卒園式・卒業式にふさわしい父親の服装マナー。フォーマルなスーツで好印象なパパへ
その他
公開日:
更新日:
卒園式・卒業式は子供の成長を祝う大切なイベントです。先生方や保護者に会う機会だからこそ、父親らしいきちんとした服装で臨む必要があります。本記事では、卒園式・卒業式で父親が押さえておきたい服装のマナーや、AOKIのスーツを取り入れたお手本コーデをご紹介します。服装選びで迷っている方は参考にしてみてください。
目次
卒園式・卒業式にふさわしい父親の服装とは?
まずは、卒園式・卒業式にふさわしい父親の服装や、スーツに合わせるシャツ・ネクタイ・小物の選び方をご紹介します。これから卒業式のスーツを揃える父親のみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。
ダークカラーのビジネススーツが一般的
「卒業式に出席する際の父親の服装は、ビジネススーツでも問題ないのか?」と疑問に思っている方もいるでしょう。結論からいうと、卒園式・卒業式で父親がビジネススーツを着用することは全く問題ありません。
ビジネススーツの中でも、紺やグレー、黒などのダーク系のカラーを選ぶと卒業式らしいフォーマルな着こなしができます。一般的なビジネススーツでは地味になり過ぎてしまう場合は、ポケットチーフやカフス、ネクタイなどの小物で服装に華やかさを演出しましょう。
スリーピースでよりフォーマルな印象に
スリーピースとは、ジャケット・ベスト・パンツの3点が同じ素材で作られたスーツのことです。ビジネススーツは、ジャケット・パンツの2点を同じ素材で揃えたツーピースが定番ですが、卒業式の父親の服装にはよりフォーマルに見えるスリーピースがおすすめです。
スリーピースであれば、ジャケットを脱いだ時にもフォーマルに見えるメリットがあります。ツーピースでも基本的には問題ありませんが、父親として普段よりもきちんと見える服装で卒業式に臨みたい場合は、スリーピースを用意してはいかがでしょうか?
シャツは清潔感のあるカラーを選ぶ
卒業式のスーツに合わせるシャツのカラーは、白やサックスブルーが人気です。淡いカラーを選ぶことで、清潔感のある父親という印象を周囲に与えられます。
シャツの柄は無地が人気ですが、さりげないおしゃれを楽しみたい方はシャドーストライプなどの光沢感のあるデザインもおすすめです。襟の形はレギュラーカラーやワイドカラーを選ぶと、フォーマルさを損なわずに綺麗に服装を着こなせます。
シンプルなネクタイで全体を引き締める
卒業式で父親が着用するネクタイは、派手になり過ぎないシンプルなデザインがおすすめです。カラーはネイビーやブルー、ボルドーなどの落ち着きのあるものが人気です。
ネクタイの柄は無地が定番ですが、地味になり過ぎてしまう場合はストライプやドット、小紋柄などを選び、服装に華やかさをプラスしてもよいでしょう。
ちなみに、白のネクタイは先生や来賓の方が身に着けることが多いので、父親は避けるのが無難です。卒業式の服装では白以外のネクタイを選ぶようにしましょう。
ベルトや靴などの小物は同系色でまとめる
卒業式の服装として父親が身に着けるベルトや靴は、スーツと同系色でまとめるのがポイントです。色を揃えることで、コーディネートに統一感が生まれ洗練された印象になります。
ベルトや靴選びの注意点としては、光沢感のある素材を避けることです。光沢感のあるアイテムを選ぶと華美になり過ぎて、子供より目立ってしまう可能性があります。卒業式の主役はあくまでも子供なので、父親は目立ち過ぎないよう品のある服装を心がけましょう。
足元の身だしなみは靴下までがセット
靴は前日に磨いて準備する方が多い印象ですが、靴下までしっかり用意する方は少ないのではないでしょうか?足元の身だしなみは靴だけではありません。卒業式の服装は、靴と靴下までセットで整えましょう。
施設内に入る際に靴を脱ぐ場合があるので、靴下は薄手のビジネス向けのものを着用すると失敗しません。また、靴下の色はスーツの色味に合わせるとまとまりよく仕上がります。
ポケットチーフやアクセサリーで華やかさを演出
卒業式らしい華やかな服装にするためには、小物使いを意識してみてください。胸ポケットにポケットチーフを挿すだけで、シンプルなスーツも一段と華やかになります。
ネクタイピンやカフスなども、卒業式で父親が取り入れたいアイテムのひとつです。シンプルなデザインであれば、式典らしい上品な服装になります。
父親必見!卒業式にふさわしいスーツの着こなしマナー
子供の卒園式・卒業式には、父親として恥ずかしくない服装で出席することが大切です。きちんとした父親という印象を周囲に与えるためにも、スーツの着こなしマナーをきちんと押さえておきましょう。
これらは入園式・入学式の服装でも共通することなので、ぜひチェックしてみてください。
ボタンはどこまで留めるのが正解?
