スーツに合うレディースコートの選び方。好印象な着こなしでおしゃれに防寒対策をしよう
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寒い時期の通勤やビジネスシーンでは、スーツに合うレディースコートが必須です。本記事では、スーツに合わせるレディースコートの選び方や、おすすめの着こなしをご紹介します。コートをおしゃれに着こなして、周りに好印象を与えましょう。
目次
スーツに合わせるレディースコートの着用シーズンは？
肌寒く感じ始める11月頃です。気温が15℃を下回ると寒く感じることが多くなるため、スーツの上に薄手のレディースコートを羽織るとよいでしょう。
また、12月中旬になると最高気温は10℃前後、最低気温は5℃前後まで下がります。朝晩の寒さに対応できるよう、暖かい素材のレディースコートで防寒しましょう。
3月になり、暖かい日が増えたらスプリングコートに移行します。春らしい軽やかな素材のレディースコートを羽織り、季節感のある着こなしをするのがおすすめです。
スーツに合うレディースコートの種類
スーツに合うレディースコートには、どのようなデザインがあるのでしょうか？ここからは、スーツに合うレディースコートの主な種類をご紹介します。
それぞれの特徴を捉えて、レディースコートを選ぶ際の参考にしてみてください。
ノーカラーコート
ノーカラーコートは、その名の通り襟のないデザインのコートです。すっきりとした首元が、洗練された雰囲気を演出します。
また、襟がないことで柔らかい雰囲気になり、首元がもたつかないためタートルネックやストールなど、幅広いファッションアイテムとのコーディネートを楽しめるのがポイント。ビジネスでのスーツスタイルだけでなく、プライベートでも着まわせる汎用性の高さが魅力です。
チェスターコート
チェスターコートは、ジャケットのような襟があるコートです。上品な雰囲気でスーツスタイルと相性がよく、きちんと感のある着こなしができます。
カジュアルに羽織れるオーバーサイズやフォーマル感のあるすっきりとしたシルエットなど、デザインによって雰囲気が変わるので、着用シーンや好みのスタイルに合うものを選びましょう。
ステンカラーコート
ステンカラーコートは、「襟腰」のある襟が付いたコートです。ネックラインに沿った襟が特徴で、前に比べて後ろ部分が高く、折り返す仕様になっています。
ボタンを全て閉めるとクラシカルに、第一ボタンを開けると抜け感のある着こなしが可能です。多彩な着回しができるので、レディーススーツとのコーディネートも楽しめるでしょう。
スタンドカラーコート
立ち襟のデザインが特徴のスタンドカラーコート。首元が襟で覆われているため防風性が高く、寒さが厳しい季節でも暖かく着られるアウターです。
メンズコートに多くみられるデザインですが、スタイリッシュな雰囲気を演出したい女性のビジネスシーンにもおすすめ。すっきりとした首元のデザインで、スーツスタイルにも合わせやすいです。
トレンチコート
トレンチコートのデザインは、ミリタリーコートがルーツとなっています。ダブルの前開きでウエストにはベルトがあり、胸には「ガンフラップ」と呼ばれる当て布があるのが一般的です。
ビジネススーツからカジュアルコーデ、フォーマルシーンまで幅広いファッションに合わせやすいアウターで、洗練された雰囲気を演出できるのが魅力。防水性のある素材を使っているものや、防寒性を高めるライナー付きなど、機能性に優れたタイプが多いです。
スーツに合うレディースコートの選び方
スーツに着用するレディースコートは、普段使いのコートとは別に用意するのがおすすめです。スーツに合うレディースコートを着用することで、ジャケットやコートの形を崩さず、きちんとした印象を演出できます。
ここからは、スーツに合うレディースコートの選び方を5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベーシックな色を選ぶ
スーツに合わせるレディースコートの色は、黒・ネイビー・グレー・ベージュといったベーシックカラーがおすすめです。ビジネスマナーにそぐわない派手な色は、避けた方がよいでしょう。
レディースコートの色によるイメージ
- ・黒…シックでシャープな印象
- ・ネイビー…程よくフォーマルな印象
- ・グレー…幅広い色のスーツに合わせやすい
- ・ベージュ…柔らかい雰囲気を演出できる
着丈に注目する
レディースコートの着丈は、主にショート丈・ミドル丈・ロング丈の3種類で、長くなるほど落ち着いた印象になります。
スーツに合わせるレディースコートは、おしりがすっぽり隠れるミドル丈か、膝が隠れる程度のロング丈を選ぶのがおすすめです。スーツのジャケットの丈を気にせずに着られるため、ビジネスシーンでも上品な印象に仕上がります。
素材を確認する
スーツに合わせるレディースコートの素材は、ウールとコットンが主流です。冬は暖かいウール素材、春先や秋口は軽く羽織れるコットン素材がおすすめです。
ウールは華美になりすぎないよう、毛足が短めのものを選ぶとよいでしょう。コットン素材はハリのあるものを選ぶことで、スーツスタイルをきちんと見せてくれます。また、撥水加工や軽量といった機能性のある素材を選ぶと通勤時にも便利です。
防寒性に注目する
レディースコートは、デザインや素材によって防寒性が異なります。スーツなどの上に羽織ったときに丁度よい暖かさを保てるよう、着用するシーズンを意識して選ぶとよいでしょう。
