タートルネックのメンズ向け着こなしガイド!インナー選びやレイヤード術まで

タートルネックのメンズ向け着こなしガイド!インナー選びやレイヤード術まで

カジュアル

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タートルネックはメンズファッションとしても人気のアイテムですが「なんだか似合わない」「着こなし方が分からない」といった声も聞かれます。

しかし、似合わないと感じる理由の多くは首元やサイズ感にあるため、これらのポイントを押さえておくだけで洗練された印象を与えることが可能です。

本記事では、タートルネックのメンズ向け着こなし術を中心に、インナーの選び方やレイヤードスタイルまで具体的に解説します。

明日から使える実践的なコーディネート術を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

タートルネックとは

秋冬のメンズファッションにおいて、定番でありながらも洗練された印象を与えるアイテム、それがタートルネックです。

タートルネックに関する基礎的な知識から解説します。

タートルネックとは

タートルネックとは、首に沿って筒状に伸びた襟(えり)が特徴的な、セーターやカットソーのことです。

名前は、亀(タートル)が甲羅から首を出す様子に似ていることに由来します。

タートルネックの魅力

タートルネックの魅力は、大きく分けて2つです。

1つ目は、上品さと知的な印象を与えられる点です。首元が隠れることで露出が抑えられ、落ち着いた大人の雰囲気を演出できます。

2つ目は、首をすっぽりと覆うデザインによる優れた保温性です。

タートルネックの着用時期

タートルネックが活躍する時期は、一般的に肌寒さを感じ始める秋から、まだ寒さが残る春先までです。

最高気温が15℃を下回るような日が、快適に着用できる目安といえるでしょう。

素材の厚み(ゲージ)や種類を選ぶことで、長い期間にわたってコーディネートに取り入れることが可能です。

ハイネックやモックネックとの違い

タートルネックと似たデザインに「ハイネック」や「モックネック」があります。

それぞれとの違いは以下のとおりです。


ハイネックはタートルネックよりも首元が短い

ハイネックは、タートルネックと同様に首に沿って立ち上がった襟を持ちますが、タートルネックのように襟を折り返すほどの長さはありません。

首の3分の2程度を覆う高さが一般的で、首元をすっきりと見せながらも、クルーネックよりは保温性があるのが特徴です。


モックネックはハイネックよりも首元が短い

モックネックは、ハイネックよりもさらに襟の高さが低いデザインを指します。

「モック」とは「見せかけの・偽の」といった意味を持ち、その名のとおりタートルネックに見せかけたような短いネックが特徴です。

ハイネックの一種にあたるため、あまり区別せず使われている傾向があります。

メンズのタートルネックが失敗しがちな理由と回避策

メンズのタートルネックが似合わなくなる原因は、いくつかのポイントに集約されます。

内容を理解することで、誰でもタートルネックをおしゃれに着こなすことが可能です。

似合わなくなるポイントは首元・サイズ・素材の3点

タートルネックが似合わないと感じる理由の多くは、首元の見え方・サイズ・素材の選び方に端を発しています。

この3点を押さえるだけで、タートルネックの着こなしが改善され、洗練された印象を与えることが可能です。

違和感なく着こなすためのポイント

具体的にどのようにすれば違和感なく着こなせるのか、そのポイントを解説します。


首元をもたつかせない

タートルネックを着用した際にネック部分がもたついていると、だらしない印象や窮屈な印象を与えてしまいます。

上品な印象を与えたいなら、ベーシックとなる1回折りがおすすめです。

もたつきが気になって2回以上折り曲げる場合は、厚みが増すことによるバランスの悪化に気をつけましょう。

また、リブありのタートルネックはカジュアルでリラックスした雰囲気が強くなるため、メンズの着こなしの難易度が上がる傾向があります。

リブがないか、あっても細めのものを選びましょう。


ぴちぴち・ダボダボにならない

タートルネックを着こなすには、サイズ選びにも気をつける必要があります。

タイトすぎると上品さがなくなり、ルーズすぎると太っている印象を与えるおそれがあるので、注意しておきましょう。

基本的には、肩のラインが落ちすぎず、身幅に少しゆとりのあるジャストサイズがおすすめです。


ゲージは着用シーンで選ぶ

ゲージとは編み目の細かさを表す言葉で、大まかに「ハイゲージ」「ミドルゲージ」「ローゲージ」の3種類に分けられます。

ゲージの種類

  • ・ハイゲージ:編み目が細かく、薄手で滑らかな生地感が特徴
  • ・ミドルゲージ:ハイゲージとローゲージの中間にあたる標準的な厚み
  • ・ローゲージ:編み目が粗く、ざっくりとした厚手の生地感が特徴

