スーツに合うカバンの正解は?基本の6タイプと色・素材・サイズなど徹底解説
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スーツに合わせるカバン選びで迷ったことはありませんか?
就活や転職でビジネスバッグが必要になると、どれを選べば身だしなみを損なわずに済むのか悩む方も多いでしょう。
そこで本記事では、失敗しないスーツ×カバンの組み合わせについて、基本条件から実践的な選び方まで解説します。
カバンに関するビジネスマナーも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
スーツに合うカバンの基本的な3条件
実際にビジネスシーンで使うカバンは、使う方の目的や状況、好みによって具体的な要件が変化します。
そこで、スーツに合わせるカバンを選ぶ際、まず押さえておきたい基本的な3条件を、以下に挙げました。
1.ベーシックカラー
ビジネスシーンにおけるカバンの色は、全体の印象を大きく左右します。
失敗しにくく、どのようなスーツにも合わせやすいのは、黒、ネイビー、ブラウンといったベーシックカラーです。
これらの色は落ち着きと品格を兼ね備えており、相手に誠実でプロフェッショナルな印象を与えてくれるでしょう。
特に黒は、きちんとした印象を与える色として知られており、さまざまな業界・職場で使いやすい汎用性の高さが魅力です。
2.日常に適した収納力
現代のビジネスパーソンは、ノートパソコンやタブレット、スマートフォン、各種書類、筆記用具、名刺入れ、手帳など、さまざまなアイテムを持ち運びます。
日々の業務に必要な荷物は人によって異なるため、実際に持ち運ぶ荷物が無理なく収納でき、かつ取り出しやすい容量のカバンを選ぶことが大切です。
自身の日常的な持ち物量を把握し、それに適したサイズと収納力を持つカバンから狙いを絞っていきましょう。
3.ビジネスに適した機能性
ビジネスシーンでは、カバンに求められる機能性も多岐にわたります。
効率的な仕事の遂行や、スマートな立ち居振る舞いをサポートする機能が備わっていると、より快適に業務に取り組むことが可能です。
スーツに合うカバンを選ぶなら、以下のキーワードを押さえておきましょう。
開口部
カバンの開口部は、スムーズな中身の出し入れに大きく影響します。
大きく開く開口部は中身を見やすく、必要なものをスムーズに取り出せるため、使い勝手が非常によくなります。
自立式
商談中や会議中、あるいはオフィスで席を立つ際など、カバンを床に置く機会は多くあります。
その際、きちんと自立するカバンであれば、見た目がスマートであるだけでなく、倒れることで中身が散らばる心配もありません。
自立式のカバンは、床に置いた際に安定感を保ち、ビジネスパーソンとしてのきちんとした印象を保つ上でも有効でしょう。
底鋲
底面に底鋲(そこびょう)が付いているカバンも、機能的で便利です。
底鋲は、カバンを床に置いた際に底面が直接地面に触れることを防ぎ、汚れや傷からカバンを保護する役割を果たします。
カバンを清潔に保てるだけでなく、摩擦による劣化を抑え、寿命を延ばす効果も期待できます。
例えば、本革製のカバンを長く愛用したいと考える場合に、底鋲の有無は重要なチェックポイントとなるでしょう。
防水
現代のビジネスシーンでは、急な天候の変化や、不慮のアクシデントから大切な荷物を守るために、防水機能が備わったカバンが重宝されます。
特にノートパソコンやタブレット、重要な書類などを持ち運ぶ機会が多いビジネスパーソンにとって、防水機能は安心感を高める重要なポイントです。
撥水性や防水加工の有無、内部ポケットの防水仕様などを確認して選べば、急な雨や水ぬれの心配を減らせるでしょう。
【種類別で紹介】スーツに合うカバンとその特徴

ビジネスシーンで使用されるカバンには、さまざまな種類があります。
スーツに合うカバンの代表的なものは、以下のとおりです。
ブリーフケース:ビジネスバッグの王道
ブリーフケースは、もっとも伝統的で格式高いビジネスバッグの代表格です。
