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スーツスタイルを格上げする靴の選び方。足元からセンスよくおしゃれを楽しもう

スーツスタイルを格上げする靴の選び方。足元からセンスよくおしゃれを楽しもう

ビジネス メンズ

公開日:

更新日:

「おしゃれは足元から」という言葉があるように、靴はコーディネートを左右する重要なアイテムです。本記事では、ビジネスからフォーマルまで、幅広いシーンに合わせた靴の選び方をご紹介します。靴を選ぶ際のマナーをマスターして、スーツスタイルを格上げしましょう。

メンズスーツに合わせる靴の選び方

メンズスーツに合わせる靴の選び方

メンズスーツに合わせる靴は、どのような点に着目して選ぶとよいのでしょうか?靴の選び方によって相手に対する姿勢が図られるため、きちんとマナーを知ることが大切です。まずは、スーツに合う定番の靴の選び方をご紹介します。

上品な本革が基本

スーツスタイルには、本革の革靴を選びましょう。特にフォーマルなシーンでは、滑らかなスムースレザーを使った紳士靴が基本です。上品なツヤのある革靴が、足元からドレッシーな雰囲気を演出します。

動きやすさが求められるビジネスシーンでは、軽量・撥水性・クッション性など、機能性がプラスされた革靴を選ぶとよいでしょう。

カラーはブラックやブラウンを選ぶ

メンズスーツに合わせる革靴は、ベーシックなカラーを選ぶのがおすすめです。中でもブラックは、必ず持っておきたい定番カラー。幅広いシーンに活用できる汎用性の高さが魅力です。

ブラウンはスーツを軽やかに見せられるため、おしゃれの幅が広がります。カジュアルスーツやドレッシーなスーツに合わせてもバランスが取りやすいです。

シーンに合わせてデザインを選ぶ

メンズスーツに合う靴は、着用シーンを考慮してデザインを選ぶことが重要です。TPOに合うデザインを把握して、マナーに沿ったコーディネートを意識しましょう。

フォーマルシーンは王道のストレートチップ、カジュアルシーンには遊び心のあるUチップ・Vチップやモンクストラップなどがおすすめです。

また、スーツスタイルは清潔感のある足元を演出するのがマストです。靴はきちんとお手入れをして、靴底のすり減りや型崩れがないように保ちましょう。

革靴の定番デザイン

革靴の定番デザイン

革靴には、さまざまな種類のデザインがあります。細かなデザインの違いによって対応可能な着用シーンが異なるため、それぞれのデザインの特徴とマナーを押さえておきましょう。

ここからは、メンズスーツに合わせる靴の定番デザインを7種類ご紹介します。

ストレートチップ

ストレートチップ

【フォーマル度:★★★★★】

最もフォーマルな紳士靴が、こちらのストレートチップです。つま先部分が横一直線に縫いつけられており、穴飾りなどがないシンプルなデザインです。

ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭などフォーマルシーンにも対応できるため、1足は持っておくとよいでしょう。リクルートスーツに着用する靴も、ストレートチップがおすすめです。

プレーントゥ

プレーントゥ

【フォーマル度:★★★★☆】

つま先や甲に装飾がない、最もシンプルなデザインがプレーントゥです。ストレートチップよりもややカジュアルな印象で、ビジネススーツやセミフォーマルな装いに向いています。

表面がフラットでシワが寄りやすいため、こまめなお手入れが必要です。

ブローグ

ブローグ

【フォーマル度:★★★★☆】

穴飾りのある革靴の総称をブローグと呼び、穴飾りがあることで華やかさがプラスされます。写真のデザインは、つま先部分にパンチドキャップトゥというおしゃれな装飾が施されたタイプ。

