入社式のネクタイの選び方!色や柄、結び方までのマナーを解説

入社式のネクタイの選び方!色や柄、結び方までのマナーを解説

ビジネス メンズ

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就活を終え、晴れやかな気持ちで迎える入社式。当日はどのようなコーデで参加しようかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に、コーデの「顔」ともいえるネクタイは、選び方一つで見た目の印象がガラリと変わります。そこで本記事では、入社式におけるネクタイの選び方を解説します。おすすめのネクタイも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

入社式に適したネクタイの選び方

入社式に適したネクタイの選び方

就職先の上層部とも顔を合わせる入社式だからこそ、当日はマナーを踏まえた服装を心がけることが大切です。スーツに合わせるネクタイの選び方にこだわることで、より好印象を与えられるコーデになります。まずは、入社式に適したネクタイの選び方を紹介します。

【デザイン】はレギュラータイが一般的

入社式に着用するネクタイのデザインは、「レギュラータイ」が一般的です。どれも同じように見えるかもしれませんが、ネクタイは最も幅が広い部分である大剣の広さによって印象が大きく異なります。レギュラータイとは大剣が約7~9cmのものを指しています。ビジネスシーンで一般的に用いられており、フォーマルな印象を与えられることから、入社式に適しているデザインです。

レギュラータイより大剣が細い(4~6cm)ものは「ナロータイ」と呼ばれており、カジュアルシーンで使われることが多いため、入社式では避けた方がよいでしょう。

ネクタイの【長さ】はベルトの上に先端が来る程度が理想

ネクタイの長さの選び方は、ベルトの上に先端が来る程度が理想とされています。入社式に着用するネクタイは幅だけでなく、ネクタイを締めたときの長さもチェックしておきましょう。ネクタイが長すぎるとだらしなく見えますし、短すぎても服装がアンバランスに見えてしまいます。

【色】はスーツの雰囲気に合わせるのが望ましい

ネクタイの色の選び方は、入社式に着用するスーツの雰囲気に合わせると服装に統一感が出せるため望ましいとされています。例えば、就活で使用していたリクルートスーツを着用する場合は、スーツの雰囲気に合わせて紺・えんじなどの落ち着いた色を採用するのがよいです。

また、「入社式でどのような印象を与えたいか」によってネクタイの色を使い分けるのもおすすめです。例えば、紺・水色などの青系は真面目な印象を与えるのに対し、えんじ色などの赤色はエネルギッシュな雰囲気を引き立てます。

【柄】は控えめなものがよい

入社式はビジネスの一環なので、ネクタイの柄は主張が控えめなものを選びましょう。例えば、ドットやストライプ、レジメンタル、小紋などの柄がおすすめです。柄が大きいもの・色数が多いものだと派手に見えるため、避けたほうがよいでしょう。

【生地】はシルクがおすすめ

入社式に採用するネクタイの生地はシルクがよいとされています。ネクタイは使われている生地の質感によっても見た目の印象が異なり、ほどよい光沢があるシルク生地は上品な印象を与えることから、入社式のようなフォーマルシーンにはぴったりな生地です。

入社式においてNGなネクタイとは?

入社式においてNGなネクタイとは?

ネクタイといっても多彩な種類やデザインが販売されていますが、なかには入社式にふさわしくないものもあるため、実際にコーディネートを考える場合はマナーの一環として注意した方がよいでしょう。ここからは、入社式においてNGなネクタイについて解説します。

派手な色・柄のネクタイ

入社式においてNGとされるネクタイの代表的なものとして、派手な色・柄が挙げられます。入社式のようなフォーマルシーンでは、自分の個性をアピールするよりも、場の厳かな雰囲気に合わせて落ち着いた色やデザインを選ぶことがマナーです。

例えば、ビビッドな赤色など主張が激しい色はスーツから浮いて見えるだけでなく、派手すぎる印象を与えてしまうため入社式ではNGとされています。柄についても同様で、キャラクター柄やペイズリー柄など、インパクトの強いものは避けた方がよいでしょう。

