新入社員のメンズスーツの選び方とは?着回しに必要な着数&好印象な着こなしをご紹介

新入社員のメンズスーツの選び方とは?着回しに必要な着数&好印象な着こなしをご紹介

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社会人になった新入社員に向けて、ビジネススーツの選び方をご紹介します。着回しに必要な着数や揃えるべきアイテムなど、スーツを選ぶうえで押さえておきたいポイントをチェックしましょう。おすすめの着こなしもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新入社員におすすめなスーツの選び方

新入社員におすすめなスーツの選び方

スーツは、相手に敬意を表すのに適した服装です。社会人になるとスーツの着用を求められる機会が増えるため、新入社員に適したスーツを新調しましょう。まず初めに、新入社員に向けたスーツの選び方をご紹介します。

定番の色や柄を選ぶ

新入社員のスーツの選び方のポイントは、清潔感のある落ち着いた雰囲気を目指すことです。色はブラックやネイビー、グレーといった定番色を選び、派手になりすぎないよう気をつけましょう。

柄は無地が定番ですが、柄物を選ぶ場合は目立ちすぎないシャドーストライプやシャドーチェックなどがおすすめです。光の当たり方で柄が浮かび上がるシャドー系の柄は、スーツスタイルをメリハリのある印象に見せてくれます。

フィット感のあるサイズを選ぶ

スーツを選ぶときに気をつけたいのが、サイズ感です。スーツは大きすぎても小さすぎてもだらしなく見えてしまうため、身体に合うジャストサイズを選ぶようにしましょう。

また、同じサイズ表記であってもデザインによってシルエットや着用感が異なるため、初めてスーツを購入する際は試着が必須です。肩や胸まわり、丈感など、複数あるフィッティングポイントを店舗のスタッフと確認するとスムーズです。

機能性に注目する

タフさが求められるビジネスシーンでは、スーツの機能性にも注目しましょう。お手入れのしやすさや動きやすさなど、日々の仕事や通勤をイメージしながら選ぶのが大切です。新入社員におすすめなスーツの機能を4つご紹介します。

ストレッチ

スーツの生地は本来、ストレッチ性がなく動きが制限されやすいです。新入社員がスーツを選ぶときは、動きやすくさまざまな場面に対応できるようストレッチ性のあるスーツを選ぶのがおすすめです。

伸縮性の高いニット生地はカジュアルになりすぎてしまうため、表地にストレッチ生地を使用したフォーマル感のあるスーツを選ぶとよいでしょう。ストレッチ性のあるスーツは着心地がよく、外回りだけでなくオフィスでも快適に過ごせます。

マシンウォッシャブル

マシンウォッシャブルのスーツは、洗濯機で丸洗いが可能です。型崩れが起こりにくい素材が使われていて、縫い目がしっかりしているのが特徴です。

自宅で気軽に洗濯できるため、何かと忙しい新入社員のデイリースーツとして重宝するでしょう。汚れや臭いが気になったときにスッキリ落とすことができ、いつでも清潔感のあるフレッシュなスーツスタイルが叶います。

新入社員の方は所持するスーツの着数が少ないので、ジャケット1着に対しパンツが2本セットになっている「2パンツスーツ」を選ぶのもよいでしょう。パンツを交互に履けるので、生地が傷みにくくコスパもよいのでおすすめです。

軽量仕立て

軽量仕立てのスーツは、芯地や肩パッドなどに軽い素材を使って重さを軽減させています。メッシュ状の素材が使われることが多く、通気性がよくなるのもポイントです。

暑苦しさや蒸れ感が解消するため、特に春夏用のスーツにおすすめです。軽くて動きやすく、ビジネスシーンを快適に過ごせます。

吸水速乾

吸湿性のある裏地を使ったスーツは、ドライな肌触りが魅力です。べたつきやムレで不快になることがなく、夏のスーツスタイルでも爽やかに過ごせます。

夏の外回りや通勤に使いやすいので、新入社員の方が夏のスーツを選ぶ際はぜひ注目してみてください。

新入社員がスーツ以外に揃えるべきアイテム

新入社員がスーツ以外に揃えるべきアイテム

新入社員がスーツスタイルを完成させるには、スーツ以外に複数のアイテムが必要です。ここからは、新入社員が揃えておきたい基本のアイテムをご紹介します。

ワイシャツ

新入社員がスーツに合わせるワイシャツは、白の無地がコーディネートしやすくおすすめです。ネイビーやグレーなど、定番のスーツに合わせやすく誠実さや清潔感のある印象を与えます。

