
クールビズのポイントとは?服装マナーを押さえて夏のビジネスコーデを楽しもう
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近年はクールビズを導入する企業が多いですが、クールビズとは具体的にどのような服装のことを指すのか疑問に思っている方も多いでしょう。そこで今回は、クールビズの服装マナーやポイント、さらにAOKIのメンズスーツやワイシャツ、スラックスなどを取り入れたおすすめコーディネートをご紹介します。
目次
クールビズとは?実施期間やマナーをチェック

まずは、クールビズの定義や実施期間をチェックしておきましょう。服装マナーもご紹介するので、社会人経験が浅い方も参考にしてみてください。
クールビスの定義
クールビズとは、夏を乗り切るための快適なビジネスファッションを指します。かつてはビジネスファッションといえば、夏でもスーツにネクタイが基本でした。そのため、夏場にスーツを着ていても暑くならないようにオフィスの冷房の温度が低く設定されていました。
しかし、そういった温度設定は冷房による電力消費が激しくなり、地球温暖化の悪化につながってしまいます。そこで、環境省が推奨する室温28℃でも快適に過ごせるクールビズスタイルが広まりました。
クールビスはノーネクタイ・ノージャケットというイメージが強いですが、それだけではありません。ワイシャツをポロシャツに置き換えることや、薄手の素材のアイテムを選ぶこともクールビスとして捉えられます。
クールビズの実施期間
クールビズの実施期間は企業によって異なりますが、5月~9月をクールビズ期間として定めている企業が一般的です。これは、2020年まで環境省が5月1日~9月30日をクールビズ期間と定めていた名残りといえるでしょう。
現在は環境省から実施期間を提示されていないため、企業ごとの判断でクールビズ期間を設定しています。そのため、10月以降も暑い日が続けば企業によってはクールビスを継続する場合があります。
クールビズの服装マナー
クールビズは通常のビジネスファッションを涼しく軽装にしたスタイルですが、涼しければ何でもよいというわけではありません。あくまでビジネスファッションなので、きちんと見せつつ清潔感を保つことが大切です。ラフになりすぎる服装や露出の多い服装は避けるようにしましょう。
また、どこまでの服装が許容されるかについては会社によって異なります。迷った時は、会社の先輩のコーディネートを参考にするのがおすすめです。
クールビズで押さえておきたいポイント

クールビズでは、どのような点に気を付ければよいのか気になる方も多いでしょう。ここからは、夏のクールビズスタイルで押さえておきたいポイントを3つ解説します。
クールビズに適した素材を選ぶ
オフィスでも涼しく快適に過ごすためには、スーツなどのアイテムの素材選びが重要なポイントです。夏場でも快適に過ごせる素材のスーツやアイテムを選びましょう。
涼しく過ごせる代表的な素材として、リネンやコットンなどが挙げられます。リネンは汗をかいても乾きやすく、通気性も優れているため快適に過ごせます。
一方、コットンは吸湿性に優れており、肌触りも滑らかです。着心地や見た目の印象を考慮しながら、好みの素材を探してみましょう。
シャツの下にはインナーを着る
夏場は汗をかきやすいため、素肌の上からシャツを着ていると汗染みができたり透けやすくなったりします。清潔感を保つためにも、シャツの下にはインナーを着用するようにしましょう。
インナーを選ぶ時のポイントは、白いシャツを着た時でも透けない色を選ぶことです。白や黒のインナーは透けやすいため、肌色に近いベージュのインナーを選ぶのがおすすめです。
急な来客に備えてジャケットとネクタイを用意する
クールビズ期間は、ジャケットやネクタイを着用せずに過ごすことが多いですが、急な顧客対応などが必要なこともあるでしょう。そのため、夏でもジャケットとネクタイはロッカーに用意しておくと安心です。
また、クールビズ期間とはいえ大事な商談ではきちんとした服装で臨むのがマナーです。社内はクールビズ推奨だからと油断せずに、状況に適した服装選びを心がけましょう。
【カッチリ度★★★】フォーマルが基本の職場におすすめのクールビズコーデ

