一日着用しただけでも汗やホコリで、スーツは予想以上に傷むものです。
ブラッシングやハンガー掛けなど、脱いだあとの適切なケアを忘れずにやっておくことが大切です。

1 ハンガーは、湿気が取れるものがベスト。木製で肩の部分に丸みがあり、前にカーブしているものを選ぶ。

2 ハンガーにかける時は、ポケットの中身は全部出す。

3 毛足が長く、密生している豚毛のブラシで，まめにブラッシングする。

4 ブラシは、生地に直角に当て、毛足でホコリをかき出すように軽くかける。

5 ブラシの最重要ポイントは、髪の汚れ・フケのつく両肩と後ろの衿。

6 必ず、帰宅後はハンガーにかける。

7スラックスの裾がシングルであれば問題ないが、ダブルになっている場合は要注意。
折り返し部分の内側のホコリやゴミをこまめにブラッシングする。

8 一日着たスーツは、翌日は休ませる。

9 クリーニングは、シーズン中に1回、シーズン終了後の保管前に1回出す。あまり出しすぎない。

この9つのポイントをしっかり守れば、お気に入りのスーツを型崩れ少なくきれいなまま着続けることができます。