スーツに合わせて柄物や色物を取り入れたい場合は、さりげないストライプやブルー系など、爽やかな印象のものを選びましょう。

また、ワイシャツは毎日着用と洗濯が必要なため、1週間分の5着あると便利です。何かと忙しい新入社員は、シワになりにくくお手入れが簡単なノンアイロン仕様のシャツがおすすめです。

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ベルト

ビジネススーツにはベルトが必須です。スーツのパンツを正しい位置で着用し、しっかりとベルトを締めることできちんとした印象になります。

デザインはシンプルなものを選び、色はブラックとブラウンの2種類を用意するのがおすすめです。革靴の色と合わせてコーディネートすると全身に統一感が出ます。

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ネクタイ

ネクタイは、スーツスタイルのポイントになるアイテムです。奇抜な柄は避けて、ストライプやドットなどのシンプルなデザイン、または無地を選びましょう。

色は、爽やかな印象のブルー系やエネルギッシュな印象のレッド系、落ち着いた印象のグレー系など、スーツとのバランスや相手に与えたい印象に応じて5本程度用意しておくのがおすすめです。春~夏にかけて着用するネクタイ、秋~冬にかけて着用するネクタイなど、季節によって着用するネクタイを分けるのもよいでしょう。

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スーツに合わせる靴は、フォーマル感のある革靴を選びましょう。特に、つま先部分にラインが入ったストレートチップの黒い革靴は、冠婚葬祭にも使用できる定番デザインです。スーツと合わせて1足あると便利でしょう。

少しカジュアル感を出したい場合は、ラインの無いプレーントゥがおすすめです。シンプルでスタイリッシュな印象になります。

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新入社員におすすめなスーツの着こなし

新入社員におすすめなスーツの着こなし

ここからは、新入社員におすすめなスーツの着こなしをご紹介します。スーツの色や柄をはじめ、スーツに合わせるネクタイの選び方などもお届けするので、ぜひ参考にしてみてください。

清潔感のある新入社員の定番コーデ

清潔感のある新入社員の定番コーデ

こちらは、ストライプ柄のネクタイを使った新入社員の定番コーディネートです。ストライプ柄のネクタイが誠実な印象を与えます。

黒無地スーツのコーディネートはリクルートスーツを活用できるため、手持ちのアイテムが少ない新卒の方でも挑戦しやすいです。スーツはフィット感のあるものを選び、きちんと感を演出しましょう。

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ネイビースーツのフレッシュなコーデ

ネイビースーツのフレッシュなコーデ

ネイビースーツにブルー系のネクタイを合わせた、フレッシュな印象のコーディネートです。少し明るめのネイビースーツが若々しい雰囲気を演出します。

明るい色のスーツはカジュアルになりやすいので、同系色のネクタイを組み合わせて落ち着いた印象にまとめましょう。

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ネクタイで差をつけるエネルギッシュなコーデ

ネクタイで差をつけるエネルギッシュなコーデ

企業の雰囲気によっては、おしゃれなスリーピーススタイルも着用可能です。スリーピーススーツは偉そうな印象を与えてしまうこともあるため、新入社員は内勤で着用する程度にしましょう。

こちらは、ブラックのスリーピーススーツに太いストライプ柄のネクタイを合わせた着こなしです。シックな雰囲気のスーツに太いストライプのネクタイがアクセントになっており、エネルギッシュな印象を与えます。

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アクティブに動けるスリーピースコーデ

アクティブに動けるスリーピースコーデ

ネイビーのスリーピーススーツに、ブルーのネクタイを合わせたワントーンコーデです。チェック柄のネクタイが程よいアクセントになり、親しみやすい印象に見せてくれます。

ネクタイのチェック柄におしゃれな差し色を入れることで、新入社員らしいフレッシュな雰囲気を演出できるでしょう。

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アクセントのベストが輝く上品なコーデ

アクセントのベストが輝く上品なコーデ

こちらは、グレースーツにニットジレを合わせた着こなしです。カジュアル感が強いニットジレですが、ダークトーンでコーディネートすると落ち着いた印象になり、新入社員も取り入れやすいでしょう。

ジャケットのビジネスマナーに1番下のボタンを外して着る「アンボタンマナー」があり、ジレも基本的に一番下のボタンを外して着るのがマナーなので覚えておきましょう。防寒対策ができるニットジレは、肌寒い春先にもおすすめです。

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新入社員の方必見!メンズスーツのよくあるQ&A

新入社員の方必見!メンズスーツのよくあるQ&A

社会人になったばかりの新卒の新入社員は、ビジネススーツをどの程度揃えるべきか悩むことが多いでしょう。

手持ちのリクルートスーツをビジネススーツとして使ってもよいのか、スーツは何着購入するべきかといったよくある疑問にお答えします。初めてスーツを毎日着るようになる新卒の新入社員は必見です。

スーツの寿命はどのくらい?

