【入社式で必要な持ち物】あると便利なものと当日の流れも一緒にご紹介

【入社式で必要な持ち物】あると便利なものと当日の流れも一緒にご紹介

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社会人の大切な門出である入社式で、どのような持ち物を持っていけばよいか迷う方もいるのではないでしょうか?今回は、入社式の必需品やあると便利な持ち物などをご紹介します。入社式の流れや服装のマナーなども併せて解説するので、入社式に備えて持ち物を準備しましょう。

入社式とは門出を祝福する式典

入社式とは門出を祝福する式典

入社式とは、入社辞令の授与や役員の挨拶を行う会社が新入社員を歓迎するための式典です。新入社員にとって社会人になるための第一歩となり、組織への所属意識を高められる貴重な機会です。企業や先輩社員にとっても新たなメンバーに理念や思いを共有する、大切な式典といえるでしょう。

入社式と当日の流れ

入社式と当日の流れ

入社式当日は、式典以外にもいくつか細やかな行程があります。一般的な当日の流れをご紹介します。

入社式の流れ

  • 1.開式の言葉
  • 2.社長の挨拶と祝辞
  • 3.入社辞令の授与
  • 4.新入社員の答辞
  • 5.写真撮影
  • 6.閉式の言葉
  • 7.入社に際してのオリエンテーション
  • 8.懇親会

入社式は午前に開催し、記念の写真撮影も含めて1時間半ほどで閉式となる流れが多いです。その後は、入社にあたってのオリエンテーションや懇親会などを一日のうちに行います。入社式の日は具体的な仕事を行うことはほぼなく、会社の一員としての心構えや意識を高める日であると認識しておくとよいでしょう。

社長の挨拶と祝辞

開会の言葉で入社式が始まり、まずは社長や会長など会社の代表者が挨拶と祝辞を述べます。会社のトップが直接激励の言葉をかけて、新たなメンバーに思いを共有したり新入社員のモチベーションを上げたりしたいと考える会社が多いです。

また、入社式の様子を社内の広報や社外へのPRとして伝える会社も多く、既存社員にとっても大切な慶事となります。

入社辞令の授与

正式に会社に入社するための手続きの一環として、入社辞令の授与を行います。主に会社の代表者が、お祝いの一言を添えつつ新入社員一人ひとりに辞令を手渡しする流れが一般的です。入社辞令には、入社日と氏名、会社名、所属先などが記載されています。

正式な文書の授与によって、改めて社員の一員となったことを実感したり責任感が高まったりする機会となるでしょう。

新入社員の答辞

入社式の開催と辞令の授与に対して、新入社員がお礼の言葉や入社に際しての決意を述べます。少人数の場合は一人ひとり、新入社員が多い場合は代表者が挨拶を行う例が一般的です。答辞では、会社のメンバーとして迎え入れてくれたことへの感謝や抱負などを、自分の言葉でしっかりと伝えると好印象になるでしょう。

会社や入社式の規模によって新入社員の挨拶の内容が異なりますが、軽く自己紹介や長所、趣味などを伝える場合もあるため、過去の事例を見て練習しておくと安心です。

記念の写真撮影

閉会の言葉とその前後で、多くの会社が入社式の記念として写真撮影を行います。役員と新入社員で撮るケースが一般的で、会社によっては社員全員が集合して撮影する場合もあるでしょう。入社式で撮影した写真は数日後に新入社員に配られたり、会社の広報に掲載されたりします。

入社に際してのオリエンテーション

入社式が閉会したら、入社に際してのオリエンテーションを行う会社が多い傾向です。オリエンテーションでは、主に事務書類の提出や業務内容の確認、入社後の研修についての説明があります。