普段からスーツを着慣れていない父親の方は、ジャケットやシャツのボタンはどこまで留めるべきなのか迷ってしまうこともあるでしょう。基本的にジャケットは、上のボタンだけを留めて、一番下のボタンは外すのがマナーです。
また、シャツのボタンは卒業式などのフォーマルな式典であれば一番上まで留めるのがマナーです。シャツのボタンを全て留めた状態でネクタイを締めるようにしましょう。
卒業式にふさわしいネクタイの結び方
ネクタイの結び方にはさまざまな種類がありますが、卒業式にふさわしいのは定番のプレーンノットです。結び目が小さくすっきりとして見えるので、華美になり過ぎずシンプルな印象に仕上がります。
結び方も簡単なので、普段スーツを着慣れていない父親の方にも人気の結び方です。
プレーンノットの結び方
- 1.大剣を長めに取り、小剣の上に来るように重ねる。
- 2.上に重ねた大剣を後ろから1周まわす。
- 3.大剣を後ろから前に持ってくる。
- 4.ループ状になったところに大剣を上から通す。
- 5.結び目が固く小さくなるように形を整える。
- 6.小剣を引っ張りながら上に引き上げる。
大剣とはネクタイの幅の太い部分のことで、小剣とは幅の狭い部分のことです。
パンツの裾はどれくらいの長さがよい?
スーツを美しく着こなすためには、パンツの裾の長さも重要です。父親らしいきちんとした印象に見せるためにも、体型に合わせた長さに裾上げしましょう。
卒業式で父親が着用するなら、ハーフクッションもしくはワンクッションがおすすめです。ハーフクッションは裾が靴の甲にわずかに触れる長さで、ワンクッションは裾が靴の甲に当たってたゆみができる長さを指します。
スーツのポケットには何も入れない
卒業式では、子供の写真を撮るためにスマートフォンを取り出しやすい場所に入れがちですが、スーツを美しく着こなすためにはポケットには何も入れないのが鉄則です。ポケットにスマホや財布を入れると、シルエットが崩れてだらしない印象に見えてしまいます。
スマートフォンや財布を持ち歩く際は、クラッチバッグに入れて持ち運ぶようにしましょう。
卒園式・卒業式で好印象を与えられる父親のフォーマルコーデ
ここからは、AOKIのスーツを取り入れた卒園式・卒業式にふさわしい父親の服装をご紹介します。シンプルなコーデからおしゃれなコーデまであらゆるテイストの服装をピックアップしているので、服装選びで迷っている父親の方はぜひ参考にしてみてください。
今回ご紹介するのは入園式・入学式でも取り入れられるデザインなので、卒業式と入学式の両方で着られるスーツを探している方も必見です。
シンプルなスーツ×柄物のネクタイで華やかに
シンプルなダークスーツは、卒業式においても万人受けする定番の服装です。一見すると地味に見えがちなデザインでも、チェックなどの柄物のネクタイと合わせることで華やかな印象を与えられます。
胸ポケットにさりげなくポケットチーフを挿しているのも、卒業式ならではの着こなしです。華やかさを取り入れつつも、真面目な父親として見られたい方には人気のコーディネートです。
ワントーンコーデで統一感のある印象に
スーツとネクタイを同じカラーでまとめたワントーンコーデは、統一感のあるすっきりとした印象を与えられます。こちらのスタイルのように、シンプルなスリーピースと同系色のネクタイを合わせることで、父親らしい落ち着きがある服装になります。
無地のスーツでは少し物足りない方は、シャドーストライプが入っているデザインもおすすめです。遠目からは無地に見えるので、さりげないおしゃれを楽しめます。
ブラックスーツはフォーマルな印象に仕上がる
格式を重んじる学校の卒業式に出席する場合は、ブラックのスリーピースがおすすめです。父親としての威厳を感じさせるフォーマルな着こなしが叶います。
