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就活は何から始めればよいか悩むもの。就活を通して成長し、成功に導くためには、どんな心構えと環境づくりが必要なのでしょうか。今回は、前向きに就活をするための方法を伝授します。

スタートダッシュ成功のカギは?

出典:(株)マイナビ フレッシャーズ会員「就職活動に関するアンケート」2016年11月 2017年卒就活生男女202人(WEBオープンアンケート)

Q 企業にエントリーする前に、どんなことを行いましたか?


「自己分析」「業界研究」「インターンシップ」が上位を占めました。企業にエントリーするまでには、希望業界をある程度絞り、自己分析をしておくことが求められます。そのために参加しておくといいのが、インターンシップ。業界研究になるのはもちろん、社会人を見て「自分がどんなふうに働きたいのか」を考えることができます

Q 就活する環境を整えるために、どんなことを行いましたか?


就活でうまくスタートダッシュを切るには環境づくりもポイントです。マイナビなどの「就活支援サイト」は、エントリーに必要なだけでなく、インターンなど就活情報もそろっているのでうまく活用しましょう。学内のキャリアセンターは、実際に就活をどう進めたらいいか、エントリーシートや面接の指導も行ってくれます。そのほか、服装やアルバイト、髪型なども自主的に整えましょう。

スタートダッシュの心構えと環境づくりとは?

就活は自分の世界を広げるチャンス。知らない世界を自分の目と足で確かめよう!

“就活”というと、働く前に強制的にやらされる儀式というイメージがあるかもしれません。しかし、少しだけ視点を変えてみると、自分の知らなかった世界を広く見渡せるチャンスともいえます。学生のうちで、知っている企業はごくわずかです。マイナビなどの就職情報サイトの掲載企業を全てあわせると、約4万件の企業が掲載されていることに気づきます。就活の時期は、これだけの企業が自分たちのために門戸を広げ、話を聞かせてくれるチャンスなのです。
このスタートダッシュの時期に大切なのが、視野を広くもつこと。たとえば、フードサービス業界はブラックというイメージがあるかもしれませんが、急成長している会社もあります。また、「マスコミ業界しか受けない」と業種を絞っている人や、安定を求めて大手企業しか見ない人もいます。しかし、自分のやりたいことや能力を発揮できる職場はそこだけなのでしょうか? それを見極めるためにも、さまざまな業種や規模の企業を見ることが大切なのです。就職情報サイト等の情報を眺めるだけでなく、インターンシップや合同説明会に足を運び、リアルな自分の目で確かめてみてください。

視野を狭くしないためにはじめの段階では相談相手をつくっておこう!

就活のスタート時の失敗に、周りに相談できず、物事を自分で判断して、視野が狭くなってしまうことがあげられます。これにそなえ、相談相手をつくっておくことをオススメします。大学内のキャリアセンターでも、OB・OGでも、家族でも、友人でも構いません。1人で竹やりを持って突き進むよりも、「ここでは盾を使ったほうがいい」とアドバイスをもらえる環境をつくっておくことが大切です。
とはいえ、就活の終盤戦になってくると、まわりの情報に左右されず、どこで働くかを決断しなければなりません。就活とは、「自分はこういう人間で、たくさんの企業のなかからこの部分に共感したから、貴社でこう働きたい」と短い時間でアピールすること。自分の人間性と働くうえでの重要事項を探りつつ、たくさんの企業を見たうえで、面接に挑み、最終的な判断は自分ですること。始めに覚悟を持って働き始めると、その後に仕事を自分のものにするスピードが格段に違います。就活とは内定をたくさん獲得することが目的ではなく、自分が社会人としてやりがいを持って挑める場をつくることが成功なのです。

就活はお金がかかるってホント?

就活は意外にお金もかかります。スーツやバッグなど用意すべきものもありますし、説明会や面接の会場までの交通費もばかになりません。その費用はどうするのか、家族に相談するなり、アルバイトを貯金するなり、就活資金を確保しておきましょう。マイナビなどの就活支援サイトには格安チケットなどの情報もありますので、ぜひ活用してみてください。

監修:栗田 卓也さん
キャリア・デペロップメント・アドバイザー、株式会社マイナビHRリサーチ部部長/採用のコンサルタントとして、新卒採用に携わり、マイナビの前身となる就職情報提供サイトの開発プロジェクトに参加。新卒のマーケット調査やランキング調査をとりまとめる一方、大学での就活講座やクライアント向け採用セミナーなど、各種講演もこなす。2007年にマイナビ編集長就任、2010年に現在の部署を立ち上げ、“就活のプロ”として、就活の情報を発信している。

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