スーツの色は何を選べばよい?着用シーンごとにおすすめのカラーも紹介
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スーツを購入する際、何色を選べばよいか迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。
スーツはその色により、相手に与える印象が異なります。
そのため、着用シーンに適した色合いのスーツを選ぶならば、色の持つ意味を把握しておくことが大切です。
そこで本記事では、スーツの色が持つ意味や特徴、スーツの色を選ぶときにチェックすべきポイントについて、詳しくご紹介します。
ぜひ、相手に与えたい印象をイメージしながら、スーツを選ぶときの参考にしてください。
スーツの色が持つ意味や特徴を紹介

スーツの色は、第一印象を左右する大切な要素です。
誠実さや落ち着きを示すネイビー、知的な印象を与えるグレーなど、それぞれのカラーには固有の意味や特徴があります。
また、濃淡によっても印象は大きく変化するため、ここでは代表的なスーツカラーの持つ意味を詳しくご紹介していきます。
スーツの色を選ぶ際の参考にして、場面に応じた最適な印象を演出しましょう。
ネイビー
ネイビーは、日本においてもっとも定番とされるスーツの色で、誠実さや信頼感を相手に与える効果を持ちます。
就職活動や新社会人のスーツとして選ばれることも多く、清潔感を重視したい場合や、フレッシュさを理由に選ばれることもあります。
ダークネイビーは落ち着きと品格を備えており、経験豊富な社会人や管理職層にふさわしい色です。
一方、ライトネイビーは爽やかで若々しい印象を与えてくれます。
さらに、ネイビーは幅広いシャツやネクタイと相性がよく、コーディネートの自由度が高いことも魅力の一つです。
幅広いシチュエーションに対応できる万能カラーとして、多くの人に支持されています。
ブルー
ブルーは、ネイビーよりも明るく感じさせる色で、爽やかさや親しみやすさを演出するのに適しています。
特に、春夏の季節感を取り入れたいときに選ばれやすく、軽快で開放的な印象を与えてくれます。
明るいブルーのスーツは柔らかく話しかけやすい雰囲気を作り出すため、クリエイティブな業界やカジュアルなビジネスシーンにおすすめです。
一方、あまりに明るすぎる色合いは、フォーマルな場には不向きであり、落ち着きに欠ける印象を与えることもあります。
そのため、シーンに合わせて濃淡を調整することが大切です。
また、ブルーはホワイトシャツとの相性が抜群で、清潔感を強調したスタイルを作るのに最適です。
グレー
グレーは知的な印象を与える色であり、相手に安心感を持たせる効果があります。
中でも、チャコールグレーは重厚感があり、信頼性を強調したいビジネスシーンやフォーマルな場面に適しています。
それに対して、ライトグレーは柔らかさや軽快さを持ち、春夏の爽やかなスタイルを演出するのにおすすめです。
このように、濃淡によって印象が大きく変化するため、目的に応じた選択が重要となります。
また、グレーは落ち着いたトーンであることから、派手な印象を抑えつつ、上品な雰囲気を出したい人に向いています。
柄物のシャツやカラーネクタイとも合わせやすく、コーディネートの幅が広いことも魅力です。
ビジネス・フォーマル・カジュアルなど、どの場面でも対応可能な万能カラーとして、多くの人から支持されています。
ブラック
ブラックは、フォーマルな印象や威厳を象徴する色であり、就活や公式行事など、格式の高い場で用いられる定番カラーです。
また、引き締まった印象を与えるため、スタイルアップ効果にも期待できます。
ただし、注意したいのは「ブラックスーツ」と「ビジネス用の黒いスーツ」は同じではないという点です。
ブラックスーツとは、冠婚葬祭で着用するための礼服を指すことが多く、礼服を日常のビジネスシーンで着用することはありません
「ビジネス向けの黒いスーツ」と「礼服(フォーマルスーツ)」は、同じ黒色でも黒の濃さや光沢感、生地の織り方、仕立てなどが異なります。そのため、着用シーンに合わせた使い分けが必要です。
