新たな門出を祝う結婚式は、最も身近なフォーマルを着用する機会。その分、着こなしに差が出てしまう場面でもあります。ルールをきちんと守った上で、自分なりのこだわりを見せるのが、結婚式での素敵なフォーマルスタイルです。 |
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新たな門出を祝う結婚式は、最も身近なフォーマルを着用する機会。その分、着こなしに差が出てしまう場面でもあります。ルールをきちんと守った上で、自分なりのこだわりを見せるのが、結婚式での素敵なフォーマルスタイルです。 |
格調高い結婚式、披露宴では、親族は新郎・新婦にドレスコードを合わせます。新郎がモーニングコートを着る場合、親族はグレーベストのモーニングコートを、花婿がディレクターズスーツやロングスーツなどを着る場合、親族もディレクターズスーツやブラックスーツを着ます。また、新郎・新婦それぞれの両親の服装は同格にすること。式の前に服装についての打ち合わせをしておきましょう。
仲人も、親族と同様に新郎・新婦に合わせた服装をするため、事前の確認が必要です。主賓として祝辞を読む場合、格式の高い披露宴ではモーニングコートの着用も可能ですが、事前に新郎・新婦の服装を確かめておくこと。新郎・新婦や親族より格の上の礼装をすることはマナー違反です。
花嫁の父親は、エスコート役を務めるため、花嫁とバランスを合わせること。両家の母親はワンピースやスーツなどできちんとした雰囲気を出しましょう。教会式は朝から夕方6時までに行われるものなので、式は昼のスタイルに。夜からパーティーを行うときは、アクセサリーなどを付けて夜の雰囲気を出すとよいでしょう。
結納当日の服装は正装もしくは略礼装でもかまいませんが、最近の傾向としては、よほど格式の高い席でない限り、略礼装にする方が多いようです。基本的な考え方として、男性側がどちらかといえばお願いに行く立場なので、より丁寧な服装をした方がよいでしょう。フォーマルスーツにシルバーや薄いグレーの無地のタイなどがオススメです。両家の服装の格は揃えたほうがよいので、事前に確認をしておきましょう。
仲人は正式には男性はモーニング、女性は色留袖が望ましいといわれていますが、最近では両親と同じようにスーツなどの略礼装で臨まれる方が多いようです。両家の親族の服装をあらかじめ確認しておき、合わせてもよいでしょう。