
オフィスカジュアルにはどんなニットが合う?選び方やおしゃれなコーデをご紹介
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秋冬コーデの定番であるニットは、オフィスカジュアルでも活躍する人気のアイテムです。種類が多く「オフィスカジュアルではどんなニットがいいの?」と悩む方もいるでしょう。今回は、実際にオフィスで着こなしができるアイテムやコーデ例をご紹介するので、参考にしてみてください。
目次
ニットはオフィスカジュアルとして着用できる?

まずは結論として、ニットはオフィスカジュアルとして着用することができます。オフィスカジュアルは、上品な印象や清潔感を与える洗練されたアイテムを選ぶことが大切です。ニットを選ぶ際はシンプルできれいめな素材や、装飾が控えめなデザインを選ぶようにしましょう。
オフィスカジュアルの定義は会社によってさまざまであるため、業種や社内の雰囲気に合わせてニットをチョイスしてみてください。ブラウスの上にニットカーディガンを着たり、ニットにジャケットを合わせたりと着こなしのバリエーションが豊富なので、秋冬の通勤コーデとして楽しんでみるのもよいでしょう。
オフィスカジュアルに合うレディースニットの種類

オフィスカジュアルに合うニットの種類は、複数のバリエーションがあります。ここでは代表的な4つのニットをご紹介するので、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
クルーネック

クルーネックとは、襟ぐりが緩やかな丸みとなっているデザインのニットです。丸みのあるデザインやボートネック、ラウンドネックなどがあります。襟ぐりがラフなデザインでも、きっちりとした形のニットならオフィスカジュアルとしてぴったりです。
首元がゆったりしていて誰でも楽に着用することができ、首の締め付けがないため長時間でも楽に着ることができます。オフィスカジュアルとして取り入れる際は、1枚で着られるニットやニット素材のカーディガンがおすすめです。
タートルネック

タートルネックは、首元まで覆って生地が折り返すタイプのデザインです。オフィスカジュアルとしてタートルネックのニットを取り入れる際は、薄手のデザインで体にフィットするシルエットのものを選ぶと良いでしょう。
ジャケットを着た時にもスムーズに動けたり、きっちりときれいな着こなしに見えたりと美しいオフィスカジュアルスタイルが目指せます。1枚でも防寒対策をしつつ、上品に着こなせるオフィスカジュアルアイテムなのでチェックしておきましょう。
ハイネック

ハイネックは、首元に添うように立ち上がった襟ぐりが特徴のアイテムです。タートルネックのような生地の折り返しがないデザインで、首元の広範囲を覆うため防寒の機能面でも秋冬におすすめできます。立体感のある襟元でカジュアルに寄りすぎず、オフィスでもきれいに着こなしができるとして人気のニットです。
また、ジャケットを着用した際も襟元がもたつかず、すっきりとした着こなしができるでしょう。1枚でラフに着たり、ジャケットと合わせたりと、さまざまなビジネスシーンで活躍します。
Vネック

Vネックは、襟ぐりが大きなVの字に開いているのが特徴です。オフィスカジュアル以外でもコーデに組み込みやすい万能アイテムで、簡単に着こなしができます。オフィスカジュアルとして取り入れるなら、ニット素材のカーディガンやVネックのニットがおすすめです。
ニットカーディガンは1枚持っておくと、寒暖差がある時に羽織ることができます。Vネックタイプのニットは、ワイシャツの上に合わせて襟を美しく見せたり、デコルテラインをきれいに見せたりとさまざまなメリットがあるでしょう。
オフィスカジュアル向けのニットの選び方

オフィスカジュアル向けのニットは、素材、カラー、デザインに気を付けて選ぶのがポイントです。ここでは、オフィスカジュアルとして使えるニットの特徴を解説します。
素材で選ぶ
オフィスカジュアルのニットの素材は、編み目が細かく上品な印象のデザインを選ぶのが望ましいでしょう。デザインニットの編み方には、主に目の細かい糸を密に編み込んだ「ハイゲージ」と、太めの糸でざっくり編み込んでいる「ローゲージ」の2種類があります。編み目が細かいほど、光沢感が出たりエレガントな印象を与えます。
きっちりと見せるスタイルがオフィスカジュアルの基本なので、ハイゲージのニットを選ぶのがおすすめです。
カラーで選ぶ
オフィスカジュアルでは、モノトーンややわらかな色味などシンプルなカラーを選ぶのがマナーです。素材と同じように、カラーもビジネスの場にふさわしい上品さや清潔感が求められます。定番の白や黒、ベージュといった美しいカラーのほか、職場の雰囲気に合わせてパステルカラーを取り入れても良いでしょう。
また、秋冬はベージュやグレージュなどの「くすみカラー」と呼ばれるカラーもトレンドです。オフィスカジュアルに明確な決まりはないものの、自分を美しく見せつつ相手にも配慮したカラーを選びましょう。
シンプルなデザインを選ぶ
オフィスカジュアルでは、派手になりすぎない落ち着いたデザインを選ぶのがポイントです。アクセント程度であれば、細やかなビジューが付いていたり控えめなラメがちりばめられていたりするニットでも、オフィスカジュアルとして問題ありません。
また、首元もラフになりすぎない上品なデザインであれば、オフィスカジュアルとして着こなすことができます。個性を控えめにしておしゃれを楽しめるニットが豊富にあるので、上手に取り入れてみてください。
オフィスカジュアルにおすすめのニットコーデ6選