ブローグには装飾の位置や施し方によって幅広い種類があり、装飾が多くなるほどカジュアルな印象を与えます。

ウィングチップ

ウィングチップ

【フォーマル度:★★★☆☆】

ウィングチップとは、つま先部分に羽根のような装飾が施されたデザイン。靴全体が装飾されており、スーツを華やかに着こなせます。

昔ながらの雰囲気があり、カジュアルスーツを格上げしたいときにおすすめです。また、ドレッシーなスーツに合わせることで、足元から差のつくコーディネートができます。

モンクストラップ

モンクストラップ

【フォーマル度:★★★☆☆】

モンクストラップとは、紐の代わりにストラップがついた革靴です。バックルの金具がアクセントになり、エレガントな雰囲気を演出できます。

紐のないデザインですが、ビジネスシューズとしても着用可能です。ストラップが1本のデザインをシングルモンク、2本のデザインはダブルモンクと呼ばれており、ダブルモンクの方がよりカジュアルな印象です。

Uチップ、Vチップ

Uチップ、Vチップ

【フォーマル度:★★☆☆☆】

甲の部分からつま先にかけてU字型やV字型になっているものを、それぞれUチップ・Vチップといいます。

元々はゴルフ用に登場したデザインで、アクティブなシーンで用いられることが前提とされています。オンにもオフにも活用でき、スーツスタイルから、普段使いまで幅広いコーディネートが可能です。

ローファー

ローファー

【フォーマル度:★☆☆☆☆】

ローファーとは、甲部分にベルトがデザインされたスリッポン型の革靴を指します。紐靴と比べて脱ぎ履きしやすく、ラフな雰囲気が特徴です。

カジュアルな靴のため、ジャケパンスタイルなどと組み合わせてラフに履くのがおすすめです。スーツスタイルに抜け感を演出でき、足元に軽さを出したいときに着用するとバランスよく着こなせます。

「内羽根」と「外羽根」をチェック

「内羽根」と「外羽根」をチェック

革靴の紐を通す羽根の部分には、内羽根式と外羽根式の2種類があります。同じデザインの靴であっても内羽根か外羽根かによってフォーマル度が違うため、しっかりとチェックしておきましょう。

内羽根式

左右の羽根が甲の部分と一体になっているもの、または甲の前の革に入り込んでいるものを内羽根式と呼びます。羽根が全開しないためフィット感の調整は難しいですが、すっきりとした見た目でエレガントな印象を与えるのが特徴です。

外羽根式よりもフォーマルであり、内羽根式にストレートチップと組み合わせたデザインがドレスシューズの基本となります。また、プレーントゥの内羽根式は高い製靴技術が求められるため、値段が高価になる傾向があります。

外羽根式

甲の上に羽根が乗っているような仕様のものを外羽根式と呼び、左右の羽根がそれぞれ独立しているため全開することが可能です。

フィット感の調整がしやすく脱ぎ履きが楽なのが特徴で、内羽根式よりカジュアルな場面で用いられます。実用性が高く、営業や外回りの際のビジネススーツに合わせるのがおすすめです。

〈シーン別〉おすすめの靴をご紹介

〈シーン別〉おすすめの靴をご紹介

靴の選び方をマスターしたところで、それぞれのシーンに合う靴とスーツのコーディネートをチェックしていきましょう。定番のスーツスタイルから遊び心のあるスーツスタイルまで、幅広くご紹介します。

スーツスタイル|きちんと感と使い勝手を重視

スーツスタイル|きちんと感と使い勝手を重視

毎日のスーツスタイルにおすすめしたいのが、外羽根式のプレーントゥ。シンプルなデザインで、どんなスーツにも合わせやすいです。

きちんと感がありつつ外羽根式で実用性が高いため、外回りや営業にもぴったりです。こげ茶の色味が、ビジネススーツに程よい軽さを演出してくれます。

スーツに合う靴はこちら

ビジネスカジュアルスタイル|堅苦しさを軽減

ビジネスカジュアルスタイル|堅苦しさを軽減

ビジネスカジュアルにおすすめなのが、こちらのUチップシューズ。普段履きとして気軽に使えるデザインで、防水・防滑加工が施されているため雨の日にも活用できます。

カジュアルなスーツと組み合わせてもバランスがよく、ラフなおしゃれが楽しめるのがポイントです。

スーツに合う靴はこちら

フォーマルシーン|品のあるドレスシューズ

フォーマルシーン|品のあるドレスシューズ

内羽根式のストレートチップは、最もフォーマルなタイプ。マナーに沿った靴やアイテムをきちんと着用した品格漂うブライダルコーディネートになっており、主賓として招かれた場合にもおすすめのスーツスタイルです。