また、黒はシャツやネクタイの色を問わず合わせやすい万能カラーです。そのため、組み合わせ次第でさまざまな印象を演出できます。
例えば、華やかなシーンでは明るい色のネクタイを合わせたり、落ち着いた雰囲気にしたいときは柄物のネクタイを選んだりすることも可能です。ただし、シャツやネクタイまで黒やダークグレーなど暗い色で統一すると、全体的に重たい印象になってしまうため、注意が必要です。
ブラウン
ブラウンは、温かみや落ち着きを感じさせる色で、柔らかい印象を与える効果を持ちます。
特に、ダークブラウンは渋みがあり、大人の余裕や落ち着いた印象を演出できるため、中高年の男性にもよく似合うでしょう。
一方、ライトブラウンは親しみやすさや優しい雰囲気を強調でき、ビジネスカジュアルなスタイルや、休日のコーディネートに適しています。
また、ブラウンは自然な色合いを持つため、季節感との相性もよく、秋冬のシーズンでは特に映えるカラーです。
ただし、日本ではスーツの色としては少数派であり、職場によってはカジュアル過ぎて見られることもあるため注意が必要です。
なお、ネクタイやシャツの組み合わせにより、一層個性を発揮できることから、おしゃれに敏感な人にはぜひ挑戦してほしいカラーといえるでしょう。
ベージュ
ベージュは、柔らかく明るい印象を与える色で、親しみやすさを演出してくれます。
特に、春夏シーズンに人気が高く、爽やかで清潔感のある雰囲気を作りたいときに選ばれることが多いです。
濃い色のスーツが多い職場では、周囲と一歩差をつけられるような存在感を放ち、カジュアルなシーンやクリエイティブな業界で好まれる傾向にあります。
ただし、明るい色合いゆえに汚れが目立ちやすく、フォーマルな場には不向きな場合もあるため、着用する場面を選ぶことが大切です。
コーディネートを組むならば、淡い色のシャツやブラウン系の革靴と相性がよく、全体的に柔らかい印象で統一させられます。
ほかのカラーと比べると、やや難易度は高いですが、個性を出したい人や季節感を取り入れたい人にはおすすめです。
スーツの色に迷ったらこれ!着用シーンごとのおすすめを紹介

スーツを選ぶとき「どの色にするべきか」と、色選びに迷う方も多いでしょう。
着用シーンによって最適な色は異なり、場にふさわしいカラーを選ぶかどうかにより、周囲に与える印象を大きく左右します。
ここでは、ビジネス・フォーマル・カジュアルなど、代表的なシーン別におすすめのスーツカラーをご紹介していきます。
併せて、近年注目されているトレンドカラーについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネスシーン
ビジネスシーンでは、誠実さと清潔感を演出できるネイビースーツが、もっとも定番とされています。
初対面の相手に信頼感を与えやすく、業界や職種を問わず好まれており「外さない色」として安心感があるためです。
また、グレースーツも人気が高く、知的で落ち着いた印象を与えられることから、商談や会議の場にも最適です。
チャコールグレーであれば、フォーマルなシーンにも適応でき、一方でライトグレーならば、柔らかさや季節感を感じさせる雰囲気を演出できます。
さらに、これらの色はシャツやネクタイとの相性もよく、コーディネートの幅が広がる点も魅力です。
個性を出したおしゃれを楽しみつつも、相手に安心感を与えるためには、ネイビーとグレーを中心にそろえておくとよいでしょう。
フォーマルなシーン
フォーマルな場面では、ブラックスーツを選ぶのが基本です。
礼服として仕立てられたブラックスーツは、光沢を抑えた生地やマットな質感で作られており、厳粛な雰囲気を求められる冠婚葬祭にふさわしい装いとなります。
シャツは白が基本で、ネクタイは式典に応じて選びます。葬儀では黒、結婚式では白やシルバーなどが一般的です。
オフィスカジュアル
プライベートなどのカジュアルな場面でスーツを着用することは稀ですが、ドレスコードのあるイベントや職場の雰囲気に合わせて選ぶことで印象を整えることができます。
オフィスカジュアルとして取り入れる場合は、ベージュやブラウンといった柔らかい色合いのスーツが適しています。
