
内定式の基本の持ち物チェックリストをご紹介!事前に確認して必要なものを準備しよう
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就職活動が一区切りつき、いよいよ迫る内定式。当日の持ち物に悩む新社会人も多いのではないでしょうか?今回は、内定式に必要な基本の持ち物についてご紹介します。当日までに確認すべきことや内定式に関するよくある疑問点も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
社会人への第一歩!内定式とはどんな行事?

内定通知をもらった学生を対象に、各企業が実施する一大イベント「内定式」。まずは、内定式とはどのような意味を持つイベントなのかについて解説していきます。
正式な内定通知を渡すための式典
内定式とは、採用予定の学生に対して各企業が正式な内定通知を渡すための式典です。内定式までの間は各企業の採用担当と書面による正式な労働契約を交わしていない、いわゆる「内々定」の状態にあります。
多くの企業では内定式にて採用通知書などの書類を渡し、労働契約を交わすため、正式に採用先の企業の社員となるのは内定式からと言ってもよいでしょう。
入社のモチベーションを高めてもらうためのイベント
他にも各企業が内定式を行うのは、これから正式に社員となる学生に入社のモチベーションを高めてもらうという意味も含まれています。内定をもらってから入社するまでは少し期間が空くことが多いため、不安になってしまう学生も少なくありません。
学生へ入社先の企業の魅力を理解してもらうとともに、先輩社員との交流を通して、実際に働き始めたときのイメージを深めてもらうために内定式を行う企業もあります。
一般的な内定式の内容

さまざまな目的で行われる内定式ですが、一般的にどのような内容なのでしょうか。ここからは、一般的な内定式の内容についてご紹介します。
内定書の授与
内定式のメインイベントといえるのが「内定書の授与」です。授与の方法は企業によって異なり、学生一人ひとりに手渡しされる場合もあれば、学生のうち一人が代表者として書類を受け取ることもあります。
内定書授与の際には、他の学生や各企業の役員の前に立って受け取ることになるため、社会人としてふさわしい姿勢・所作ができているかをチェックされていると言っても過言ではありません。そのため、持ち物だけでなく、当日の身だしなみや所作にも注意しましょう。
社長・役員の挨拶
内定式では、各企業の社長や役員が挨拶を行います。内定を獲得した学生へのお祝い・歓迎の言葉とともに、これから入社する企業に関する簡単な説明をする場合があります。
企業の今後の展望についても話してくれる場合もあるため、入社後のイメージを深めるためにもしっかり聞いておきましょう。
入社までのスケジュール・事務案内
内定式では内定書の授与に加えて、入社までのスケジュールや事務案内がされるケースも少なくありません。入社までに準備すべき持ち物の連絡に加えて、企業によっては制服の貸与時期・必要書類の提出締め切りなどが伝えられる場合もあります。
持ち物や制服、必要書類に関する情報をしっかり聞いていないと、入社後のトラブルにつながる場合もあるため、説明の内容はしっかりメモを取るようにしてみてください。
先輩社員・同期との懇親会
企業によっては、内定式の最後に先輩社員・同期との懇親会を行う場合もあります。学生が抱える入社後の不安を払拭するため、これから所属する部署の先輩や他の同期と顔を合わせたり一緒に食事をしたりすることが一般的です。
内定式に必要な基本の持ち物チェックリスト