フォーマルな服装が基本の職場では、クールビズとはいえ崩しすぎるわけにはいきません。きちんと見せつつも涼しく快適に過ごせるコーディネートを心がけましょう。ここからは、AOKIのスーツを取り入れたコーディネート例をご紹介します。
きちんと見せるノーネクタイのクールビズスタイル

夏場でもフォーマルな服装が求められる職場では、ジャケットを合わせたコーディネートがおすすめです。クールビズ期間は、薄手で清涼感のある生地のジャケットを選びましょう。軽い着心地なのでジャケットを羽織っていても涼しく過ごせます。
スーツの色は、ネイビーを選んで夏らしい爽やかな印象を目指しましょう。シャツもブルー系を合わせると、寒色系で合わせた統一感のあるおしゃれが楽しめます。
ボタンダウンシャツで襟元をきれいに見せる

ボタンダウンシャツとは、襟先に小さなボタンが付いているシャツです。ノーネクタイでも襟の形を崩さずに着こなせるメリットがあります。ノーネクタイで過ごすことが多いクールビズ期間には、マストアイテムといえるでしょう。
これからボタンダウンシャツを揃えるなら、どんなパンツにも合わせやすいホワイト、グレーなどの定番カラーがおすすめです。こちらのスタイルのように、シンプルなボタンダウンシャツと明るい色味のパンツを合わせると、上品で落ち着いた印象になります。
涼しげなストライプシャツで爽やかな雰囲気に

こちらはストライプの柄シャツを取り入れたスタイルです。爽やかなストライプシャツとカラーバランスを整えたパンツを合わせることで、統一感のあるコーディネートに仕上がっています。
パンツの裾を折り返して、短めに履くのもおすすめです。短めに裾上げすることで、こなれ感のある着こなしが叶います。普段のカッチリしたスタイルから夏らしくアレンジしたい方はぜひ試してみてください。
【カッチリ度★★☆】一般的な職場におすすめのクールビズコーデ

ここからは、服装の規定がそこまで厳しくない職場向けのコーディネートをご紹介します。半袖シャツやポロシャツを取り入れたおすすめコーディネートを知りたい方は必見です。
シンプルな半袖シャツは王道のクールビズスタイル

シンプルな半袖シャツは、どんなパンツにも合わせやすいメリットがあります。半袖がOKな職場であれば、1枚は揃えておきたいアイテムといえるでしょう。
こちらのコーディネートでは、パンツの裾を短めに裾上げしている点が特徴です。オフィスカジュアルにもふさわしい今風の着こなしが叶います。きちんと感を損なわず、夏場でも涼しく快適に過ごせる王道のクールビズコーデです。
全身のカラーバランスを整えてこなれた雰囲気に

夏らしいカラーの半袖シャツを取り入れたクールビズスタイルです。定番カラーの組み合わせになっているため、シーンを選ばず安心して着こなせます。爽やかな印象に見せたい方にもおすすめです。
冷感性機能タイプのシャツやパンツを選べば、暑い夏でも涼しく快適に過ごせます。夏のビジネスシーンを快適に乗り切りたい方は、アイテムの機能性にも注目してみてください。
王道のポロシャツで夏の爽やかコーデ

オフィスカジュアルが推奨されている職場であれば、ポロシャツを取り入れたスタイルもおすすめです。ポロシャツは一般的なシャツよりもストレッチ性があるため、動きやすく快適に過ごせるメリットがあります。
こちらの夏らしい明るいカラーを組み合わせたポロシャツコーデは、クールビスにぴったりな爽やかスタイルが魅力です。ポロシャツの裾はイン・アウトどちらでもOKなので、好みに合わせて調整してみてください。
【カッチリ度★☆☆】自由度の高い職場におすすめのクールビズコーデ

ここからは、服装の自由度が高い職場向けのクールビズコーデをご紹介します。ビジネスシーンに適した夏らしいおしゃれを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Tシャツ×ジャケットできれいめな印象に

