【メンズ向け】オフィスカジュアルとは?一般的なルール&好印象な着こなし方をご紹介
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メンズのオフィスカジュアルは、どこまで崩してよいのか気になる方も多いでしょう。そこで本記事では、メンズのオフィスカジュアルの一般的なルールやシーズンごとの着こなし方をご紹介します。ビジネスの場に相応しいコーデを知りたい方はぜひチェックしてください。
目次
メンズのオフィスカジュアルとは?
まずは、メンズファッションにおけるオフィスカジュアルの定義と一般的なルールをご紹介します。ビジネスの場で、どんなポイントに気を付ければよいのかわからない方はぜひ参考にしてください。
オフィスカジュアルとは?
オフィスカジュアルとは、カジュアルな要素を取り入れつつ、ビジネスの場でも通用するファッションです。男性の仕事着といえばスーツにネクタイが基本ですが、オフィスカジュアルと指定されていればノーネクタイでも基本的には問題ありません。
カットソーやニットなどのカジュアルなアイテムを組み合わせて、自分なりのファッションを楽しめるのも特徴です。ただし、相手に不快感を与えないためにも最低限のルールは守る必要があります。
ルール①清潔感を意識する
メンズのオフィスカジュアルでは、清潔感を意識することが大切です。服にシワや汚れがあるのは絶対にNG。服装が乱れていると、周囲から「自己管理ができない人ではないか」「仕事が雑なのではないか」といったマイナスの印象を抱かれてしまいます。
誠実な印象を与えるためにも、服に汚れがないか確認し、シャツやジャケットにはきちんとアイロンがけをしましょう。
ルール②落ち着きのあるカラーでコーディネートする
メンズのオフィスカジュアルでは、落ち着きのあるカラーでコーディネートするのが基本です。ジャケットやパンツなどの面積の大きいアイテムは、彩度や明度を落とした落ち着きのあるカラーを選びましょう。
メンズオフィスカジュアルの定番カラーは、黒・ネイビー・グレーなどです。服装の規定が厳しくない職場であれば、ブラウンやカーキなど豊富なカラーから選べます。
ルール③会社の雰囲気に合わせる
メンズのオフィスカジュアルにおけるOK・NGの基準は、会社の雰囲気によっても異なります。ジャケットの着用がマストな会社もあれば、Tシャツやジーンズといったラフなスタイルでも問題ないこともあります。
判断に迷ったときは、男性の先輩の服装を参考にするとよいでしょう。
メンズオフィスカジュアルで揃えておきたいアイテム
ここからは、メンズのオフィスカジュアルコーデを実践するうえで優先的に揃えておきたいアイテムをご紹介します。何から揃えればよいかわからない方は、ぜひ参考にしてください。
ジャケット
ジャケットは、メンズのオフィスカジュアルではぜひとも揃えておきたいアイテムです。シャツやカットソーの上から着用するだけで、きちんと感を演出できます。
メンズオフィスカジュアルでは、スーツのようなかっちりとしたジャケットでなくても構いません。柔らかい質感のジャケットであれば、ほどよくカジュアルダウンできます。
襟付きシャツ
清潔感を演出できる襟付きシャツも、メンズのオフィスカジュアルではマストアイテムです。レギュラーカラーやワイドカラーでも問題ありませんが、オフィスカジュアルであればボタンダウンシャツなどのカジュアルなメンズシャツでもOKです。
夏のオフィスカジュアルには、定番のポロシャツも揃えておくとよいでしょう。ビジネス向けの台襟があるタイプを選べば、ジャケットのインナーとしても活躍しますし、単品でも着られます。
タックアウトはOK?