内定式当日までには、持ち物を確認しておくことが大切です。ここからは、内定式に必要な基本的な持ち物をチェックリスト形式でご紹介します。リストを確認しながら持ち物の準備をしてみましょう。
内定式に必要な基本の持ち物チェックリスト
- ・提出書類
- ・筆記用具・メモ帳
- ・印鑑
- ・クリアファイル
- ・予備のストッキング(スカートスーツの場合)
- ・A4の書類が入るバッグ
提出書類
入社先の企業への提出書類は、内定式において必須の持ち物です。準備すべき書類は企業によって異なりますが、主に内定承諾書や卒業見込証明書、配属希望アンケートなどが挙げられます。
どれも労働契約の締結や入社手続きの際に必要な持ち物となるため、事前に必要事項を記載したうえで忘れ物をしないようにしましょう。
筆記用具・メモ帳
筆記用具・メモ帳は、内定式で伝えられた連絡事項を記録したり、必要に応じて書類にサインしたりするときに必要な持ち物です。筆記用具については、油性ボールペンなどの書いた文字が消えにくいものを用意することが一般的です。
印鑑
筆記用具とともに、書類へのサインに必須の持ち物が印鑑です。内定式で記載する書類には認印による学生の捺印が必要になる場合があります。また、正式な書類の書き損じがあった場合の修正時でも必要です。
簡易な書類であればシャチハタでも問題ありませんが、公的な書類や届出書の場合はシャチハタが使えない場合もあります。ゆえに、内定式当日の持ち物には念のために朱肉で捺印するタイプの印鑑も一緒に持って行きましょう。
クリアファイル
クリアファイルは、内定式にて提出する書類をきれいに保管しておくために必要な持ち物です。また、内定式ではさまざまな書類を受け取る場合もあるため、A4サイズ程度のクリアファイルがあれば、もらった書類を汚すことなく持ち帰れるでしょう。
予備のストッキング
スカートスーツの場合、内定式の会場までの移動中などで万が一ストッキングが伝線したときのため、持ち物として予備のストッキングを準備しておくことをおすすめします。
A4の書類が入るバッグ
ここまで挙げた持ち物に加えて、内定式当日にはさまざまな書類を受け取る場合もあるため、たっぷり持ち物を収納できるように「A4の書類が入るバッグ」も事前に準備しておきましょう。
面接で使用していたリクルートバッグや黒のビジネスバッグなどを用意すれば問題ありません。
内定式当日までに確認しておくべきこと

内定式までの間には基本的な持ち物だけでなく、さまざまな点を確認しておくことが大切です。ここからは、持ち物以外に内定式までに確認しておくべきことを解説していきます。
当日の服装
内定式の案内メールが届いたら、当日の持ち物と一緒に「服装」も確認しておきましょう。内定式は基本的にスーツで参加するため、就職活動時のスーツをそのまま着用しても問題ありません。尚、企業の意向によっては私服での参加がOKな場合もあります。
私服で内定式に参加する場合は、ビジネスカジュアルやスマートカジュアルと呼ばれるような、ビジネスの場におけるマナーを踏まえた清潔感のある服装がおすすめです。
内定式当日の時間・会場
内定式当日に遅刻をしないように「内定式の開始時間・会場の場所」も、持ち物とあわせて確認しておきましょう。
企業によっては本社ではなく、イベント会場や展示場などで内定式を行う場合があります。場所とアクセスルートを事前に確認し、当日に落ち着いて移動できるようにしましょう。
採用担当者の名前・企業研究の内容
採用担当者の名前や、就職活動時の企業研究の内容についてもチェックしておくことがおすすめです。
内定式では企業に関するさまざまな話を聞く機会があります。あらかじめお世話になった採用担当の社員の名前や企業研究の内容を振り返っておくことで、社員から聞いた話をより深く理解しやすくなります。
オンライン内定式であればインターネット環境の整備
オンライン内定式の場合は、インターネット環境も事前にしっかり整備しておきましょう。内定式の途中で通信が途切れてしまうと、せっかくの社長・役員の話が聴き取りにくくなります。
内定式に関するQ&A

内定式を控えた学生にとって、内定式までの間は持ち物や服装以外にもさまざまな不安を抱えてしまうでしょう。ここからは、内定式に関する疑問点についてQ&A形式で解説していきます。
内定式を欠席しても大丈夫?
内定式を欠席したからといって、内定取り消しにつながるわけではありません。しかし、内定式では入社までに必要な手続き・持ち物に関する重要な連絡がされるうえ、先輩社員たちと交流できるよい機会であるため、できるだけ参加するようにしましょう。
内定式を行わない企業もある?
企業によっては、経費削減などの理由により一般的な企業で行われるような内定式を実施しない場合もあります。
しかし、会場やオフィスでの内定式をしない代わりに、オンラインでの親睦会やオリエンテーションなどを通して、入社までに準備すべき書類や持ち物についての連絡をすることがあります。
内定式の案内メールにはどう返信する?
企業から内定式の案内メールが届いたら、出席する旨と、内容を理解していることを示すために、会場の場所・持ち物・注意点について記載し、返信しましょう。参加するにあたって疑問点があれば、改行したうえで質問事項を記載します。
万が一欠席する場合は、欠席する理由や事情を記載のうえ、入社までに必要な手続きや持ち物についても併せて聞いておきましょう。
内定式までに必要な持ち物をしっかり準備しよう

内定式は、新社会人としてのスタートを切るための大切なイベントの一つであるため、当日必要な持ち物や事前に確認すべきことをしっかり確認しておくことが大切です。
今回ご紹介した持ち物チェックリストを参考にしながら、内定式当日までにしっかり必要な持ち物を準備しましょう。