ハイゲージは上品でドレッシーな印象を与えるので、スーツやジャケットを使ったオフィスカジュアルなどのきれいめなスタイルによく合います。

ミドルゲージやローゲージは、カジュアルでリラックスした印象を与えるため、休日スタイルにおすすめです。


ベーシックな色を選ぶ

タートルネックの上品な印象をより生かしたい場合は、ブラック、ホワイト、グレー、ネイビーといったベーシックカラーのものがおすすめです。

ほかの色との相性もよいので、さまざまなアウターやパンツに合わせやすく、コーディネートに悩むことも少なくなります。

タートルネックで使われる代表的な素材とその特徴

タートルネックの着心地や機能性は、使われている素材によって変化します。

代表的な素材とその特徴を挙げるので、事前に理解しておきましょう。

コットン

コットン(綿)は、吸湿性と通気性に優れた肌触りのよい天然素材です。

チクチク感が少ないため、敏感肌の方でも安心して着用できます。

ウールやカシミヤに比べて保温性は劣りますが、その分、秋口から春先まで長いシーズン活躍できるのが魅力です。

ウール

ウールは、繊維が複雑に絡み合っているため、多くの空気を含み、高い保温性を誇ります。

また、吸湿性にも優れており、汗をかいても蒸れにくく、汗冷えしにくいのが特徴です。

伸縮性が高く、シワになりにくいというメリットもあります。

カシミヤ

カシミヤは、カシミヤ山羊から採れる希少で高品質な獣毛素材です。

ウールよりも軽量でありながら、同等以上の暖かさを持ち、上品な光沢が高級感を演出します。

滑らかな手触りで肌への刺激が少なく、チクチク感が苦手な方におすすめです。

アクリル

アクリルは、ウールに似せて作られた化学繊維です。

ふっくらと柔らかく、保温性が高いのが特徴で、ウールのような暖かみのある風合いを持っています。

比較的手頃な価格で購入でき、お手入れしやすい点も魅力です。

メンズ向けタートルネックの基本コーデ

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ここでは、メンズファッションにおけるタートルネックを使ったコーディネートを紹介します。

覚えておくと便利な組み合わせなので、参考にしてみてください。

ネイビースーツ×タートルネック

ビジネスカジュアルの定番であるネイビースーツに、タートルネックを合わせるスタイルは、洗練された大人の知性を感じさせます。

インナーにブラックやチャコールグレーのハイゲージタートルネックを選ぶと、全体が引き締まり、シャープで都会的な雰囲気に仕上がります。

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おすすめのメンズニットはこちら

コート×タートルネック

コートとタートルネックの組み合わせも、上品で奥行きのあるスタイリングを完成させてくれます。

コートとタートルネックの色を同系色でまとめると、統一感のあるシックな印象に仕上がるのでおすすめです。

逆にコントラストのある色を合わせると、メリハリの効いた着こなしになります。

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ジャケパン×タートルネック

タートルネックセーターに、シンプルなジャケットと、スラックスやデニムを合わせるだけで、オフィスカジュアルから休日コーディネートまで幅広く対応できるスタイルが完成します。