書類やファイル、薄型のノートパソコンなどをスマートに持ち運ぶのに適しており、その端正なフォルムはスーツスタイルに完璧に調和します。
本革製のブリーフケースは、重厚感と上質さを演出し、重要な商談や役職者の方にもふさわしいでしょう。
ビジネスの王道を進むスタイルを目指す方には、ブリーフケースがもっともおすすめです。
トートバッグ:大容量対応
近年、ビジネスシーンでも人気が高まっているのがトートバッグです。
ノートパソコン、タブレット、複数のファイルや書籍、さらには出張時の着替えなど、多くの荷物を効率的に持ち運べます。
肩掛けができるタイプが多いため、荷物が多くても移動の際の負担を軽減でき、両手も自由になる点がメリットです。
スーツに合わせる場合は、カジュアルになりすぎないよう、本革や上質なナイロン素材を選び、色は黒やネイビー、ダークブラウンといったベーシックカラーを選びましょう。
ビジネスリュック:移動に便利
ビジネスリュックは、その機能性と快適性から、特に通勤時の移動が多いビジネスパーソンに広く支持されています。
両肩で重さを分散できるため、荷物が重い場合でも体への負担が少なく、両手が自由になることから、スマートフォン操作や傘を差す際などにも便利でしょう。
スクエア型でスリムなデザインのものを選び、素材はナイロンやレザー調の落ち着いたものを選ぶと、カジュアルになりすぎずにスーツスタイルになじみます。
3wayバッグ:複数のシーンで活躍
3wayバッグはその名のとおり、ブリーフケース、ショルダーバッグ、そしてリュックと3つの持ち方ができる汎用性の高いカバンです。
普段はブリーフケースとして手持ちでスマートに使いながら、荷物が多い場合はリュック、カジュアルな場面ではショルダーバッグと、状況に応じて使い分けできます。
出張が多い方や、日によって荷物の量が大きく変動する方にとっては、これ一つで多くのシーンに対応できるため、非常に便利な選択肢といえるでしょう。
ショルダーバッグ:斜め掛けで負担減
ショルダーバッグは、肩掛けや斜め掛けで持ち運べるカバンです。
両手が自由になるため、移動中の快適性が高い点がメリットとして挙げられます。
ストラップの長さを調整することで、自身の体型や好みに合わせた快適な持ち運びが可能です。
スーツに合わせる場合は、あまりにカジュアルな素材やデザインは避け、上質な本革やきれいめなナイロン素材を選び、色はスーツの色と調和するものを選びましょう。
クラッチバッグ/ハンドバッグ:必要最低限の荷物に
クラッチバッグやハンドバッグは、必要最低限の荷物でスマートに移動したい場合に活躍するカバンです。
クラッチバッグは基本的に手で抱えて持つタイプで、スマートフォン、財布、名刺入れなど、ごく少量の荷物を入れるのに適しています。
一方でハンドバッグは、女性ビジネスパーソンが持つことが多いスタイルで、きちんとした印象や上品さを演出するでしょう。
いずれもメインのビジネスバッグとは別に、サブバッグとして活用することで、ビジネスシーンでのスマートさとエレガントさを両立させることが可能です。
スーツに合うカバンの選び方【素材・色】
カバンの素材や色は、スーツ全体の印象を左右する要素でもあります。
自身のビジネススタイルや、与えたい印象に合わせて、最適な素材と色を選びましょう。
ビジネスバッグに使われる代表的な素材
ビジネスバッグに使われる素材は多岐にわたりますが、代表的なものとしては本革、ナイロン、合皮の3つが挙げられます。
それぞれの素材が持つ特性について、解説します。
本革
本革製のカバンは、もっとも格式高く、上質な印象を与える素材です。
耐久性に優れており、使い込むほどに味わい深い経年変化(エイジング)を楽しめる点が大きな魅力といえます。
相手に信頼感と品格を与えたい場合に選びたい素材で、ビジネスパーソンとしての格を上げてくれるでしょう。
ナイロン
ナイロン製のカバンは、軽量性、耐久性、そして撥水性に優れている点が大きな特徴です。
雨の日でも安心して使用でき、汚れても手入れがしやすいことから、日常使いや外回りが多いビジネスパーソンに人気があります。