ベージュは軽やかで明るい雰囲気を演出でき、春夏に特に映えるカラーです。
一方、ブラウンは落ち着きと温かみを持ち、秋冬の季節感を取り入れたいときに重宝します。
また、オフィスカジュアルの場面では、ネクタイを外してジャケットスタイルにするとよりリラックスした印象を与えられます。
親しみやすさを重視したいときには、こうしたナチュラルな色を選ぶと良いでしょう。
カジュアルな場面では、ベージュやブラウンといった柔らかい色合いのスーツが適しています。
ビジネスカジュアルを取り入れている職場や、ドレスコードが緩やかなイベントではこうした色合いが好印象につながります。
ベージュは軽やかで明るい雰囲気を演出でき、春夏に特に映えるカラーです。
一方、ブラウンは落ち着きと温かみを持ち、秋冬の季節感を取り入れたいときに重宝します。
また、カジュアルなシーンでは、ネクタイを外してジャケットスタイルとして取り入れることも可能で、よりリラックスした印象を与えられます。
親しみやすさを重視したいときには、こうしたナチュラルな色を選ぶとよいでしょう。
トレンドカラーを取り入れる
スーツは定番色を選ぶと、多くの場面で活用でき安心ですが、個性を出したい人や流行を意識したい人は、トレンドカラーを取り入れるのもおすすめです。
例えば最近注目度が高まっているグリーン系のカラーは、穏やかで柔らかい印象を与えるため、ビジネスカジュアルやクリエイティブな業界で取り入れやすい色合いです。
濃いグリーンなら落ち着きを演出でき、明るめのグリーンなら親しみやすさを表現できるため、トーンを工夫するとシーンに合わせて着こなしやすくなります。
定番カラーに加えてこうしたアクセントを取り入れると、周囲に洗練された印象を与えることができます。
スーツは定番色を選ぶと、多くの場面で適応してくれて安心ですが、流行を意識したい人は、トレンドカラーを取り入れてみるのもおすすめです。
また、トレンドカラーは話題性向上にもつながり、ファッションに敏感な人として好印象を与えられます。
定番色に加えて、トレンドカラーを一点取り入れるだけでも個性が際立ち、周囲との差別化が可能でしょう。
スーツの色を選ぶときにチェックすべき3つのポイント
スーツを選ぶときには、単に好みの色を選ぶのみならず、場面や相手に与えたい印象と合致しているかなどを基準に選ぶことが大切です。
ここでは、スーツの色選びで失敗しないよう、押さえておきたい3つのポイントをご紹介していきます。
似合う色のスーツを選ぶ
スーツは一度購入すると、長期間着用することが多いため、自分に似合う色を選ぶことが非常に重要です。
似合わない色を選んでしまうと、せっかくのスーツも本来の魅力を引き出せず、印象が弱くなる場合があります。
そのため、客観的に見て、自分に似合う色を知ることが大切です。
最近では、パーソナルカラー診断を利用し、自分の肌のトーンや髪色に合うカラーを知る方法が注目されています。
スーツ選びのみならず、洋服選び全般に役立つため、自己投資として行うのもおすすめです。
また、自分に合った色を選ぶことで、自然と顔色が明るく見えたり、全体の印象が引き締まったりする効果にも期待できます。
自分に似合うスーツを着用することは、ビジネスシーンにおいても、プライベートでも大きな武器となるでしょう。
TPOにマッチしているか確認する
スーツは、ただ単に自分の好きな色を自由に選んでよいものではなく、着用シーンに応じたマナーを意識することが大切です。
ビジネスシーンでは、信頼感や誠実さを重視するため、ネイビーやグレーといった定番色が適しています。
一方、冠婚葬祭などのフォーマルな場では、ブラックスーツの着用を求められる事もあります。
このように、TPOに合わせた色選びをしなければ、場違いな印象を与えてしまい、マナー違反と見なされることもあるかもしれません。
例えば、明るいブルーやベージュは、カジュアルなシーンには良いですが、重要な商談や公式な場には不向きです。
そのため、スーツを選ぶ際は、必ず着用するシーンを想定し、相手からどのように見られるかを意識することが欠かせません。
与えたい印象の意味合いを持つスーツを選ぶ