内羽根式のストレートチップは定番のデザインなので、フォーマルスーツにはもちろん、きちんと見せたいビジネススーツにも活用できます。

スーツに合う靴はこちら

パーティーシーン|足元に華やかさをプラス

パーティーシーン|足元に華やかさをプラス

華やかな装いには、こちらのクォーターブローグがおすすめ。内羽根式でフォーマル感がありつつ、品よく施されたブローグが華やかな印象です。

明るい色味のスーツとアンティーク加工が施された靴の相性がよく、全体がバランスよくまとまっています。パーティーシーンを足元からおしゃれに演出できるアイテムです。

スーツに合う靴はこちら

カジュアルシーン|汎用性が高くこなれ感のある1足

カジュアルシーン|汎用性が高くこなれ感のある1足

スーツの着こなしをよりカジュアルに見せたい場合は、ローファーで足元に抜け感を演出しましょう。爽やかなライトトーンのスーツに、ブラウンのローファーがバランスよくコーディネートされています。

ローファーはジャケパンスタイルやノーネクタイのワイシャツコーデにも合う紳士靴で、普段使いしやすい汎用性の高さが魅力です。

スーツに合う靴はこちら

押さえておきたい靴のお手入れ方法

押さえておきたい靴のお手入れ方法

革靴は、普段からお手入れをしておくことできれいな状態を長く保てます。型崩れがなくツヤのある靴でスーツの印象を格上げしましょう。革靴をきれいな状態で履き続けることで、美しい経年劣化も楽しめます。

ここからは、革靴の基本のお手入れ方法をご紹介します。

スーツをおしゃれに見せる【毎日】の靴のお手入れ

毎日の靴のお手入れ方法

  • 1.シューキーパーで形を整える
  • 2.馬毛ブラシでホコリを落とす

型崩れや履きジワを防ぐため、帰宅後はシューキーパーを靴に入れるようにしましょう。シューキーパーは靴の形を保つだけでなく、靴の除湿や消臭もできる便利なアイテムです。その後、馬毛ブラシで軽くブラッシングして汚れを落とします。

短時間でできる方法ですが、こまめなケアが靴を長持ちさせるポイントです。

スーツをおしゃれに見せる【月に1度】の靴のお手入れ

月に1度の靴のお手入れ方法

  • 1.馬毛ブラシでホコリを落とす
  • 2.クリーナーで汚れを落とす
  • 3.靴クリームを塗る
  • 4.ブラッシングをする
  • 5.仕上げ磨きをする

日々のお手入れにプラスして、月に1度靴のメンテナンスを行いましょう。革靴は乾燥により劣化が進んでしまうため、定期的なお手入れで油分や水分を与えることが大切です。

革の乾燥を防ぎ、靴を長持ちさせましょう。よい状態を保って長く履くことで、革靴ならではの味のある風合いを楽しめます。

シーンに合う靴を選んでスーツスタイルを格上げしよう

シーンに合う靴を選んでスーツスタイルを格上げしよう

メンズスーツに合わせる靴には細かなマナーがあります。靴のデザインによって与える印象が違うため、それぞれの特徴を押さえることでバランスのよいコーディネートを目指せます。

スーツのデザインや着用シーンにふさわしい靴を選び、足元からスーツスタイルを格上げしましょう。

※掲載のAOKI商品はコーディネートの一例です。在庫状況により商品が無い場合がございます。

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