保険証の交付や福利厚生面、就業規則など社員として働くに当たって重要な事務手続きが多いので、しっかりと説明を聞いて対応しましょう。

オリエンテーションの内容

  • ・事務書類の確認
  • ・業務内容の確認
  • ・研修の説明

懇親会

入社式当日の締めくくりに、同期や役員、先輩社員で懇親会を行います。新入社員がリラックスして馴染めるようにしたり、仲間として改めて歓迎したりといった目的で懇親会を開く会社が多いです。特に規模が大きい企業では、直接役員と新入社員が対面する機会も少なく、双方にとってよい機会となります。

先輩社員の体験談やアドバイスを聞いて、会社で働くイメージもはっきりしてくるので、緊張せずにリラックスして臨んでみてください。

入社式で必要な持ち物

入社式で必要な持ち物

入社式では、オリエンテーションで提出する書類をはじめとして、身だしなみを整えるための持ち物もあると便利です。ここでは、入社式当日の必需品と、あると便利なアイテムをそれぞれ詳しくご紹介します。

入社式においての必需品

入社式当日は、以下の持ち物が必需品となります。

入社式の必需品の持ち物

  • 1.A4の書類が入るバッグ
  • 2.提出書類
  • 3.筆記用具・メモ帳
  • 4.身分証明書
  • 5.名刺入れ
  • 6.印鑑
  • 7.A4サイズのクリアファイル

持ち物は会社によって細かく異なりますが、特に必要なのが提出書類と身分証、印鑑などです。記入が必要な書類や資料は事前に会社から持ち物の通知があるため、指示に沿って準備しておきましょう。

筆記用具やメモ帳などの持ち物は、オリエンテーションの際に使用します。不明点があれば必要に応じて都度メモし、入社後に見返すようにすると安心です。

入社式であると便利な持ち物

必需品以外にも、ハンカチとティッシュ、手鏡など身だしなみを整える持ち物を準備しておくと役立つ場合があります。入社式では多くの先輩社員と接する機会が多いため、ヘアスタイルや服装に汚れがないかなども細かくチェックしておくと好印象です。

雨天時は折りたたみ傘を用意したり、女性は念のために予備のストッキングで伝線対策をしたりと、持ち物の準備を万全にしておくと心に余裕を持って入社式に参加できるでしょう。

入社式であると便利な持ち物

  • ・ハンカチとティッシュ
  • ・手鏡
  • ・モバイルバッテリー
  • ・折り畳み傘
  • ・A4サイズのサブバック
  • ・女性は予備のストッキング

入社式前日までに準備すること

入社式前日までに準備すること

入社式に参加する際は、当日の持ち物だけでなく事前準備もしっかりと行うことが大切です。ここでは、入社式の前日までに確かめておきたいことや持ち物などをご紹介します。

入社式の場所と時間の確認をする

入社式が開催される場所と時間は、前日までにしっかりと見直しておくと安心です。思い込みで会場や日時をチェックして、当日に慌てたり遅刻したりといったとトラブルを防げます。地図で入社式の場所を確認し、最寄り駅から会場までの経路や時間も逆算しておくのがおすすめです。

電車が遅延する場合もあるため、早めに会場に到着するよう備えておくとよいでしょう。

自己紹介の内容を考える

入社式の挨拶やオリエンテーション、懇親会などで自己紹介をする機会が多いため、話す内容を考えておくとスムーズです。入社式での自己紹介は、氏名、趣味、抱負など簡潔かつ短めに行うのが一般的です。

会社側から内容を指定される場合もあるため、いくつか自己PRのパターンを練習し、必要であればメモして持っておくとよいでしょう。緊張しやすい方は、鏡の前でゆっくりハキハキと話す練習をしてみてください。ほがらかな表情を心がけるのも大切です。

