出典：（株）マイナビニュース「就職活動時の面接に関するアンケート」
2015年2月男女257人（ウェブログイン式）

一人称は、つい普段の癖が出てしまいがち。就活の場面では男女問わず「私（わたし・わたくし」が基本です。「僕」「俺」「あたし」「自分」などは、いずれもフォーマルな場では不向きですので、注意しましょう。

上記の表のような活用をせっかく覚えても、逆に使ってしまっては元も子もありません。正しい敬語を身につけることも大事ですが、落ち着いて話すことも重要。落ち着けば自然と相手にわかりやすく、丁寧な言葉遣いで話せるはずです。

「課長」や「部長」などの役職は、それだけで敬称の意味も含んでいます。この場合は「○○課長」だけでOK。「様」をつける場合は、たとえば「営業課長　○○○○様」のように、個人名に様をつけます。「殿」は仰々しい印象を与えかねませんので、「様」としましょう。

普段の言葉遣いは、やはりとっさに出てしまうもの。たとえば面接で予期せぬ質問をされた際などに、略語や、「見れる」「食べれる」などのら抜き言葉が出てしまわないよう注意が必要です。もちろん相手に意味は伝わりますが、美しい日本語で語り、好印象を目指しましょう。

前者も間違いではありません。しかし「思う」という表現は、相手によってはやや曖昧で頼りない印象を持たれる場合も。「～と考えております」と言った方が、自信や意志をアピールできるでしょう。

面接ではなくても、ちょっとした場で企業の人と話す際に気をつけたい言葉です。驚きを表す時に言ってしまいがちですが、「自分の言っていることを疑っている」と受け取る人もいます。相手の立場や年齢、自分との距離を考えて言葉を選びましょう。