日々のお手入れ方法や着用頻度、保管状況などによって異なりますが、スーツの寿命は3~4年と言われています。生地の摩擦によってテカりが発生したり、型崩れ・シワ・汚れが目立ってきたりすると、買い替えを検討したほうがよいでしょう。

スーツをクリーニングに出す頻度は?

スーツをクリーニングに出す頻度は、夏場は2~3週間に1回、冬場は1シーズンに1回程度がおすすめです。夏場は汗をかきやすく汚れや匂いが気になる季節のため、クリーニングに出す頻度を少し多めにしてあげると常に清潔な状態を保てるでしょう。

ですが、クリーニングに出す頻度が多くなればなるほど、スーツの生地が傷みやすくなるので注意が必要です。

スーツのクリーニング頻度を抑える方法についてはこちら

スーツを保管する際の注意点は?

スーツを保管する上で重要なのが、クリーニングから戻ってきた際のビニールカバーを外すことです。ビニールカバーを付けたまま保管してしまうと湿気がこもってしまい、カビやニオイが発生してしまう可能性があります。クリーニングから戻ってきたら必ずビニールカバーを外して保管しましょう。

また、クローゼットに保管する際は防虫剤や除湿剤を使用すると、次のシーズンも安心して着用できるでしょう。

スーツのメンテナンス・保管方法についてはこちら

入社後にリクルートスーツを着てもよい?

リクルートスーツは、社会人になってからビジネススーツとして着用しても問題ありません。新卒のリクルートスーツは、ブラックや濃紺の無地が基本です。濃紺であれば、フレッシュで新入社員らしい印象を与えることが多いです。

新入社員は、入社後の生活に向けて柄物や別の色のスーツを入社後に買い足し、幅広いコーディネートができるようにするとスーツスタイルをさらに楽しめるでしょう。

着回しに必要なスーツの着数は?

新入社員の場合、スーツは3着あると便利です。スーツは1日着たら2〜3日休ませると長持ちするため、最低でも3着用意し、ローテーションできるようにしておきましょう。

また、季節や気温の変化に合わせてコーディネートできるよう、春夏用・秋冬用のそれぞれ3着以上あるのが理想です。季節に合った素材のスーツを着用することで季節感を演出でき、日々を快適に過ごせます。

新入社員が押さえておきたいNGな着こなし

新入社員が押さえておきたいNGな着こなし

社会人のスーツの着こなしにはどのようなマナーがあるのでしょうか?新入社員が知っておくべきスーツのNGな着こなしをご紹介します。入社式のコーディネートとしても参考にしてみてください。

派手・カジュアルなスーツ

新入社員のうちは、派手な色や柄のスーツは避けた方が無難です。ビジネスの場で「相手からどう思われるか」をスーツの選び方の基本にしましょう。

スーツの色や柄だけでなく、動きやすいストレッチ性のあるスーツを選ぶときにも注意が必要です。伸縮性のある生地はカジュアルかつ派手に見えてしまうこともあるため、マナー違反ではないかどうかは、店舗で試着し着用感を確認してみてください。

清潔感がないコーディネート

新入社員は清潔感のあるコーディネートが基本です。スーツのサイズが合っていなかったりスーツや靴が汚れていたりすると、だらしない印象を与えてしまいます。スーツは体にフィットするジャストサイズを選び、靴はきれいに磨いておきましょう。

また、パンツの中央にきちんと折り目が入っていることも重要です。折り目が消えかけている場合は、アイロンで丁寧に整えましょう。

スーツを上手に選んで新社会人をスタートしよう

スーツを上手に選んで新社会人をスタートしよう

スーツの選び方は、入社後の印象を左右する重要なポイントです。社会人としてのマナーを守り、新入社員にふさわしい着こなしを目指しましょう。

また、着用シーンに合うデザインや機能性を選ぶことも大切です。業務内容や着用シーズンに合うスーツを準備しておくことで、社会人生活をより快適に過ごせるでしょう。

AOKIでは、新入社員の方に合ったスーツを用意しております。ぜひお近くの店舗へ寄ってみてください。

※掲載のAOKI商品はコーディネートの一例です。在庫状況により商品が無い場合がございます。

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