「ブラウス」とは?シャツとの違いや特徴、シーン別の着こなし術をご紹介!
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オン・オフ問わず使える「ブラウス」はレディースファッションの定番アイテム。しかし、ブラウスといっても素材やデザインがさまざまなため、定義があるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はブラウスとはどういったものを意味するのか、似たアイテムとして混同されやすいシャツとの違いを解説。また、似合うブラウスの選び方やシーン別の着こなし術もご紹介します。
目次
ブラウスとは?シャツとの違いもチェック
ブラウスとはどんなものを指すのか、似たアイテムとして混同されやすいシャツとの違いなどを解説します。ブラウスの特徴やシャツの違いなどが理解できると、アイテム選びの際に役立つので参考にしてみてください。
ブラウスとはどんなもの?
ブラウスとは、女性向けにデザインされたトップスのこと。一般的に少しゆったりとしたシルエットのデザインが多く、やわらかい素材の生地を使用しているのが特徴です。
また、襟・袖の有無や形状、柄、カラーなどに定義はなく、デザインのバリエーションに富んでいます。フリルやレースなどがあしらわれているものもあり、一口にブラウスといっても種類はさまざまです。
ブラウスとシャツの違いと見分け方
ブラウスに似たアイテムとしてよく挙げられるのが「シャツ」ですが、大きく分類するとブラウスもシャツの一種です。歴史を辿ってみると、本来シャツは男性用の肌着として作られたのがはじまり。
一方ブラウスは、1枚で着用できる女性用のトップスとして作られました。現代では性別に区別はありませんが、その名残でボタンと襟の有無に違いがあるのが特徴です。
まずは押さえておきたい!定番ブラウスの種類や特徴
ブラウスにはさまざまなデザインがあるため、アイテム選びに迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、定番ブラウスの種類やそれぞれの特徴を解説します。
ギャザーブラウス
ギャザーブラウスとは、フロント部分にギャザーが入っているブラウスのこと。しわやひだが放射状に広がるようなデザインになっており、シルエットにほどよいボリュームが出るのが特徴です。立体感が生まれるので、ブラウスにパンツスタイルといったシンプルなファッションでもおしゃれに見えます。
華やかで上品な印象を与えるので、きちんとした印象に見せたいビジネスシーンにもおすすめです。
フリルブラウス
フリルブラウスとは、襟やフロントなどにフリルがあしらわれたブラウスのこと。フリルがあることでボリュームが出て、エレガントさが増します。華やかな印象を与えるので、1枚で存在感のあるレディースファッションを楽しみたい方にもおすすめです。
また、同じフリルブラウスでもスカートやパンツなど、合わせるボトムスによってコーディネートのテイストが変わるので、1枚持っておくと幅広い着こなしが楽しめます。
タックブラウス
タックブラウスとは、襟や袖部分などの生地を折り畳み、ひだ状のデザインを施したブラウスのこと。タックを入れることでシルエットに立体感が出てゆとりが生まれるので、体のラインを拾いにくくなるのが特徴です。体型が気になる方でも、バランスのよい着こなしが楽しめます。
また、タックデザインがあることで上品な印象を与えるので、きれいめなレディースファッションが好みの方にもおすすめです。
シフォンブラウス
シフォンブラウスとは、ふんわりとしたやわらかい質感のブラウスのこと。透け感のある薄手の生地で作られることが多く、着心地が軽やかなのが特徴です。また、シルエットがふわっとしているため、コーディネートに抜け感が出せます。
シフォンブラウスは、色や形などによって印象はさまざまです。着こなし方によってもコーディネートの雰囲気が大きく変わります。オン・オフ両方で活躍するトップスを探している方は、1枚持っておくと便利です。
ペプラムブラウス
ペプラムブラウスとは、腰部分から裾にかけて広がった形をしているブラウスのこと。ウエスト部分がキュッと絞られたデザインのため、腰周りが細く見えるのが特徴です。また、切り替えがあることでウエスト位置が高く見え、脚長効果も期待できます。
デザイン性が高く、1枚で洗練されたおしゃれなファッションが楽しめるのもペプラムブラウスの魅力です。
ボウタイブラウス
ボウタイブラウスとは、襟の部分が紐状のデザインになっているブラウスのこと。ネクタイのように垂らしたりリボン結びをしたりと、さまざまなアレンジが楽しめます。首元や胸元に立体感が出て、華やかな印象を与えるのが特徴です。
ボウタイブラウスはエレガントで上品な雰囲気の着こなしができるので、ビジネスはもちろん、フォーマルなシーンにもおすすめのアイテムです。
Vネックブラウス
Vネックブラウスとは、その名のとおりネック部分がV字のデザインになっているブラウスのこと。首周りや胸元がすっきりして、デコルテラインがきれいに見えます。カジュアル感を抑え、きれいめに着こなしたい方におすすめです。
シンプルなデザインのため、どんなファッションにも合わせやすいのも魅力といえます。オン・オフ関係なく幅広く活躍するブラウスです。
シャツブラウス
シャツブラウスとは、襟や袖部分がワイシャツのようなデザインになっているブラウスのこと。定義はありませんが、ワイシャツに比べてやわらかい素材の生地を使用しているものが一般的です。
きちんとした印象を与えつつも、やわらかな素材が抜け感も出してくれます。1枚で着るだけではなく羽織としても使えるため、幅広く着こなしが楽しめるのも魅力です。
【番外編】ブラウスの柄もチェック!