オフィスカジュアルにおすすめのニットスタイルを6つご紹介します。コーデのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
きれいめなセットアップ×ボートネックニットコーデ

きれいめなセットアップに、ボートネックのニットを合わせたおしゃれなオフィスカジュアルスタイルです。ニットやパンプス、バッグなどを同系色でまとめると、統一感がアップします。シンプルな色使いにポイントを絞り、洗練されたオフィスカジュアルコーデが完成です。
襟ぐりが緩やかなタイプのニットで動きやすさも考えつつ、締め色のベーシックカラーでまとめた上品な印象となるでしょう。
明るめカラーのパンツ×Vネックニットで大人コーデを叶える

ジャケットとボトムスに彩度の高いカラーをチョイスした、きれいめなオフィスカジュアルスタイルです。Vネックのニットは体のシルエットに沿ったきっちりとしたデザインで、ジャケット着用時にももたつかずに、すっきりとした美しいコーデとなるでしょう。
明るめなカラーでまとめたコーデの中に、ワンポイントとして締め色のニットを取り入れることで、さりげないセンスが光るおしゃれを楽しめます。深めな色味のニットをお持ちの方は、ジャケットやボトムスを明るめにしてメリハリのあるコーデに挑戦してみてください。
寒暖差が大きい季節はニットカーディガンがおすすめ

寒暖差が大きい季節は、ニットカーディガンを羽織るのがおすすめです。オフィス内での冷房や、秋口の朝晩など服装の調整が難しい時に、薄手のニットカーディガンが活躍します。インナーにゆったりとしたシルエットのブラウスを取り入れると、動きやすいおしゃれなオフィスカジュアルスタイルになります。
白やグレーなどの明るめのカラーなら重くなりすぎず、きっちりと上品なコーデとなるので、ぜひ試してみてください。
差し色のボウタイニットを取り入れたおしゃれコーデ

差し色としてボウタイニットを取り入れた、秋冬にぴったりのおしゃれスタイルです。シンプルな色使いながら、1枚で目を引くニットを選ぶことで、華やかなオフィスカジュアルコーデになります。ニットのボウタイは軽く結んだりリボンスタイルにしたりと、気分に合わせて変えることができます。
薄手のニットでジャケット着用時にも着心地が良く、さまざまなシーンに対応できるのがメリットです。
上品なタートルネックニットはジャケットとの相性が抜群

トップスにタートルネックニットを取り入れた、上品なオフィスカジュアルコーデです。体にフィットしたデザインのニットと、ボトムスのパンツスタイルの組み合わせで、洗練された大人のコーデになります。
タートルネックのニットはジャケットとの相性も良く、かっちりしたビジネスシーンでも活躍するアイテムといえるでしょう。クールなオフィスカジュアルを好む方に、おすすめのスタイルです。
ハイネック×スカートのオフィスカジュアルコーデ

ハイネックのニットとスカートを組み合わせた、オフィスカジュアルコーデです。ニットは少し緩やかなシルエットで、温かみのあるカラーをチョイス。ボトムスは引き締めカラーを取り入れることで、やわらかさの中にもきっちりとした印象のスタイルになります。
光沢のある上品な素材であるため、ハイネックニットを1枚でもきれいに着こなすことができるでしょう。
オフィスカジュアルでニットを着用する際の注意点

ニットの種類によっては、オフィスカジュアルのマナーとしてふさわしくない場合があります。ここでは、オフィスでニットを着用する際の注意点を押さえておきましょう。
カジュアルなシルエットのニットは控える
オーバーサイズや網み目が緩やかなニットは、オフィスカジュアルとして向いていません。カジュアルダウンしすぎるとラフな印象が強まり、ビジネスシーンでは無礼となる場合があります。
オフィスカジュアルでは編み目の細かいハイゲージのニットを選び、シルエットが緩やかなニットは休日に着るなど、TPOに合わせてニットを選ぶと良いでしょう。
装飾が多いニットは控える
ビジューやボタンなど、派手な装飾が多いニットもオフィスカジュアルとしては控えるのが望ましいでしょう。きれいめな素材や落ち着いた色味であっても、派手な装飾のニットは休日向きです。
オフィスカジュアルスタイルでは、ワンポイント程度の装飾や細やかなラメなど個性的に寄りすぎないニットを選ぶよう、意識してみてください。
ジャケットに合うニットを選ぶ
突然の来客や外出など、常にジャケットを羽織ることを想定して選ぶのがおすすめです。ニットは1枚でも着用できますが、厚みがある素材やジャケットとの相性が合いにくい色味だと、急な対応を求められた時に対応しにくくなるかもしれません。
薄手のニットやジャケットとの相性が良いニットが複数あるため、手持ちのジャケットとの組み合わせもイメージしてコーデを考えてみると良いでしょう。
寒い季節のオフィスカジュアルはニットをおしゃれに着こなそう

ニットは、寒い季節のオフィスカジュアルとしておすすめのアイテムです。首元のデザインやきれいめな素材など、レディースのニットの選択肢は多くあります。オフィスカジュアルのマナーに沿ってきっちりとしたニットを選び、秋冬のコーデを楽しんでみてください。
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