スーツの色にはそれぞれ異なる意味があり、相手に与える印象も大きく変わります。
そのため、自分がどのように見られたいのか、あらかじめ明確にした上で色を選ぶことが重要です。
また、
近年注目されるトレンドカラーを取り入れることにより、個性やセンスを発揮できます。
色の意味を理解してスーツを選ぶことは、第一印象を良くするための大切な要素といえるでしょう。
スーツの色以外で印象を左右する柄の持つ意味
スーツを着用した際の印象を決める要素として、色は非常に重要ですが、柄の種類も相手に与える印象を大きく左右します。
同じ色であっても、柄によって雰囲気が異なり、フォーマルな印象や親しみやすさといった印象も変わってきます。
ここでは、代表的なスーツの柄が持つ意味をご紹介していきます。
色と併せて柄も選ぶことで、より効果的に自分らしい印象を演出できるでしょう。
無地
無地のスーツは、もっともシンプルかつベーシックなデザインであり、フォーマルな場面からビジネスシーンまで、幅広く活用できます。
柄がない分、誠実さや落ち着いた雰囲気を感じさせ、相手に安心感を与えられる点が特徴です。
初対面の相手と会う場面や、重要な商談など、信頼感を重視したいシーンでは、無地を選ぶのが無難でしょう。
また、シャツやネクタイとの組み合わせで印象を大きく変えられるため、コーディネートの自由度が高い点も魅力の一つです。
ストライプ
ストライプ柄は、ビジネススーツの定番であり、縦のラインが体型をすっきりと見せる効果を持ちます。
細めのストライプは、知的で洗練された印象を与える一方、太めのストライプは存在感が強く、華やかさを演出してくれます。
特に、営業職や人と接する機会が多い職種に適しており、相手に自信や積極性を感じさせたいときに効果的です。
ただし、柄の幅や濃さによって印象が大きく変わるため、着用シーンに応じた選び方が求められます。
シャドーストライプ
シャドーストライプは、無地に近い印象を与えながらも、生地に織り込まれた光沢のあるストライプがさりげなく浮かび上がる柄です。
光の加減で柄が見え隠れし、上品さと落ち着きを兼ね備えています。
ビジネスシーンにおいては、信頼感を与えつつ、控えめに個性を演出したいときに適しています。
派手すぎることなく、しかし無地では物足りないという方に人気のある柄です。
グレンチェック
グレンチェックは、小さな格子が組み合わさった伝統的な柄で、イギリス紳士を思わせるクラシックな雰囲気を持っています。
落ち着いた雰囲気と上品さを演出でき、特に秋冬シーズンに映えるデザインです。
ビジネスシーンにおいても、堅実さを保ちながらおしゃれ感を加えられるため、ファッション性を取り入れたい方に向いています。
なお、柄の大きさによって印象が変わることから、自分の体格や雰囲気に合ったものを選ぶとよいでしょう。
シャドーチェック
シャドーチェックは、生地に織り込まれたチェック柄が控えめに浮かび上がるデザインです。
無地に近い落ち着いた雰囲気を持ちながらも、角度や光の加減でさりげなく模様が現れるため、奥行きのある印象を与えてくれます。
派手さを避けつつも、個性を取り入れたい方に適しており、ビジネスシーンでも使いやすい柄です。
フォーマルな印象を保ちながら、スーツの着こなしに少し変化を出したいときにおすすめです。
ウインドペーン
ウインドペーンは、大きな格子柄が特徴で、カジュアルさと洒落た印象を兼ね備えています。
シンプルながらも存在感があり、個性をアピールしたいときに最適です。
特に、ビジネスカジュアルやオフの場で取り入れると、リラックスした雰囲気を演出してくれます。
ただし、目立つ柄であることから、フォーマルなシーンや、厳格な商談といった場には不向きです。
着こなしのアクセントとして取り入れると、スタイルに洗練された印象を加えることができるでしょう。
まとめ

本記事では、スーツの色により、相手に与える印象が異なることを紹介しました。
色それぞれの持つ意味を知っておくと、ビジネスなどの場においても役立ちます。
どの色のスーツを選べばよいか迷ったときは、紹介したスーツの色を選ぶ際にチェックすべきポイントを踏まえ、ぜひお気に入りの1着を見つけてみてください。