ブラウスの形状の他に、生地の柄もチェックしましょう。柄ブラウスとは、花や水玉などの模様がプリント、または刺繍されたブラウスのこと。柄の種類はさまざまで、選ぶデザインによって印象の違う着こなしを楽しめます。
全体的にシンプルなデザインのブラウスでも、柄があることで一気に表情が変わるものです。普段のファッションに新鮮さをプラスしたい方は、柄ブラウスに挑戦してみるのもおすすめです。
おしゃれに着こなすための基本!外さないブラウスの選び方
ここでは、基本的なブラウスの選び方を解説します。アイテム選びに失敗しないためのポイントをご紹介しているので、参考にしてみてください。
自分に合ったサイズを選ぶ
ブラウスをおしゃれに着こなすには、サイズ感がとても重要です。着用するシーンにもよりますが、ビジネスやフォーマルシーンの場合、体にジャストフィットしたアイテムを選ぶほうがきちんと感が出ます。自分の体にあまりにも合っていないアイテムを選ぶと、だらしなく見えてしまうこともあるので注意しましょう。
お休みの日などカジュアルに着たい場合は、あえてゆったりめのサイズを選んでおしゃれに着こなすのもおすすめです。
季節に合わせて選ぶ
ブラウスは長袖や半袖、ノースリーブなど袖の長さはアイテムによってさまざまです。季節に合った袖丈のアイテムを選ぶことで、快適に着用できます。
また、色や柄なども季節に合わせて選ぶと、より上級者向けのコーディネートを楽しめるのでおすすめです。春夏は爽やかな淡いカラーや花柄、秋冬は大人らしいシックなカラーなど、季節感を意識するだけでおしゃれ度がグッとアップします。
シーンに合わせて選ぶ
デザインが豊富なブラウスは、着用したいシーンに合ったものを選ぶと失敗が少なく済みます。
例えば、かっちりしたスタイルが推奨されるビジネスシーンでは装飾が派手なものは避け、清潔感ときちんと感があるアイテムを選ぶとよいでしょう。また、セレモニーやパーティーなどのフォーマルなシーンでは、フリルやギャザーなどの装飾をあしらった華やかなアイテムを選ぶとエレガントな着こなしを楽しめるのでおすすめです。
シーン別!ブラウスをおしゃれに着こなすコツ
ここでは、シーン別のブラウスコーディネート術をご紹介します。幅広いシーンで活躍するブラウスをワンランクおしゃれに着こなすコツを提案していますので、参考にしてみてください。
オフィスシーン
きちんとした印象を与えたいビジネスシーンでは、爽やかなカラーのブラウスがぴったりです。シンプルな形のブラウスでも、タックなどのデザインがあることでアクセントになり洗練された印象を与えます。
どんなボトムスにも合わせやすいデザインですが、より大人っぽく着こなしたいならパンツスーツと組み合わせるのがおすすめです。ほどよいフィット感のあるテーパードパンツなどと合わせることで、スタイリッシュなビジネスコーディネートが完成します。
オケージョンシーン
入学式などの特別な式典では、上品かつ華やかな印象を与えるフリルブラウスがぴったり。小ぶりなドットなど上品な柄のデザインはアクセントになり、1枚でおしゃれ見えします。
セットアップと合わせて統一感を出すのも素敵ですが、あえて異なるカラーのジャケットとボトムスを組み合わせることでよりおしゃれ度がアップ。きちんと感がありながらも、周りと差をつけるコーディネートです。
カジュアルシーン
オフの日も大活躍するのがシャツブラウスです。1枚で着るのはもちろん、羽織として着用してもおしゃれに着こなせます。
ボトムスも合わせてセットアップで着るとよりトレンド感のあるスタイルを手軽に楽しめておすすめです。カジュアルに偏り過ぎないので、大人っぽいファッションが好きな方にも挑戦しやすい着こなしでしょう。
チェックしておきたい!ブラウスに関するQ&A
ブラウスの着方について「これはどうなんだろう?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、ブラウスを着る際のよくある質問に答えます。
シャツタイプのブラウスは第1ボタンを留めるべき?
ブラウスのボタンは、シーンに合わせた着方をするとよいでしょう。ビジネスなどでスーツを着用するシーンでは、第1ボタンまで留めるのが基本的なマナーです。オフの日などカジュアルに着たいときは、とくに着方のルールはありません。
第1ボタンまで留めると喉元が苦しく感じる場合は、少し首周りにゆとりがあるものや、ボタンが少し下の位置に付いているものがおすすめです。
ブラウスの下には何を着たらよい?
ブラウスは生地が薄手のものが多く、そのまま着ると下着が透けてしまうことがあります。また、直接着用すると汗や皮脂などによってブラウスが汚れて黄ばみの原因にもなるので、下着の上にインナーを着るようにしましょう。
インナーはタンクトップやキャミソールなどがおすすめです。カラーはベージュやモカなどの肌なじみがよい色を選ぶと、インナーが透けにくくなります。
透け感を活かした着こなしの場合は、インナーが主張しすぎないように注意しましょう。インナー選びに迷ったときはブラウスの色と揃えることで、まとまりのある上品なコーディネートになります。
好印象を与えるブラウスをおしゃれに着こなそう
ブラウスはオン・オフ関係なく幅広いシーンで使えるため、何枚持っていても活躍するアイテムです。しかし、素材やカラー、デザインなど種類がさまざまなため、いざ購入しようと思ってもどれを選んでよいのか迷ってしまいますよね。
そんな方は、ぜひ今回ご紹介した選び方やシーン別のコーディネート術を参考にしてみてください。お気に入りの1枚を見つけて、おしゃれなブラウスコーディネートを楽しみましょう。
AOKIでは女性のスタイリストもおりますので、お困りの際にはぜひお近くの店舗にお越しくださいませ!
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