとめましょう。また、髪がゆるんだり落ちたりしないよう、スプレーやヘアピンも使って丁寧にまとめると清潔感がアップします。
女性向けの髪型について、下記の記事でより詳しく解説しています。
就活での女性の髪型のおすすめは?
就活時の髪型に関するよくある質問
就活時の髪型について、「天然パーマはどうすべき?」「ツーブロックはNG?」といった疑問を抱いている就活生は多いでしょう。ここからは、就活時の髪型に関するよくある質問に回答します。
髪は黒髪じゃないとダメ?
会社によっては明るい髪色を許容している場合があります。とはいえ、派手な髪色は就活に適さないと判断されるケースも少なくありません。そのため、基本的に髪は染めない方が無難でしょう。
黒髪に抵抗がある場合、4~6トーン程度の暗いブラウンにすると黒髪に近い印象を与えられます。トーンとは髪の明るさのことで、数字が大きくなるほど明るくなります。美容室で髪を染める場合は、トーンを伝えると「思ったより明るくなってしまった」といった失敗を防げます。不安であれば、美容師に相談するのもおすすめです。
ちなみに、地毛が明るい場合は無理に黒染めする必要はありません。
天然パーマはストレートにするべき?
ストレートパーマをかけると不自然に仕上がる可能性もあるため、無理にストレートにする必要はありません。天然パーマを生かし、うまくまとまるようにカットやスタイリングを調整しましょう。
例えば、男性の場合は短めにカットしておでこを出していれば、清潔感のある仕上がりになります。女性の場合はハーフアップやお団子にしてまとめれば、すっきりした印象になります。
ツーブロックはNG?
ツーブロックがOKかNGかは、業界や企業の社風、また面接官の主観によっても異なります。
例えば、金融や公務員などは髪型などの見た目に厳しい傾向があり、ツーブロックがNGと判断される可能性があります。一方、ベンチャー企業や美容業界は比較的髪型が自由な傾向にあり、ツーブロックでも許容されるケースはあるでしょう。
このように、ツーブロックは企業によって判断が分かれるため、心配ならやめておいたほうが無難です。
マッシュヘアはNG?
マッシュヘアは重みがある髪型で、表情が暗く見えたり清潔感に欠けると思われたりする可能性があります。
また、目元が隠れる場合があり表情が伝わりにくくなるため、面接時に「人柄が読めない」とマイナスイメージを与えるリスクも考えられます。
業界や企業によってはOKの場合もありますが、基本的にはやめておいたほうが良いでしょう。
清潔感のある髪型で就活に臨もう
就活では発言や振る舞いだけでなく、第一印象も重要。第一印象を良くするために気を付けたいポイントの1つが髪型です。
男女共に髪を丁寧にセットしておでこや耳を出していると、明るく爽やかな印象を与えられます。
本記事で解説している注意点を押さえ、清潔感のある髪型で就活に臨みましょう。