【簡単】ワイシャツの基本のたたみ方を解説!シワにならない収納方法やお手入れもご紹介

【簡単】ワイシャツの基本のたたみ方を解説!シワにならない収納方法やお手入れもご紹介

お手入れ

公開日:

更新日:

毎日着るワイシャツはたくさん持っておきたいものですが、数が増えると収納がかさばってしまいます。ワイシャツをコンパクトに収納したい場合は、たたむのがおすすめです。こちらの記事では、ワイシャツの基本のたたみ方や収納方法をはじめ、シワにならないお手入れ方法までご紹介します。ワイシャツのたたみ方をマスターすると、収納するだけでなく持ち運びの際にも役立つのでぜひ参考にしてみてください。

ワイシャツをたたむメリットとは?

ワイシャツをたたむメリットとは?

ワイシャツの基本的なたたみ方を解説する前に、まずはワイシャツをたたむメリットを簡単にご説明します。ワイシャツのたたみ方をマスターできると、どのような場面で役に立つのかを知っておきましょう。

コンパクトに収納できる

ワイシャツは胴体部分に薄手の布を使用しますが、反対に襟部分は生地が厚く立体的で収納が難しいアイテムです。

ワイシャツの収納方法には、基本的に「かける方法」と「たたむ方法」があります。手間がかからず、より簡単なのはハンガーにかける収納方法でしょう。

しかし、ハンガーにかけてシワができないように収納するためには、ある程度のスペースを確保しなければならないというデメリットがあります。

一方で、ワイシャツをたためばコンパクトに収納できるだけでなく、収納する大きさも揃えられます。着用するワイシャツの種類分けがしやすいため、衣替えが簡単にできることがメリットといえるでしょう。

見やすく使いやすい収納を目指す方には、たたむ方法がおすすめです。

持ち運びが簡単

ビジネスシーンでは、出張などでワイシャツを持ち運ぶ機会もあるでしょう。宿泊する場合は、1着だけでなく何着もワイシャツを持ち運ぶことになります。そのようなシーンでも、ワイシャツをたためば形状を保ちながらコンパクトに持ち運ぶことが可能です。

持ち運びの際は、型崩れを防ぐため専用のワイシャツケースに収納するのがおすすめです。ワイシャツケースがすぐに用意できないという方は、A4サイズの書類ケースでも代用が可能なのでぜひ試してみてください。

ワイシャツをスーツケースで持ち運ぶ場合は、スーツケースの中心部分に入れると他の荷物に圧迫されずシワを防げます。

【基本】ワイシャツのきれいなたたみ方

【基本】ワイシャツのきれいなたたみ方

ここからは、ワイシャツの基本のたたみ方を手順に沿って説明します。たたむ際は、ワイシャツを広げられる平らなスペースを確保して行いましょう。シワにならないよう布を手で伸ばし、しっかりと広げながら行うのがきれいなたたみ方のコツです。

ワイシャツをたたむ前の準備

ワイシャツをたたんで収納する前に、アイロンでシワを伸ばしておくことがおすすめです。

アイロンがけは、襟→袖口→袖→肩→身頃と、細かな箇所から順番に行うときれいに仕上がります。アイロンをかけたらハンガーにかけて30分ほど置き、熱や湿気が抜けるのを待ちましょう。

手順①

手順①

ワイシャツのたたみ方の基本ですが、まずは見頃のボタンを全て留めておきましょう。ボタンを留めておくことで、生地がずれにくく余計なシワを防げるため、たたみやすいというメリットがあります。

ボタンを全て留めるのが面倒な場合は、第1ボタンから1つ飛ばしで留めてもよいです。袖口はボタンを留めるとシワが入りやすいため、基本的には開けておきましょう。

手順②

手順②

ボタンを留めたらワイシャツを裏返し、左見頃を襟とアームホールの中心部分から折り返します。折り返すとき、折り返し線が背の中心と並行になるようにするとバランスよく仕上がります。

手順③

手順③

左見頃を折ったら、左袖はアームホールから裾側に折り返しておきましょう。同じく右見頃も背の中心と平行に折り、袖を裾側に折り返します。半袖の場合は、見頃を折ってから袖を2つ折りにしましょう。

手順④

手順④

袖を見頃に隠れるように折ったら、裾と袖口を一緒に折り込み、さらに並行に2つ折りにします。長さは収納する場所に合わせて調整しましょう。

手順⑤

手順⑤

最後に表に返し、襟を中心に全体を整えたら完成です。裾は袖の折り返し部分に差し込むと、コンパクトに収納できます。このとき、差し込んだ裾がシワにならないように注意しましょう。

ワイシャツをきれいに収納するコツ

ワイシャツをきれいに収納するコツ

きれいにたたんだワイシャツを収納する際は、形状を保つことが大切です。無理な収納方法は型崩れの原因になるため注意しましょう。きれいに収納したワイシャツは着用時にシワができず、ビジネスシーンで大切な清潔感ときちんとした印象を与えられます。

ここからは、型崩れを防いできれいに収納するコツをご紹介するので、ワイシャツのたたみ方と共に実践してみてください。

使用頻度に合わせて収納方法を分ける

ワイシャツの収納方法は、主に「たたむ方法」と「かける方法」の2種類です。使用頻度によって収納方法を分けることで、省スペースかつ見やすく取り出しやすい収納が叶います。

使用頻度の低いワイシャツはたたんで収納し、使用頻度の高いワイシャツはすぐに着用できるようハンガーにかけるのがおすすめです。ハンガーにもさまざまな種類があるので、ワイシャツの形に合ったデザインのハンガーを使用して、シワや型崩れを防ぎましょう。