かつてはカジュアルな印象が強かったナイロンですが、近年ではスーツスタイルにも違和感なく合わせられるデザインが増えています。
ただし、熱や紫外線に弱く変色しやすいため、保管や使用には注意しましょう。
合皮
合皮(合成皮革)は、本革に似た見た目を持つ人工素材です。
本革に比べて手頃な価格で購入でき、水ぬれに強く手入れが簡単、軽量であることなどが特徴として挙げられます。
コストパフォーマンスに優れ、雨の日のセカンドバッグとしても活躍するため、ビジネスパーソンにおすすめです。
ただし、通気性や耐久性においては本革に劣る場合があるため、製品選びの際は注意しましょう。
ビジネスバッグにおすすめのカラーとスーツの組み合わせ
カバンとスーツの色合わせは、全体のコーディネートにおいて重要なポイントです。
色の特徴を理解し、調和の取れた組み合わせを選びましょう。
以下に組み合わせの具体例を紹介します。
ブラックのカバンはダークスーツに
黒のカバンは落ち着いた印象を与え、どんな場面にも合わせやすいです。
ダークスーツと合わせることで、全体に統一感と落ち着きが生まれ、引き締まった印象を与えます。
足元の革靴やベルトも黒で統一することで、より一層洗練された印象に昇華させることが可能です。
個性を出したい場合は、カバンの素材やデザインで工夫しましょう。
ネイビーのカバンはグレースーツに
ネイビーのカバンは、知的で洗練された印象を与えたい場合に適しています。
グレースーツとの組み合わせなら、互いの色を引き立て合い、非常にスタイリッシュな雰囲気を醸し出せるでしょう。
グレーの落ち着きとネイビーの爽やかさを組み合わせることで、堅すぎず、それでいてビジネスライクな品格を備えたコーディネートに仕上がります。
ブラウンのカバンはネイビースーツに
ブラウンのカバンは、温かみとこなれ感を演出したい場合に最適です。
補色関係にあるネイビースーツとの組み合わせは、クラシックでありながらもおしゃれな印象を与え、親しみやすさと信頼感を両立できます。
足元の革靴やベルトもブラウン系で統一することで、全体の調和が取れたコーディネートに仕上がるでしょう。
スーツに合うカバンの選び方【サイズ・収納】

ビジネスバッグを選ぶ際、見た目や素材だけでなく、サイズや収納力も気にしておきたい要素です。
以下のポイントを理解しておくと、自身の持ち物や用途に合ったカバンを選べるでしょう。
バッグのサイズは内寸で判断
カバンのサイズを選ぶ際、注意しておきたいのが「内寸」で判断することです。
多くのカバンには外寸が記載されていますが、これはカバンの外側の最大寸法を示しているため、実際に収納できるスペースとは異なります。
ノートパソコンやA4ファイル、厚みのある書籍などを収納したい場合は、カバンの内寸がそれらのアイテムを無理なく収納できるか確認する必要があるでしょう。
内寸表記がない場合は、外寸から1~3cmほど差し引いたサイズを目安に選ぶか、あるいはワンサイズ大きめの商品から選ぶことをおすすめします。
荷物のサイズも測っておく
日常的に持ち運ぶ荷物のサイズを事前に測っておくと、カバン選びがスムーズに進みます。
ノートパソコンやタブレットのサイズ、A4ファイルやクリアファイルの寸法、分厚い資料の束など、かさばるアイテムのサイズを正確に把握できておくと安心です。
重要書類を折らずに持ち運びたい場合は、カバンの内寸が書類よりも十分に大きいかを確認しておきましょう。
荷物のサイズも測っておくだけで、カバン購入後の「入らない」「出し入れが不便」といった失敗を防げます。
PCを収納したい場合はインチ表記に注意
ノートパソコンをカバンに収納する予定がある場合は、PCのインチ表記とカバンの対応サイズに注意しましょう。
ノートパソコンの「〇〇インチ」という表記は、ディスプレイの対角線の長さを指しており、PC本体の実寸とは異なります。
PC本体にはディスプレイの周囲に「ベゼル(ふち)」があるため、このベゼルを含めた全体の大きさで、実際にカバンに収まるかどうかを判断しましょう。
仕切り・クッションの有無もチェック
仕切りやクッションの有無は、荷物の整理整頓や電子機器の保護において重要な要素です。