また、1着を長いシーズンに渡って着用したい方は、取り外し可能なライナー付きのコートがおすすめです。気温に合わせてライナーを着脱することで、季節に合った着こなしができます。
サイズ感にこだわる
レディースコートを選ぶ際は、できるだけ試着をしてサイズ感を確認しましょう。ボタンを閉めた状態で手を垂直に上げ、背中にシワが寄っていなければジャストサイズです。
また、スーツのジャケットの上から試着することで、よりスーツスタイルにぴったりなサイズのコートを選べます。もし可能ならスーツのジャケットの上からコートを羽織り、脇の下がキツすぎないかなど、サイズ感を確認しましょう。
スーツに合うレディースコートの着こなし
さまざまなデザインがあるレディースコートですが、どのように着用すればよりおしゃれに見えるのでしょうか？それではAOKIスタッフのお手本コーディネートを参考に、5種類のレディースコートを使った着こなしをご紹介します。
《ノーカラーコート》すっきり見えする大人配色コーデ
こちらは、ハイネックセーターにノーカラーコートを合わせた大人な配色のコーディネートです。ノーカラーコートは首元がすっきりとしているため、幅広いコーデのアウターとして使いやすく、エレガントな着こなしが叶います。
また、Vネックのノーカラーコートは縦ラインを強調してくれるのがポイント。レディーススーツのジャケットと合わせても、スタイリッシュな印象に仕上がります。
《チェスターコート》モノトーンのシックなスーツコーデ
こちらは、ダブルのチェスターコートを使ったモノトーンのビジネススーツコーデ。ビジネスにはもちろん、冠婚葬祭やセレモニーなど、幅広いシーンで使えるおすすめのレディースコートです。
襟が大きく開いているため、トップスにはストライプやドットなどの柄物を合わせるのもよいでしょう。ダブルコートはシングルに比べて重厚感があり、重なりが広いため暖かいのが特徴です。
《ステンカラーコート》上品なフォーマルコーデ
シンプルなステンカラーコートを使ったブラックフォーマルコーデ。ウエストからゆるやかに広がるシルエットが、上品な雰囲気を後押しします。首から膝まですっぽりとまとえるため、洗練された印象を与えます。
襟元は鎖骨が少し見える程度の広さなので、短いパールネックレスなど小振りなアクセサリーをさりげなくプラスしてもよいでしょう。
《スタンドカラーコート》襟を寝かせた抜け感のあるコーデ
こちらは、襟のデザインがおしゃれなウールコートのスーツコーデです。シンプルな装いに、明るいカラーのタートルニットがアクセントになっています。
ウエストをマークすることで、スタイルアップ効果が狙えるでしょう。ワイドパンツと合わせてもバランスよく着こなせます。
《トレンチコート》ライトカラーでまとめたやさしい印象のコーデ
定番のトレンチコートを羽織った軽やかなコーディネート。全体的に淡いカラーでまとめることで、柔らかい雰囲気に仕上がっています。
取り外しできるライナー付きのコートなので、春から冬までロングシーズン使えるのがポイントです。気温の変化に対応できる、おしゃれで便利なアウターです。
レディースコートのお手入れと保管方法
お気に入りのレディースコートは、長くきれいに使いたいですよね。正しいお手入れと保管方法で、レディースコートを美しく保ちましょう。お手持ちのアウターにも応用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
着用後の簡単お手入れ
まず、帰宅したら太めのハンガーに吊るしましょう。ハンガーはレディースコートの肩幅に合う大きさのものを選び、型崩れを防いでください。
吊るした後は、レディースコートの繊維の絡まりをほぐすように上から下へブラッシングをしましょう。こうすることで繊維に空気が入るので、ほこりが取れるだけでなくふっくらとした状態に仕上がります。
シーズン後はクリーニングへ
シーズンが終わって長期間保管する際は、レディースコートをクリーニングに出しましょう。そしてクリーニング後は、かかっているビニールを必ず外してください。袋がかかった状態で収納すると、蒸れてコートにカビが生える原因になってしまうので注意しましょう。
クリーニングで汚れを落とすことで、来年も気持ちよく着られますよ。また、クリーニングに出すことで黄ばみや虫食いなども防げるため、レディースコートが長持ちします。
レディースコートの保管方法
レディースコートを収納するときに気をつけたいのが、クローゼットの収納スペースです。少ないスペースにコートを詰め込んでしまうと、シワや型崩れの原因になるため注意しましょう。
また、コートだけでなく衣服の虫食い予防のために、クローゼットには防虫剤を設置することをおすすめします。
さらに、クローゼットから時々衣服を取り出して風を通しましょう。こもりがちな湿気が飛び、カビを予防できます。
レディースコートで冬のスーツスタイルの印象アップ
スーツに合わせるレディースコートは、暖かいだけでなく相手に好印象を与えられます。コートの種類や素材によって雰囲気が変わるため、ビジネスシーンでは特に選び方に注意しましょう。
冬のスーツコーデにレディースコートをプラスして、おしゃれな冬の装いを楽しんでくださいね。
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