礼服のような堅苦しい印象を避けるためには、柄物のネクタイを取り入れるのがポイントです。ダークカラーのネクタイでも、ドットやストライプなどのさりげない柄であれば卒業式にふさわしい服装になります。
肌寒い日はダークカラーのコートをプラス
卒業式が行われる3月は、まだまだ肌寒い日が続きます。防寒対策をするためにも、スーツと同系色のコートを準備しておきましょう。
コートの中でもフォーマルな服装に合わせやすいのは、ステンカラーコートです。Aラインのシルエットが美しいので、卒業式の父親コーデとしても人気です。
全体の色が重く見えてしまう場合は、ネクタイで挿し色を加えるのもコツ。ボルドーやブルーのネクタイを組み合わせることで、地味になり過ぎず洗練された服装になります。
ノーネクタイでカジュアルにコーディネート
学校によっては、ジャケットとパンツが異なる生地で作られたセットアップスーツで出席しても問題ない場合があります。
卒業式の父親の服装は、上下が同じ生地のスーツでなければならないという厳格なマナーはないので、状況に合わせてカジュアルなコーディネートにアレンジしてもよいでしょう。
カジュアルな服装でも、胸元にポケットチーフを挿せば式典らしいフォーマルな雰囲気を演出できます。こちらの父親コーデは、やや明るい色味のパンツが春らしさも感じさせるので、入園式・入学式でも着回しできるでしょう。
卒園式・卒業式で避けたい父親のNGコーデ
父親は家族の代表として見られることが多いので、マナーを押さえた服装をする必要があります。常識のない父親だと思われないためにも、卒業式で避けたい父親のNGな服装を知っておきましょう。
子供よりも派手な服装
卒業式の主役は子供なので、父親は子供よりも派手な服装にならないように心掛けましょう。派手な色のスーツや派手なネクタイは、子供よりも父親のほうが目立ってしまう可能性があります。
家族の中でも父親が目立ち過ぎないようにするためにも、父親はダークトーンのシンプルな服装で出席するのが望ましいです。
サイズの合っていないスーツ
卒業式でスーツを美しく着こなすためには、身体にフィットしたスーツを選ぶことが大切です。いくらおしゃれなスーツでもサイズ選びが間違っていると、台無しになってしまいます。スーツ選びでは、下記のポイントをチェックしてみてください。
スーツのサイズ選びのポイント
- ・ジャケットの肩先が軽くつまめる程度のゆとりがある。
- ・ジャケットの前身や背中に余計なしわが寄っていない。
- ・ジャケットの後ろ襟が首の後ろにフィットしている。
- ・ジャケットの裾はお尻の下線ぴったり~1.5cm上になっている。
- ・袖口からワイシャツが1.5cmほど出ている。
- ・パンツのウエストに余計なしわが寄っていない。
シワや汚れのあるスーツ
卒業式における父親の服装でもっとも重視したいのが清潔感です。父親がシワや汚れの目立つ服装をしていると、家族全体がだらしなく見えてしまいます。
清潔感を保つためにも、スーツにしわが寄っていないか、しみや汚れがないかなどを事前にチェックしておきましょう。「身だしなみは足もとから」ともいわれているので、靴を綺麗に磨いておくこともお忘れなく。
卒業式にふさわしい服装をチェックして好印象なパパに
子供の卒業式には、式典らしいフォーマルな服装で参加することが大切です。主役となる子供よりも目立ち過ぎないダークカラーのスーツを選べば、周囲にも好印象を与えられることでしょう。
普段からスーツを着慣れていない父親の方は、基本的なスーツの着こなしマナーからおさらいしてみてください。子供の晴れ舞台である卒業式には、父親として恥ずかしくない服装で臨み門出をお祝いしましょう。
※掲載のAOKI商品はコーディネートの一例です。在庫状況により商品が無い場合がございます。