「シャツとネクタイ、どれが正解?」初心者でも安心。迷わないVゾーンの基本ルール
AOKIスタッフがビジネスファッションのお悩みや疑問を解決!お悩み相談コーナーレポートvol.9
ビジネスファッション応援プロジェクトにご参加のみなさん、こんにちは。
今回は、AOKIスタッフによる「ビジネスファッションお悩み相談室」第9弾のレポートをお届けします。
ビジネスファッションお悩み相談室はビジネスファッション応援プロジェクトのメンバーの皆様から、普段のビジネスファッションに関する悩みを募集し、いただいた悩みをAOKIで活躍するファッションに精通したスタッフが回答するコーナーです。
今回のテーマは、スーツスタイルのVゾーン。
「季節や場面に合わせて、シャツ・ネクタイ・スーツの組み合わせをどうアレンジすればいい?」というご質問にお答えします。
今回お悩みの中でも、黒や紺のスーツを着る時に、どうコーディネートをしたらよいか分からないというお声が多く寄せられました。
ビジネスファッションのカジュアル化が進み、スーツを着慣れていない方が増えており、また、これからのシーズンは、お子さまの入学式やご自身の入社式、異動先でのあいさつなど、いつもと少し違う"節目の場面"も増えます。
今回のお悩みにお答えするのは、銀座本店スタッフの久徳洋平さんです。いざ、スーツを着るときに、どんなVゾーンの作り方を意識すればよいのか、具体的なポイントと、AOKIのアイテムを使ったコーディネートを紹介します。
AOKI銀座本店スタッフ
久徳洋平
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1.Vゾーンの整え方 3つの基本ルール
まず、Vゾーンを整える基本ルールは、下記の3つです。
- ・色と柄は「2つまで」。迷ったら無地で整える
- ・季節感のある色を、1点だけ取り入れる
- ・シャツは「顔まわり」に合わせて襟型を選ぶ
順を追って、一つ一つ紹介していきます。
1.Vゾーンの「色と柄」は2つまで
Vゾーンは"自分らしさを表現できる"場所で、「スーツ・シャツ・ネクタイ」の組み合わせで決まります。ここで使う色と柄は"2つまで"にすると落ち着いた印象になります。紺スーツでシャツがブルー系を選ぶと、ネクタイは合わせやすくなり、選択肢の幅が広がります。
ネクタイの定番の柄はストライプと、小紋、そして無地です。
ストライプ柄を選ぶ際は、体型との相性もポイント。痩せ型の方は細かいストライプがバランスよく見え、ふくよかな方は太めのストライプのほうが全体のバランスが整いやすいです。逆に、ふくよかな方が細いストライプを選ぶと体型が強調されて見える場合があるため注意します。
大人っぽく見せたいなら小紋柄、迷った時には無地でまとめるといった選び方もあります。
迷ったときの"鉄板"スタイル
- ・紺スーツ × 白(またはサックス)シャツ × 無地ネクタイ
- ・柄を入れるなら、シャツ or ネクタイのどちらか一方だけ
この2つを覚えておくと、迷わずにスタイルを完成しやすくなります。
スーツにストライプが入っている場合は、ネクタイはストライプにせず、無地を選ぶとすっきりまとまりやすくなります。
2.シャツの色は「季節感」を味方に
ビジネスシャツは、白またはサックスブルーが定番。仕事では清潔感が重要なため、この2色が選ばれやすい傾向があります。
一方、入学式や入社式、異動初日などは、ほどよい華やかさを出したい場面。季節感を意識して色味を選ぶのがおすすめです。あまりスーツを着用する機会が少ない方はまず白シャツをベースにコーディネートにトライしてみましょう。
季節ごとのネクタイの色味のおすすめ例
- ・春先:淡いパープル・ラベンダー系
- ・夏場:明るいイエローやブルー系
- ・秋:ベージュやブラウン系
カラーシャツを選ぶときは肌の色との相性も意識します。色白の方は少し青みのある色、黄みがある肌の方は黄み寄りの色を選ぶなど、肌とシャツのトーンを近づけると自然にまとまります。