タックアウトとは、シャツの裾をパンツから出した着こなしです。スーツではタックインが基本ですが、オフィスカジュアルではタックアウトでも問題ありません。
ただし、シャツの裾が長すぎるとだらしない印象になるので、着こなし方には注意が必要です。清潔感のある印象に見せるには、ジャケットを羽織る際にシャツの裾がジャケットからはみ出さない長さのアイテムを選びましょう。
Tシャツ・カットソー
シンプルなデザインのTシャツやカットソーは、ほどよくカジュアルダウンできる便利なアイテムです。1枚で着用するとラフな印象になったとしても、上からジャケットを羽織ればビジネスの場でも相応しい着こなしになります。
カラーは、清潔感のある白や落ち着きのある黒などが使いやすいです。素材は、光沢感のあるものはフォーマルな印象になり、マットな素材のものはカジュアルな印象になります。
パンツ
メンズのオフィスカジュアルでは、ボトムスはスラックスが定番です。センタープレスの入ったスラックスであれば、きちんとした印象を与えられることに加え、脚長効果も期待できます。カラーは黒やグレー、ネイビーなどの落ち着いたトーンがおすすめです。
よりカジュアルな印象にするなら、チノパンもおすすめです。スラックスほど堅すぎず、デニムほどラフすぎないアイテムとして、1本持っておくと重宝します。カラーはベージュやカーキなど、チノパンの定番カラーが合わせやすいです。
パンツの裾丈は、普段のスーツよりも短めがおすすめ。足元がスッキリと軽い印象になります。また、裾をロールアップすることでよりカジュアルな印象になります。
メンズのオフィスカジュアルでNGなポイント
メンズのオフィスカジュアルコーデで失敗しないためには、NGなポイントを知っておく必要があります。ここでは、メンズオフィスカジュアルにおける3つのNGポイントをご紹介します。
カジュアルすぎる服装
ジーンズやパーカーのようなカジュアルすぎる服装や、派手な色・柄の服装は、ビジネスの場では不釣り合いです。オフィスの雰囲気によってはOKと捉えられることもありますが、雰囲気が掴めないうちは避けるのが無難でしょう。
また、襟なしのトップスもカジュアルすぎると判断されることがあります。カジュアルの許容範囲は職場の雰囲気によっても変わるので、先輩のファッションを参考にするとよいでしょう。
メンズのオフィスカジュアルには要注意なカジュアルアイテムとは?
- ・ジーンズ
- ・パーカー
- ・スウェット風のトレーナー
- ・ロゴやイラストの入ったTシャツ
- ・派手な色やデザインのアイテム
- ・スニーカー
肌の露出が多い服装
肌の露出が多いファッションも、メンズのオフィスカジュアルでは避けましょう。とくに素足を露出する短パンやサンダルは、だらしない印象に見えてしまうのでメンズオフィスカジュアルではNGです。
トップスに関しても、肌の露出が多いタンクトップはオフィスには不釣り合いです。半袖シャツであれば問題ありませんが、汗などで肌が透けないように必ずインナーを着用しましょう。
汚れやヨレが目立つ服装
メンズのオフィスカジュアルでは清潔感を重視したいので、汚れやヨレが目立つ服装はNGです。洗濯・アイロンをきちんとして、清潔な状態で着用しましょう。
メンズ向けの服を選ぶときは、シワになりにくい素材であるかチェックするのもおすすめです。
【春夏向け】メンズオフィスカジュアルの着こなし方
ここからは、春夏シーズンにぴったりなメンズオフィスカジュアルの着こなし例をご紹介します。AOKIで購入できるアイテムからピックアップしているので、気に入ったコーデが見つかったら店舗にも足を運んでみてください。
ソフトな着心地のジャケットでさわやかに
Tシャツに薄手のジャケットを羽織ったコーデは、メンズオフィスカジュアルの王道スタイルです。インナーがTシャツなのでカジュアルな印象ではありますが、ジャケットを羽織ることできちんと感を演出できます。
デスクワークやリモートワークはもちろん、急な来客があったときでも対応できるスタイルでしょう。
明るいカラーのポロシャツを合わせてカジュアルさを演出
定番のジャケパンスタイルでも、インナーを明るいカラーのポロシャツに変えることでカジュアルな印象になります。さわやかさを演出できる淡いカラーは、春夏シーズンにはとくにおすすめです。
明るいカラーのポロシャツを組み合わせる場合は、ボトムスのカラーとの相性を意識してみましょう。ブルー×ネイビーやグリーン×グレーといった相性のよいカラーを選ぶことで、すっきりまとまります。
着心地で選ぶならストレッチ性のあるスーツがおすすめ
メンズオフィスカジュアルであれば、一般的なスーツよりも軽い素材のジャケットでもOK。着心地のよさを重視するなら、ストレッチの効いた素材のメンズジャケットがおすすめです。
同色・同素材のパンツとセットアップで着用すれば、カジュアルさを感じさせつつも、きちんと感を演出できます。かっちりしたスーツが苦手な方は、取り入れてみてはいかがでしょうか?