季節感・カジュアル感が強い生地のネクタイ

季節感・カジュアル感が強い生地のネクタイも、入社式においてNGとされています。例えば、薄く涼しげな印象を与えるリネンや、やわらかくラフな雰囲気があるニット素材などは入社式の時期に合わないだけでなく、カジュアル感が強いことからふさわしくないと考えられています。

高価なブランドネクタイ

高価なブランドネクタイを着用するのもよくないとされています。入社式において高級ネクタイを使うのは、新入社員に必要な謙虚さが損なわれてしまう可能性があります。

また、ブランドネクタイのなかにはシックなデザインが多いため、フレッシュ感が演出しにくい点も避けるべきでしょう。柄の主張が控えめでシンプルなものであれば問題ありませんが、ブランド特有のロゴが目立つものは入社式では避けた方がよいです。

新社会人必見!入社式におすすめのネクタイ一覧

新社会人必見!入社式におすすめのネクタイ一覧

ネクタイは色や柄が多彩だからこそ、入社式用のネクタイ選びに悩む人は多いでしょう。ここからは、入社式におすすめのネクタイをいくつかご紹介します。多彩な柄に加え、着用しやすい構造のものも紹介しているため、ぜひ活用してみてください。

丁度よい長さに結びやすいガイド付きネクタイ

丁度よい長さに結びやすいガイド付きネクタイ

濃淡の異なる2色のラインがシャープな印象を引き立てる入社式向けのネクタイです。大剣幅は8cmレギュラーサイズで、スーツに自然と調和します。撥水加工が施されているため、雨の日の入社式にもおすすめです。

首元裏側には3つの目印が付いており、目印の1つとネクタイの小剣を重ねてプレーンノットで結べば、自分にぴったり合う長さに簡単に調節できるようになっています。

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自宅でのお手入れが簡単な洗えるネクタイ

自宅でのお手入れが簡単な洗えるネクタイ

こちらのネクタイは、小さくて細かいドット柄が採用されています。自然な光沢もあるため、スーツコーデのよいアクセントになるでしょう。水洗いができるため、自宅で簡単にお手入れできるのもポイントです。

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上品な光沢が美しい無地ネクタイ

上品な光沢が美しい無地ネクタイ

こちらのネクタイは、光の角度で色が変化するオンブレ生地を採用しており、無地でありながら服装にさまざまなニュアンスをプラスできます。フォーマル感のあるシルク100%で作られているため、入社式にぴったりです。

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春らしいさわやかな色を取り入れたチェック柄ネクタイ

春らしいさわやかな色を取り入れたチェック柄ネクタイ

シルク100%素材でつくられた、春らしいさわやかな色のネクタイです。グラデーションを基調としたモードなチェック柄が、入社式のようなフォーマルなシーンでの着用に合うでしょう。撥水加工なので、雨の日でも安心して着用できる点もうれしいポイントです。

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押さえておこう!ネクタイの結び方

押さえておこう!ネクタイの結び方

大切な入社式だからこそ、ネクタイの選び方だけでなく正しい結び方を踏まえておくこともマナーです。入社式に適したネクタイを使っていても、上手く結べていないとだらしなく見えてしまいます。ここからは、入社式の前に押さえておくべきネクタイの結び方を解説します。

結び方①プレーンノット

プレーンノットは、最もスタンダードなネクタイの結び方です。簡単な手順で結べるうえ、結び目が小さめに仕上がることからさまざまなデザインのスーツやシャツと自然に調和します。ビジネスはもちろん冠婚葬祭でも使えるため、初心者はまずプレーンノットから挑戦してみましょう。