式典やあいさつの場では、「清潔感」+「明るさ」が好印象の近道。色は増やしすぎず、「シャツ or ネクタイのどちらかで季節感を足す」くらいが上品にまとまりますので、"華やかさ"はやりすぎないのがおすすめです。
3.シャツ選びは「顔まわりの特徴」に合わせる
シャツを選ぶ際は、髪型・肌の色・目の形・顔の輪郭など、顔まわりの特徴に合わせるのがポイントです。たとえば「首が詰まって見える」「首が細く見える」といった印象は、シャツの襟型で大きく変わります。襟の形や開きによって、Vゾーンの印象が大きく変化します。
- ・顔がやや長めの方:レギュラーカラーでスッキリ見せる
- ・丸顔の方:ワイドカラーがバランスを取りやすい
シャツをチェック
2.入園式・入学式などのイベントでのおすすめコーディネート
Vゾーンの基本ルールを踏まえて、おすすめのコーディネートを紹介します。
■紺スーツ
淡いグレーのシャツに、ほんのりラベンダーがかったグレーのネクタイで季節感を表現。
生地は華やかな光沢感のあるシャンブレー素材です。
入園式・入学式は子どもが主役。トーンを落ち着かせつつ、華やかさも出したいところ。
ネクタイのチェック柄の白ラインが、ほどよい華やかさを演出します。
おすすめネクタイ①
■黒スーツ
黒スーツに明るめブルーグレーのネクタイを合わせました。
春のお祝いの席でも華美になりすぎない範囲で、黒×グレーの同系色で落ち着いた雰囲気にまとめています。
入園式・入学式は黒スーツできちんと感を出しつつ、ネクタイにラベンダー系のカラーを選んで季節感をプラス。華やかさと柔らかさを兼ね備えたコーディネートです。
おすすめネクタイ①
3.転職や異動など新しい職場でのおすすめコーディネート
■紺スーツ
グラデーションもVゾーンをきれいに見せるポイントです。同系色で濃淡をつけることで、まとまりと奥行きが出ます。スーツが紺色なので、好印象を与える光沢感のあるブルー系のネクタイを合わせ、スーツとの上品なグラデーションを作りました。
ネイビーのスーツに王道の白シャツ+濃紺の無地のネクタイで引き締め。清潔感と誠実さが伝わるコーディネートにまとめました。
おすすめネクタイ②
■黒スーツ
黒スーツを爽やかに見せる細かいストライプのブルーシャツと、ボルドー系(エンジ)の無地のネクタイを合わせています。柄物は2つまでが基本なので、シャツが柄の場合はネクタイを無地に。ボルドー系の色は印象に残りやすく、「覚えてもらう」効果も期待できます。
黒スーツ×黒ネクタイは地味に見えやすい組み合わせですが、白シャツと合わせたドットの白が入ることでアクセントになり、落ち着きがありつつきれいに映えます。
おすすめネクタイ②
4.タイバーでさりげなくアクセント
スーツを着こなす上で、コーディネートに取り入れていただきたいアイテムがタイバーです。タイバーは目立たせるためだけではなく、"品よく整えるため"のアイテムです。ネクタイのノット(結び目)部分を立体的に見せることができ、よりVゾーンを引き立てることができます。特に、入社・異動のあいさつや式典のように、第一印象が大切な場面では効果的です。
タイバーを使う際は、ネクタイの幅とのバランスが重要です。タイバーの長さは、ネクタイ幅の約2/3が目安。また、目線が集まりやすい胸元(胸ポケット上部の位置)につけると、ネクタイ部分に程よい立体感が生まれ、Vゾーンをきれいにまとめて見せることができます。
チェック
初めてでも安心。好印象につながるVゾーンの近道
Vゾーンは、色と柄を2つに絞り、季節感を1点だけ足すだけでぐっと好印象に整います。仕上げにタイバーを取り入れると、清潔感ときちんと感が自然に引き立ちます。スーツを着慣れていない方ほど、まずはこの基本を押さえてみてください。
「この組み合わせで合っている?」「体型に似合う襟型やネクタイ幅が知りたい」という方は、ぜひ店舗でスタッフにお気軽にご相談ください。
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次回のマガジン更新もお楽しみに!