きれいめな襟付きシャツできちんと感を演出
クールビズアイテムとして人気なのは、きれいめなビジネス向けのポロシャツ「ビズポロ」です。ジャケットなしでもきちんとした印象に見えるので、ビジネスシーンでは大活躍することでしょう。
吸汗速乾性の高い素材であれば、汗のかきやすい夏場でも心地よく着用できます。内勤が中心の方であれば、1枚持っておくと着回しやすいです。
さわやかなTシャツで涼しく夏を乗り切る
ファッションの縛りが厳しくないオフィスであれば、TシャツにスラックスといったラフなスタイルでもOKです。シンプルなデザインのTシャツであれば、ビジネスシーンにもマッチします。
Tシャツのサイズを選ぶときは、標準~ややぴったりめがおすすめです。サイズが大きいとカジュアルになりすぎるので、体型にフィットしたアイテムを選びましょう。
【秋冬向け】メンズオフィスカジュアルの着こなし方
ここからは秋冬シーズンにぴったりな、メンズオフィスカジュアルの着こなし例をご紹介します。鉄板コーデからこなれ感のあるおしゃれなスタイルまで幅広くご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ベーシックなニットは秋冬の鉄板コーデ
肌寒い秋冬シーズンは、ジャケットの下にメンズ用のニットを着用して防寒対策をしてもよいでしょう。落ち着いたカラーのニットであれば、ビジネスの場でも好印象を与えられます。
きちんと感を演出したいなら、ニットに下に襟付きシャツを着用するのがおすすめです。襟付きシャツを着ることで、上品さもプラスできます。
深みのあるカラーでまとめておしゃれに着こなす
黒やグレー、ネイビーなどの定番カラーでまとめがちなメンズオフィスカジュアルですが、季節に合わせたカラーを取り入れることでおしゃれさがアップします。秋冬シーズンであれば、深みのあるカラーを豊富に取り入れることで季節感を表現できます。
ジャケットだけでなく、インナーやシューズも同系色のカラーでまとめることで、統一感のあるファッションに仕上がります。
楽なのにきれいに見える素材のスーツは秋冬も大活躍
パジャマのような着心地のストレッチが効いたスーツは、秋冬のメンズオフィスカジュアルコーデでも大活躍します。きちんと感を出しつつもリラックスして着られるため、さまざまなシーンで重宝することでしょう。
ジャケットの下にきれいめなメンズセーターを着れば、ほどよくカジュアルダウンさせられます。
ジャケットと同系色のダウンでさりげなく防寒対策
通勤や外回りなどで防寒対策をするなら、ジャケットの下にダウンベストを仕込むのがおすすめです。カジュアルな印象の強いメンズ用のダウンも、ジャケットを羽織ることで引き締まった印象になります。
ベストはジャケットと同系色や、濃色系の落ち着いたカラーを選ぶことで、悪目立ちすることなくすっきりと合わせられます。
ステンカラーコートはオフィスカジュアルに合わせやすい
メンズのステンカラーコートは、流行に左右されずに長く着られる万能アイテムです。フォーマルな服にもオフィスカジュアルにも合わせやすいので、あらゆるシーンで活用できます。
シンプルで落ち着いたデザインのアイテムを選べば、大人の余裕を醸し出してくれるでしょう。
メンズオフィスカジュアルのポイントを押さえて自分らしい着こなしに
メンズのオフィスカジュアルとは、スーツよりもカジュアル要素を取り入れたファッションです。どこまでカジュアルダウンさせてよいかは会社の規定や雰囲気にもよりますが、清潔感を意識しつつ、落ち着いたカラーでコーディネートすれば失敗を防げます。
オフィスカジュアルは、自分らしい着こなしを豊富に楽しめるスタイルです。コーディネートに迷ったときは、今回ご紹介した着こなし例を参考に自分らしいスタイルを探してみましょう。
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