書類とガジェット類を分けて収納できる仕切りがあれば、カバンの中がごちゃごちゃにならず、必要なものを素早く取り出せます。
また、ノートパソコンやタブレットを収納するスペースにクッション材が施されていれば、移動中の衝撃から機器を守ることが可能です。
スーツスタイルを整えるバッグ・小物の選び方と所作のポイント
スーツスタイルを完成させるには、カバン以外の小物も含めてコーディネートを考慮する必要があります。
最後に、カバンと合わせる小物の選び方や、ビジネスパーソンとしての所作について解説します。
革靴・ベルトとの色合わせ
ビジネススタイルにおいて、革靴、ベルト、そしてカバンの色を合わせることは、全体の統一感を高め、洗練された印象を与えるもっとも効果的な方法の一つです。
小物の色を同系色、あるいは同じ色み(色合い)でそろえることで、コーディネートにまとまりが生まれ、細部まで気を配れるビジネスパーソンという印象を与えます。
例えば、黒の革靴とベルトを着用する場合は、カバンも黒を選ぶのが基本です。
ブラウン系の革靴とベルトであれば、ブラウン系のカバンを選ぶとよいでしょう。
全身のバランスを意識したバッグ選び
スーツに合うカバンの選び方として、自身の体型やスーツのシルエットとのバランスで判断する方法もあります。
・細身のスーツを着用する方:カバンもコンパクトでスリムなデザインを選ぶと、全体のバランスがよく見える
・がっしりとした体格の方:ある程度の大きさや厚みのあるカバンを選んだほうが、スーツとのバランスが取れてスマートに見える
・一般的な体型の方:幅広い選択肢の中から、自身の好みに合わせて選ぶことが可能
カバンだけが浮いて見えたり、体のバランスが悪く見えたりしないよう、全体のシルエットとの調和を意識して選ぶことが、洗練された印象をつくるポイントです。
バッグの持ち方・置き方のマナー
ビジネスシーンでは、カバンを扱う際の所作も相手に与える印象を左右します。
スマートで品格のあるビジネスパーソンとして、以下に挙げた基本的なマナーは理解しておきましょう。
テーブルにバッグを置かない
商談や会食の際、テーブルの上にカバンを置く行為は、もっとも避けるべきマナー違反の一つです。
テーブルの上にカバンを置くことは清潔感に欠けるだけでなく、相手への配慮がないと受け取られるおそれがあります。
カバンは立てた状態で、床に直置きするのが基本的なマナーです。
椅子の上に置く、またはカゴに入れるなどの指示がある場合は、その指示に従いましょう。
肩掛けのまま訪問しない
取引先やお客様を訪問する際、入室前にカバンを肩から下ろすのがビジネスマナーの基本です。
リュックやショルダーバッグの場合は、入室前に手持ちの状態にするか、いったん足元に置いてから挨拶するなど、スマートな所作を心がけましょう。
訪問先の担当者が席まで案内してくれる際も、カバンは手で持つか、片腕に抱えるようにしましょう。
公共交通機関では周りに配慮する
通勤電車やバスなどの公共交通機関を利用する際は、周囲への配慮が不可欠です。
ラッシュで混雑している際に、ビジネスリュックを背負ったままでは、周りの方にぶつかって迷惑をかけてしまうおそれがあります。
リュックは前抱えにするか、網棚に置くなどして、スペースを確保するように心がけましょう。
サイズの大きいバッグも、通路を塞がないよう足元にきちんと収めるようにして、常に周囲への気配りを忘れないことが大切です。
まとめ
スーツに合うカバンを選ぶことは、単に荷物を運ぶためだけでなく、ビジネスパーソンとしての印象にも大きく影響します。
選ぶ際の基本ポイントは、ベーシックカラーであること、日常の荷物に適した収納力、そしてビジネスシーンで役立つ機能性です。
カバンの種類、素材、色、サイズ、収納と、それぞれの特徴を理解し、働き方やライフスタイルに合わせて選んでみましょう。
本記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ自身のビジネススタイルに合った最高のカバンを見つけてみてください。