プレーンノットの結び方

  • 1.首にネクタイを掛け、大剣が上になるように交差させる。
  • 2.小剣(幅の狭い方)を軸にして、大剣を一周させる。
  • 3.一周させた大剣を小剣の裏へ通したら、首元の内側から入れる。
  • 4.一周させてできた輪っか部分に、首元から通した大剣を通す。
  • 5.大剣を通したら引っ張り、結び目の大きさを調整する。
  • 6.結び目の大きさを決めたら、小剣を引いて完成。

結び方②ダブルノット

ダブルノットは、厚みのある結び目が特徴的な結び方です。基本の結び方はプレーンノットと同じですが、体格やシャツの襟デザインを問わず合わせやすい傾向にあります。服装のフォーマル感を引き立てられるため、入社式のコーディネートにもおすすめできます。

ダブルノットの結び方

  • 1.小剣が短めになるようにネクタイを首に掛け、大剣が上になるように交差させる。
  • 2.小剣を軸にして、上にある大剣を二周させる。
  • 3.二周させた大剣を小剣の裏へ通し、首元の内側から入れる。
  • 4.巻いたときにできた輪へ大剣を通す。
  • 5.大剣を通したら下へ引っ張り、結び目の大きさを調整する。
  • 6.小剣を引き締め、結び目の位置を調整したら完成。

結び方③ウィンザーノット

ウィンザーノットとは、英国式のネクタイの結び方であり、結び目にボリュームがあることから、襟が大きく開いたデザインのシャツとの相性がよい傾向があります。巻き付ける回数が多いことから、他の方法よりも少し難しい上級者向けの結び方といえるでしょう。

ウィンザーノットの結び方

  • 1.小剣が短めになるように首にネクタイを掛け、大剣を上にして首元の内側からくぐらせる。
  • 2.くぐらせた大剣を小剣側へ一周させ、首元の大剣側にも一周させる。
  • 3.外側から大剣を小剣の裏側へ回して、首元の内側から通す。
  • 4.通した際にできた輪の中へ大剣を通す。
  • 5.大剣を通したら下まで引っ張り、結び目の大きさを調整する。
  • 6.小剣を引っ張り、結び目の位置を調整して完成。

ネクタイの結び方については、こちらのページでも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

初心者でも安心!ネクタイの結び方講座

ここに注意!ネクタイに関するQ&A

ここに注意!ネクタイに関するQ&A

就活やビジネスとはまた違うフォーマルな場だからこそ、入社式でネクタイを着用する際のマナーにおいて分からないことも多いでしょう。ここからは、入社式で着用するネクタイに関する疑問点について回答していきます。

ネクタイにディンプルは付けるべき?

入社式のような華やかなフォーマルシーンでは、ネクタイにディンプルを付けた方がよいでしょう。ネクタイの結び目の下に作るくぼみであるディンプルは、ネクタイを立体的に見せるとともに洗練されたイメージを引き立てます。

また、ネクタイの細部に施すものであるため、先輩社員から「細かい身だしなみに気を遣えている」と好印象を持たれやすくなります。ネクタイを結んだ際に指で押し込むだけで簡単に作れるため、最後の仕上げとしてディンプルを付けてみましょう。

入社式でネクタイピンは着用してもよい?

入社式でネクタイピンを着用するのは問題ありません。本来ネクタイピンは、着用する際にねじれないよう固定するためのものです。そのため、お辞儀や移動の際にネクタイが曲がるのを防げるように、入社式でネクタイピンを着用してもよいとされています。

場の雰囲気にふさわしいネクタイで入社式に参加しよう!

場の雰囲気にふさわしいネクタイで入社式に参加しよう!

フォーマルな場である入社式だからこそ、当日は上司や先輩社員に失礼のないよう身だしなみに気を遣うことが大切です。本記事で紹介したネクタイの選び方やマナーなどを踏まえて、入社式にふさわしいネクタイで参加しましょう。

※掲載のAOKI商品はコーディネートの一例です。在庫状況により商品がない場合がございます。

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