また、収納ラックにワイシャツをかける際は、ハンガーの間隔を数cmずつ空けると風通しがよくなるためにおいやカビの発生を防止できます。

たたんだシャツは襟を交互に重ねてシワを防ぐ

たたんだワイシャツを収納する際は、襟が交互になるように重ねるのがコツです。

襟を奥にしてたたんだワイシャツを置いたら、その上には襟を手前にしてたたんだワイシャツを重ねましょう。同じ向きにワイシャツを重ねてしまうと、襟が重なっている一方だけが高くなり、積み重なったワイシャツが傾いてシワになりやすいためです。

また、ワイシャツの上に他の衣服を重ねるのは避けましょう。衣服の重さで圧迫されてしまうため、軽いワイシャツのみを収納できるスペースをつくるのがおすすめです。

収納アイテムを活用する

たたんだワイシャツを無理なく収納するためには、収納アイテムを活用するのもおすすめです。中でも「ワイシャツ収納ラック」はクローゼットの隅に簡単に設置でき、少ないスペースで多くのワイシャツを収納できます。

他にも、収納ラックにはさまざまな種類があります。幅が広いものやスリムなもの、キャスター付きタイプや突っ張り棒式タイプなど、スペースや収納するワイシャツの量に合わせて選んでみてください。

シワにならないワイシャツのお手入れ方法

シワにならないワイシャツのお手入れ方法

ワイシャツをきれいに保つには、お手入れ方法を工夫することも重要です。ここからは、ワイシャツを着用した後のお手入れ方法をご紹介します。

丁寧に手入れされたワイシャツは清潔感があり、印象アップにつながります。また、正しくお手入れすることでワイシャツを長く着用できるので、ぜひ日々のお手入れの参考にしてみてください。

1枚ずつ洗濯ネットに入れて洗う

ワイシャツを洗濯機で洗う際は、1枚ずつ洗濯ネットに入れましょう。洗濯機では衣類同士が絡まりやすく、その摩擦が生地を傷める原因になってしまいます。

また、洗濯ネットに入れるときは、ワイシャツを裏返してからたたんで入れるのがおすすめです。裏返したワイシャツを収納するのと同じ手順でふんわりとたたみましょう。ワイシャツを裏返すことで、気になる襟や袖口などの汚れが落ちやすくなります。

襟の黄ばみが気になる場合はつけ置き洗いをする

襟の黄ばみが気になる場合は、漂白剤を使ってつけ置き洗いをする方法がおすすめです。漂白剤を使用する際は、必ず洗濯絵表示を確認してそれぞれの生地に合う方法で行いましょう。

漂白剤は、黄ばみ汚れに強いアルカリ性の酸素系漂白剤を選ぶとよいです。また、粉末タイプと液体タイプがありますが、水に溶けやすい粉末タイプがおすすめです。汚れがひどい場合は、固形石鹸を使って部分的にもみ洗いしてみましょう。

ワイシャツをつけ置き洗いする方法

  • 1.40〜50℃のお湯を容器に入れる。
  • 2.お湯の量に合わせて漂白剤を入れて溶かす。
  • 3.ワイシャツ全体を容器のお湯に浸ける。
  • 4.30分ほどつけ置きする。
  • 5.洗濯機で通常どおり洗濯する。

洗濯が終わったらすぐに干す

洗濯が終わったら、すぐに洗濯機から取り出して干しましょう。洗濯機の中に洗濯物を長時間放置すると、色移りやシワの原因になってしまいます。さらに、濡れたまま置いておくことで雑菌が繁殖し、カビや悪臭の原因になるため注意が必要です。

ワイシャツを干すときは大きく振りさばいてからハンガーにかけ、襟や袖をピンと張ってシワを丁寧に伸ばすのがコツです。干すときにできるだけシワをつくらないようにしておくと、ワイシャツのアイロンがけが簡単になります。

きれいにアイロンをかける

洗濯したワイシャツを収納する前に、きれいにアイロンをかけましょう。洗濯絵表示に沿った温度に設定して、生地を傷めないよう注意が必要です。

ポリエステル混紡のワイシャツはドライアイロンを使用し、綿100%のワイシャツは霧吹きで水をふきかけてから行う方法がおすすめです。

着用したときに目につきやすい「襟・ポケット・袖口」は、特にきれいにアイロンがけをしておきたい箇所のため、下記のコツを参考にしてみてください。

アイロンがけのコツ

  • ・襟…襟先がシワにならないよう縫い目を引っ張りながら、端から内側に向かってかける。
  • ・ポケット…手で布を伸ばし広げ、端にシワが寄らないように外側から内側に向かってかける。
  • ・袖口…縫い目を引っ張りながら、裏をサッとかけてから表を外側から内側に向かってかける。

とはいえ、アイロンがけは手間のかかる作業です。毎日着用するワイシャツは、アイロンがけの必要ないノンアイロンシャツを選ぶのもおすすめです。

AOKIでは、独自の厳しいノンアイロン試験に合格した素材を使用した、ノンアイロンシャツを種類豊富に取り揃えています。快適な着心地と抜群の形態安定性を兼ね備えたノンアイロンシャツをぜひ試してみてください。

AOKIのノンアイロンシャツはこちら

ワイシャツのたたみ方をマスターしよう

ワイシャツのたたみ方をマスターしよう

今回は、ワイシャツの基本のたたみ方をはじめ、おすすめの収納方法やお手入れ方法をご紹介しました。お気に入りのワイシャツを長くきれいに着用できるよう、正しいたたみ方をマスターし、形状を保って保管しましょう。

ワイシャツは、ビジネススタイルに欠かせないアイテムです。きちんとたたんでシワを防ぎ、清潔感のある好印象を目指しましょう。

※掲載のAOKI商品はコーディネートの一例です。在庫状況により商品が無い場合がございます。

商品を見る

関連記事