素材の風合いや編み地の表情を生かせるアイテムを選び、シンプルに着こなすのがポイントです。

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タートルネックに適したインナーの選び方

タートルネックの下にインナーを着用するのは一般的な着こなし方ですが、そういった場合は、インナー選びも大切なポイントです。

インナー選びのコツも押さえておきましょう。

着ぶくれしないインナーを選ぶ

タートルネックの下にインナーを着る場合は、体にフィットする薄手のものを選びましょう。

厚手のものは着ぶくれして見えやすく、全体のシルエットが崩れる可能性があります。

例えば、薄手でありながら高い保温性を誇る裏起毛素材を選ぶと、着ぶくれすることなく暖かさも確保できるでしょう。

同じ色のインナーを選ぶ

タートルネックを着る際に気をつけたいのが、インナーの透け感です。

インナーの色が透けて見えてしまうと、コーディネートがだらしない印象になってしまいます。

こういった事態を防ぐためには、着用するタートルネックと同じ色のインナーを選ぶのがおすすめです。

同系色であれば、万が一透けても目立ちにくく、自然に見えます。

チクチクが気になる場合の対処法

タートルネックのニットを着用した際、人によっては首元がチクチクとする不快感を覚えることがあります。

そういった方は、以下の方法を試してみましょう。


襟の高いインナーを選ぶ

1つ目の対策は、タートルネック同様に襟の高いインナーを着用することです。

肌とニットが直接触れるのを防ぐことで、首元のチクチク感を改善できます。


コットンやアクリル素材を選ぶ

チクチク感の原因は、繊維の先端が肌を刺激する点にあります。

そのため、柔らかく刺激が少ないコットンやアクリル素材のタートルネックを選ぶのも、おすすめの方法です。


柔軟剤で仕上げる

すでにお持ちのタートルネックのチクチク感が気になる場合は、洗濯の際に柔軟剤を使用してみましょう。

柔軟剤には、繊維の表面を滑らかにし、摩擦を軽減する効果があります。

ただし、素材によっては柔軟剤の使用が推奨されない場合もあるため、洗濯表示は必ず確認しましょう。


肌の乾燥を抑える

空気が乾燥すると肌の水分量が低下し、外部刺激に対して敏感になりやすくなります。

乾燥した肌は、わずかな刺激でもチクチクやかゆみとして感じてしまうことがあります。

ボディクリームや乳液などで首元の保湿を心がけるだけでも、不快感を軽減できる場合があるので、肌のケアも併せて行ってみましょう。

タートルネックにおすすめのレイヤードスタイル

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タートルネックは、さまざまなアイテムと組み合わせることで、着こなしのバリエーションを広げられる便利なトップスです。

タートルネックを使ったおすすめのレイヤードスタイルを紹介します。

【定番】クルーネックニット

タートルネックの上に、クルーネック(丸首)のニットやスウェットを重ねるスタイルは、定番のレイヤードテクニックです。

首元からタートルネックがのぞくことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。

色の組み合わせで悩む場合は、さまざまなアイテムと相性のよい白のタートルネックがおすすめです。

【きれいめ】シャツ

タートルネックをシャツのインナーとして使うスタイルは、きれいめカジュアルの定番です。

ボタンを開けたシャツからタートルネックをのぞかせることで、知的で品のある印象を与えます。

全体のシルエットに気をつけながら、自分に合った組み合わせを探してみましょう。

【挑戦しやすい】カーディガン

カーディガンは、タートルネックとの相性がよく、レイヤード初心者でも挑戦しやすい組み合わせです。

カーディガンを羽織るだけで、柔らかな雰囲気が加わり、こなれた印象を演出できます。

メンズ向けのコーディネートとしては、少しゆとりのあるカーディガンのほうがおすすめです。

【相性ぴったり】チェスターコート

タートルネックとコートの組み合わせなら、チェスターコートがおすすめです。

チェスターコートのシャープな襟元と、タートルネックの上品さがマッチし、都会的で洗練された印象を与えます。

寒さ対策にもなるため、冬の王道スタイルともいえるでしょう。

【ゆったりシルエット】マウンテンパーカー

ラフな着こなしをしたい場合は、マウンテンパーカーとのレイヤードに挑戦してみましょう。

ゆったりとしたシルエットのアウターの首元からタートルネックが見えることで、大人っぽく、バランスの取れた着こなしになります。

保温性を高めながら、ほどよくドレスダウンできる組み合わせです。

まとめ

メンズ向けタートルネックは、上品さと優れた保温性を持つ魅力的なアイテムです。

ジャケット・コートと合わせたきれいめスタイルや、ニット・シャツと重ね着するカジュアルなスタイルなど、幅広いシーンで活躍できます。

着こなしが難しいとの声も聞かれますが、首元・サイズ・素材といった基本的なポイントを押さえるだけで、コーディネートを洗練された印象へと格上げできます。

本記事の内容を参考に、タートルネックを日々のコーディネートに取り入れて、大人の着こなしを楽しんでみてください。

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