辞令の受け取り方を練習する

入社辞令を受け取る際に慌てないよう、前日までに何度か練習しておくのがおすすめです。一般的な入社辞令の受け取り方は、以下の流れで行います。

入社辞令の受け取り方

  • 1.名前を呼ばれたらはっきりと返事をする。
  • 2.椅子から立ち上がって発令者の前まで向かう。
  • 3.発令者に向かって一礼を行う。
  • 4.発令者が辞令を読み上げる。
  • 5.一歩前に出て左手・右手の順番で辞令に手を添えて受け取る。
  • 6.一礼して二歩下がる。
  • 7.回れ右をして席に戻り着席する。

辞令を受け取る際の足の進め方や受け取り方には、ビジネスマナーとしての決まりがあります。しっかりと背筋を伸ばした姿勢で、正しく受け取れるように所作を身につけておくと好印象です。

持ち物をチェックする

事前に準備できる持ち物はバッグの中に揃え、前日に忘れ物がないか二重チェックすると安心です。企業から通知があった持ち物は特に入れ忘れがないよう注意し、万全の用意をして入社式に臨みましょう。

入社式をはじめとしたビジネスの場では、A4サイズの提出書類や持ち物が入る大きさのかっちりとしたバッグに持ち物を入れるのがおすすめです。配布される資料や持ち物がよれたり汚れたりしないよう、美しい状態で持ち運ぶようにしましょう。

入社式の服装の選び方や持ち物に関するマナー

入社式の服装の選び方や持ち物に関するマナー

入社式では、ビジネスの場にふさわしい清潔感のある身だしなみで臨むことが必要です。ここでは、入社式におすすめの服装や持ち物に関するマナーなどを解説します。持ち物と合わせて参考にしてみてください。

入社式ではスーツを着用するのが基本

入社式の服装に指定がない場合、就活時と同様にリクルートスーツを着用するのが基本となります。黒または紺などのベーシックなカラーのスーツに、シャツを合わせてフォーマルな装いで参加すると好印象です。

会社によっては、オフィスカジュアルや私服指定にする場合もあります。これは、ラフな社風であったり新入社員にリラックスして参加してもらいたかったりといった理由が多いようです。

もしカジュアルな服装の指定があった際も、ジャケット+シャツorブラウスなどビジネスマナーに沿ったアイテムを選び、清潔感のある服装にするとよいでしょう。

持ち物はビジネスマナーに沿ったアイテムを準備する

持ち物全般に共通して、ビジネスマナーに沿ったアイテムを準備するのがマナーです。ビジネスでは派手なデザインや色味は避け、相手にも好印象な装いにするのがポイントとなります。

アクセサリーやネクタイ、ハンカチなどを選ぶ際に個性を主張しすぎていないかチェックして、大人らしいアイテムで自分をアピールしてみましょう。

ビジネスマナーにふさわしい身だしなみに整える

入社式では、持ち物だけでなく身だしなみもビジネスマナーを意識して整えましょう。髪の毛のスタイリングやメイクなどは清潔感を第一に考えて、好印象を与えるよう意識することが大切です。メンズ・レディースに分けて身だしなみのポイントをまとめたので、参考にしてみてください。

メンズ

入社式での身だしなみのポイント

  • ・髪色は落ち着いたカラーにする。
  • ・髪の毛が顔にかからないようスタイリングする。
  • ・ヒゲはきれいに剃る。

レディース

入社式での身だしなみのポイント

  • ・髪色は落ち着いたカラーにする。
  • ・髪の毛が長い場合は1本に結ぶ。
  • ・髪の毛で顔が隠れる場合はヘアピンで留める。
  • ・メイクはナチュラルにする。

入社式の持ち物や流れを知って万全な準備で参加しよう

入社式の持ち物や流れを知って万全な準備で参加しよう

社会人としての門出をお祝いする入社式は、自分にとっても会社にとっても大切な行事となります。会社から提出が指定された持ち物や身のまわりの便利な持ち物など忘れ物がないかをしっかりと確認しておくと、慌てずに余裕をもって臨むことができるでしょう。

前日までに持ち物や会場までのルートをチェックして、万全な気持ちで入社式に参加してみてください。

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