AOKIで人気のパジャマスーツは、クールビズシーズンにも大活躍します。ストレッチ性抜群で通気性にも優れており、蒸し暑い夏でも快適に過ごせます。
ジャケットの下はTシャツを合わせて、カジュアルに見せてもよいでしょう。ジャケット×パンツのビジネススタイルを保ったまま、ほどよくカジュアルダウンできます。着心地のよさと、きちんと感を両立させたい方におすすめです。
ポロシャツはクールビズにもおすすめ

こちらはクールビズにもふさわしいポロシャツコーデです。おしゃれかつ落ち着いた色味の組み合わせで、カジュアルに見せつつも誠実な印象を与えられます。こちらのポロシャツは襟がシャツのようにきれいに立つため、きちんと感を演出できます。
パンツは折り返してくるぶし丈で履くことで、よりカジュアルさがアップ。自由度の高い職場であれば足もとにきれいめなスニーカーを合わせてもよいでしょう。
ボーダーTシャツで夏らしい雰囲気に

ボーダーのTシャツは夏にぴったりな定番アイテムです。自由度の高い職場であれば、仕事着として取り入れてもOK。幅の狭いシンプルなボーダーであれば、カジュアルになりすぎずにきちんと感を演出できます。
スリムパンツと合わせれば、スタイルのよさをアピールできます。会議や来客対応の時は、Tシャツの上からジャケットを羽織ってもよいでしょう。
クールビズ期間でも避けたほうがよい服装

普段より軽装になるクールビズ期間でも、ビジネスの場であることには変わりありません。どんな服装でもOKというわけではないので、最低限のマナーを守りましょう。ここからは、クールビズでも避けた方がよい服装をご紹介します。
タンクトップなど肌の露出が多い服装
肌の露出が多い服は、ビジネスの場にはふさわしくありません。いくら暑くてもタンクトップといった肩や二の腕まで露出する服装は避けましょう。
蒸し暑さを感じる場合は、冷感性機能や通気性に優れたシャツを選ぶのがおすすめです。AOKIでは涼しく快適に過ごせる夏向けのシャツを数多く取り揃えているので、ぜひチェックしてみてください。
半袖シャツも職場によってはNGな場合も
ビジネスシャツの基本は長袖なので、職場によってはクールビズ期間でも半袖シャツはカジュアルすぎると捉えられる場合があります。半袖シャツがOKかどうかは、職場の雰囲気を考慮して判断しましょう。
また、半袖シャツがOKだった場合でもTシャツ1枚ではNGな場合もあります。どこまで許容されるかは職場によって異なるため、外さないためにも職場の先輩のコーディネートを参考にしてみましょう。
アロハシャツなど派手なデザインのシャツ
服装の自由度が高い職場でも、アロハシャツなどの派手なデザインやカラーのシャツは避けるのが無難です。オフィスカジュアルコーデでは落ち着いたカラーを選ぶ方が多いため、カラフルなシャツだとオフィスで浮いてしまいます。
あくまでビジネスで着用する服であることを念頭に置いて、クールビズ期間でも派手になりすぎない服装を心がけましょう。
短パンやハーフパンツなど足が出る服装
男性の場合は、ハーフパンツなどの足の出る服装はビジネスにおいてマナー違反です。暑い日であっても、ロング丈のパンツを履くようにしましょう。
蒸れが気になる場合は、通気性に優れたパンツを選ぶのがおすすめです。機能性にこだわったパンツなら、ロング丈であっても涼しく快適に過ごせます。
サンダルなどラフすぎる靴
クールビズ期間であってもサンダルなどのラフな靴はNGです。足もとが露出していると、休日ファッションのようなカジュアルすぎる印象になってしまいます。
クールビズ期間でも靴下を履き、革靴を合わせるのが基本です。足もとがきちんとしていれば、全体的にカチッとした印象に見えます。
クールビズのマナーを押さえて快適に夏を乗り切ろう

クールビズ期間中にどのくらいの軽装が可能かは職場によって異なり、長袖シャツが基本の職場もあれば、ポロシャツやTシャツが許容される職場もあります。服装選びで迷ったら職場の先輩のコーディネートを参考にしましょう。
また、クールビズで着用するアイテムは、通気性や冷感性などの機能面にも注目してみてください。快適に過ごせるアイテムを選んで、暑い夏を乗り切りましょう。
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